Tは箱根に1泊出張です。
出張先は、いつも箱根か熱海なのです。
会議に集まる人数が100人を超えるそうで、それもあちらこちらから集まりますので、収容可能なホテルは、大きな温泉ホテルになるようです。
そのような訳ですが、今日は大きい姉さんも出勤ですので、海鮮丼はお預けです。
トマト、玉葱、レタス、豆苗、ツナで、薄口醤油のタレを作りました。
冷や奴です。
たまに食べたくなる甘めの卵焼きは、インゲンを入れて焼きました。
海蘊もあるし、キムチもあるし、女二人の献立は簡単です。
8月は、月初から飲み会が多く、予備費が足りませんでした。
出張の往復交通費の立て替えと、会議後にある、交流会という名目の飲み会代を合わせて、一万円欲しいと言われたのですが、交通費だけ渡しました。 飲み会代は、小遣いから持って行きました。
交通費と出張手当ては、後日支払われます。
出張手当てよりも出費が多いと赤字です。少なければ、差し引いた分が黒になりますが、今まで黒になった事はありません。
予備費からは、他にも、パズーやアタシの医療費など捻出したいのですが、実際は、全てTの立て替えで消えてしまいます。
ですので、結局は自分のお金を使っています。
しかし、その事をTには言っていません。
理由は、アタシや大きい姉さんに僅かではありますが、貯金がある事が知れてしまうからです。
お金があると判ってしまいますと、Tは節約をしなくなってしまいますし、予備費は全部一人で使えると思ってしまうからです。
また、貯金がいくらあるのかを知りたがります。
借りる癖がついてしまっていますので、貯金があれば借りようとする可能性があるわけです。
そのような隙を見せますと、少しくらいギャンブルに使っても大丈夫なんだと考えます。
これは避けなければなりませんので、家族全員がギリギリなんだという事を貫いているわけです。
本など、目立たない物は買いますが、家電など、大きな買い物はしないようにしています。
全員が一所懸命節約をしているんだと、そういう事が、伝わる工夫です。
予備費は家族皆なの予備費。だから、自分の飲み代を1回でも減らして、「たまには珈琲の1杯くらい飲んでおいでよ、何処にも出掛けないんだしさ」とか、「予備費を貯めて、孫に誕生日プレゼントを送ろうよ」という発言が出ないものかなと頑張ってはいるのですが、今のところ、そういう発想は無いようです。
これは、ギャンブル依存症になってから顕著になりましたが、それ以前からの性質です。
自分の為だけではなくて、時には家族や、お世話になっている人々の為に、身銭を切るという事は、余ったお弁当をいただいて持ち帰るのとは違う事です。
自分の労働で得たお金を、人に喜んでもらう為に使うのです。
自分の得にならないと考える人もいるかと思いますが、そんな事はないのです。
誰かが喜ぶ姿を見る事は、自分自身の気持ちにも喜びとなって蓄積されます。 人生で得られる貴重な体験だと、アタシはそう思っています。
今日も無事に暮れました。ありがとうございます。
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