2017年8月8日火曜日

我 ふみ人となる


 漢字が書けない。
読めても書けない。
えらいこっちゃである。

家計簿や簡単なメモは書けるのだが、いざ手紙を書こうと思ったら、漢字が書けず、携帯片手に確かめながら書かねばならないという危機的状況にある事が判った。

もう、世の中の進歩には追い付きそうも無いし、少しアナログな事をしようと決めた。

そして、恩師に手紙を書いてみたのだが、2日がかりだ。

便箋も封筒も残り僅かで、とにかく、水性ボールペンを、大きい姉さんに買ってきてもらった。

携帯やパソコンでのメールは、書いているのではなくて、入力しているだけなのだと実感した。

もちろん、それで事足りるわけだが、せっかく思い立ったのだから、手紙を書く人になろうと思う。

そう思って、便箋をネットで物色していたら、村を見つけた。

個人情報の流出を心配せずに、文通が出来る 村だ。

事務局に手紙を送ると、村人に転送してくれる。

早速申し込んでみた。

そうしたら、さっき、村民としての住所が届き、知らない所に住む、知らない村民の検索が可能になった。

アタシの住所は お江戸だ。
手紙は、ニックネームでやり取りするシステムだ。

「入村手続きが完了しました。文通生活を楽しんでください」

さて、どこに住むどなたに書いてみようか。迷う。

我 ふみ人となる。

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