2017年10月31日火曜日

トマトにお味噌

今夜は簡単2品。

牛の削ぎ切りは、キャベツと茄子と一緒に塩コショウ炒めに。

厚切り大根は、生で冷凍してありましたので、10分で柔らか。
それをトマトシチューに丸ごと入れてあるわけです。

トマトはカットトマトですが、コーンと少しのお水で煮立ててから、白の麦味噌で味付けしてあります。

トマトにお味噌、特に白味噌の甘口を加えると、とても美味しくなります。

パスタやピザのソースにもなりますし、他の野菜を煮込んでも良いです。

お味噌で味付けしてあることは気付かないかもしれません。

今朝は早くから長電話で、時間が無くなってしまいました。

来年81になるSさんからでした。

ご長男の商売が上手く行かず、ローン返済中のマンションを手放す事ですとか、御自宅が区画整理で代替え地を与えられるようなのですが、その土地が北向の横長で、快適に暮らせる家を建てられないことですとか、色々です。

ご高齢ですので、住まいが定まらないのがストレスで、体調がすぐれないのだそうです。

もう一人息子さんがいらっしゃいますが、無職なのです。

区画整理の事はよく解りませんが、快適に過ごせる住まいの補償無しに、こういう高齢の方を移転させるのは気の毒です。

介護付き高齢者住宅も、毎月の使用料が高いので驚きました。

そもそも、家が建てられない代替え地って言うのがおかしな話ですね。

そんなこんなで、立ち退かない世帯も多いそうで、仮住まい用の仮設はがら空きのようです。

年老いた親の為に、新たな住宅を建てる跡継ぎの世代が、ゆとりが無いわけですから、怒りのやり場がありませんね。

暮らせるだけの年金があるのが救いです。

事故渋滞

道玄坂上側から、黄金色になり始めた銀杏を眺めながら進んだら、随分な人集りの向こうに、パトカーやら救急車だ。

ヘリコプターが飛び回っていると思ったら、タンクローリーが人身事故を起こしたらしい。

通行止めで、渋滞になっていた。

車も自転車やバイクも人も、途絶える事が無いメインストリートで、事故は、何年か前の、高速道路の橋桁下火災があった場所からほど近い。

どんなに気を付けていても、いつもどこかで事故が起こっている地域なので、巻き込まれる事はあっても、絶対に安全な経路は無いのである。

人が少ない路地裏でも、道幅ギリギリの車が、かなりのスピードで走っているし、コインパーキング近辺も危ない。

あっちへヨロヨロこっちへヨロヨロと歩くアタシとパズーの散歩も命がけだ。

今日は無事に戻ってきた。

まだヘリコプターの音が聞こえている。

2017年10月30日月曜日

さよならフラッシュ

いつもより早く帰宅したTは、食事が済むなり、ベッドの下に収納していた飛行機の掃除を始めた。

飛行機と言っても、ラジコン飛行機の事だ。

衣類を処分してまで、これだけは絶対持ってくると、引っ越してくる時にも持ってきたのだ。

「あげるのよ、インターネットで欲しい人見つけたの。」

へーっ。ただで?

すると、Tは天井を向いて爆笑したのである。

「良くわかるね~。」

当たり前だのクラッカーだ。

ただであげる訳がない。

「片手よ」

5万か‼??? デカシタ!

「違うよ~。5千円ですよ。渡します渡します。貴女に渡しますよ。」

当たり前だのクラッカーだ。

初めての人なので、交番の前で待ち合わせ。案外と用心深く、機体を持って5千円を受取り、それをアタシに渡してから、次に翼を持っていった。

既に製造中止のこれは、フラッシュというラジコン飛行機だそうで、高価では無いが人気らしい。

さよならフラッシュ記念撮影。

5千はTのマイナス口座へ入金する。

ロードバイクを買うからだそうで、どうもロードバイクを欲しい気持ちはホンモノらしい。

ラジコンを飛ばしているところは見たことがあるが、動かしているのはリモコンを操作する指くらいのものだ。

荒川に墜落させてしまった時は、着衣のまんま、走って川に飛び込んでいた。
そうしたら、河川敷をねぐらにしていた野うさぎが驚いて、2匹も跳び上がったから、まだ子供だった大小姉さんは大笑いしていた。

ロードバイクを趣味にしたら、運動量が増えて身体にも良いかもしれない。

多分、休みがあったら一日中ロードバイクから離れないであろう。

整備士の免許も持っているTは、凝り性なのだ。

自家用車を所有していた時もそうだった。

車から離れない。

素麺が茹だったよーーっと窓から叫んでも帰ってこない。

3度叫んでも戻らなかったから、頭にきたアタシは、やっと戻ったTの頭に 、素麺をぶちまけてやったこともあるのである。

ほうれん草って

今日も美味しく炊けました。

薩摩芋入りの炒り鶏に、ほうれん草と卵の副菜、お味噌汁は、ワカメと油揚げに長ねぎです。

しっかり束になったほうれん草を買ったのですが、値上がりだそう。

おまけに、ほうれん草って、火を通すと 本当にひと口で食べてしまえるくらいにちっちゃくなりますね。

そんな理由もあって、小松菜を買う事の方が多いのです。

これで、七種類の野菜と、二種類の穀物、海草と発酵食品お味噌も食べました。

それにしても、ほうれん草って…縮みスギ~

木枯らし一号

陽射しを写したら、ほの赤い花が映った。

まぐれで映ったのだが、綺麗だ。

晴れ渡り、しかし北からの強風で、例年より10日早い木枯らし1号だそう。

今年は寒くなるのかもしれない。

向かい風の道を避けても、強風に煽られて、帽子を片手で押さえながら歩いてきた。

小さなパズーは、それでも一所懸命に前進して、もう帰ろうよと言っても、目的の電信柱に向かってアタシを引きずって行く。

散歩させられているのはこっちの方だ。

大好きなボン君の匂いを追いかけて、ただ一目散に歩いているのである。

ひと通りの匂いを嗅いで、次は何処へ向かうのかと思いきや、当たり前のように八百屋さんに向かった。

ピーマンとほうれん草を買って、やっと帰りついたら、今度は駐車場を嗅ぎ回っている。

木枯らしと読んで字のごとく、枯れ葉が舞い落ち、今年もどんぐりが頃がっていた。

木はどっしりとそこに佇み、まるで意思があるように、風に吹かれている。

動物や植物は、自然に逆らわない。

早く帰ろうとも言わない。

人間よりずっとずっと強いのである。

暮らしの音

玄米にしてほしい と、大きい姉さんの要望で食の見直しをした。

面倒なようで、実はそうではなく、炊けたご飯を保温に移し変えたら、さっさと鍋を洗って、翌日のお米を浸す。

たった1つの事を変えただけなのだが、もう少ししてから研げば良いやと、適当にしていた米研ぎも無くなって、手が荒れる心配も無くなって、炊飯器任せに出来ない分、台所仕事の順番まで変わってしまった。

鍋ばかり増やしては、手狭な空間がますます狭くなる。
手持ちの鍋は、それぞれの役割分担が決まっている。
特に、圧力鍋の使用頻度が増えたので、とにかくご飯を炊く。
その間に野菜を刻んで、ご飯が炊けたら、また別の煮物をしたり、フライパンを使ったりして、パズーのお肉か魚を茹でたら、同じ小鍋でお味噌汁の準備だ。

シュッシュシュッシュと重りが揺れ、湯気が立ち上ぼる。

一通りが済んだら、後はもう、食事時まで、パズーの散歩以外は自分の時間に集中するのである。

おかわりおかわりで、お弁当のご飯が余らなかった。
それで今、慌てて、少し残っていた白米を炊飯器にセットしてタイマーをかけた。

いつの間にか風雨がピタリと止んでいる。

最後に換気扇を回して、煙草を飲みながらひと息つく。
ひと息つきながら、明日の献立を考えて、それから換気扇と灯りを落とすと、暮らしの音が眠りに入るのである。

今日為すべき事は今日中に終える。

ここでスッと眠れたら良いのだが、実はこれから一時間か二時間は、至福の時なのである。

夜の帳の中で、布団にくるまって、あれこれととりとめのないことを想う。

明日はどんな1日にしようか。

足元に丸くなって、パズーも寝息をたて始めた。

今日は何色だったか?

秋深く、えんじ色のようだった。

今日は何をしたか?

家事をこなし、針を進めた。仕事もした。

何の為に?

明日を生きる為に。

2017年10月29日日曜日

圧力鍋に軍配

お湯に浸けて18時間。
今日は圧力鍋で玄米を炊きました。

圧力鍋に付いていた取り扱い説明書は無視です。

嗅覚と勘が頼り。

やはり、予想通り、圧力鍋に軍配があがりました。
断然美味しいです。

うちは電化IHですので、電気代も節約になります。
火にかけてから25分で炊き上がります。

圧力鍋がある方は参考に、無い方は、購入をお薦めします。

サッと洗った玄米を40度(ぬるめのお風呂くらい)のお湯に浸けますが、お湯はたっぷりです。
さのまま圧力鍋の蓋を閉めて放置します。

朝、1度冷めたお湯を棄てて入れ替えて下さいね。 最低18時間、理想は24時間放置です。
夏場は発酵してしまいますから30度で良いかと思います。

さて炊こうと思ったら、玄米をザルにあげて水を切り、鍋へ。水は、お米3合なら3杯半くらいです。

強火にかけて、重りが振れたら(5分)弱火で15分。そして、一気に強火に戻して5分です。
少し香ばしい香りがしてきたら、火を止めて、圧が下がるのを待ちます。 この香ばしい香りは、鍋底に、少しお焦げが出来る程度ですので、焦がさないように。

圧が下がったら炊飯器で保温です。

今夜は、白花豆と豚と白菜の塩煮。

ブロッコリーと玉ねぎのサラダ。

お味噌汁は麦味噌で、人参としめじと長葱にしました。

アタシは豚を避けて、白花豆と白菜だけです。

食べごたえがありますので、ご飯も軽めにしました。

自分の適量は知っておいた方が良く、満腹から徐々に腹八分目にすると、苦しい思いをせずに済みますし、七分目まで持ってこられると、自然に快適さを感じられるようになります。

お酒は、ワイン好きですが、グラスに2杯~3杯です。 もっと飲めますが、今年はお正月から飲んでいません。
わざわざ買う程は飲みたくはなくて、披露宴のようにフレンチだったり、イタリアンでアラカルトなんていう場合は、赤と白を適度に飲み分けます。
好みは、苔むしたようなクセのある赤です。
銘柄もなにも判りませんが、2000円前後のワインになると美味しいと思う事が多く、数百円の甘いやつは、悪酔いします。

日本酒も飲めます。
冷やが好みで辛口派です。 名前は忘れましたが、富山のお酒は美味しかった。
若い頃、高価な越乃寒梅を一升、Tと開けました。 くたばったのはTで、引きずってタクシーに乗せて帰った記憶があります。
飲み比べたら、アタシの方が強いと思います。

大きい姉さんはあまり飲めず、飲みに行くなら小さい姉さんです。

行き付けのバー 異次元は無くなってしまいましたが、 また機会があったら、真夜中まで飲んでみたいものです。

来年は、昔の同期と行きたいな。今年はお誘いを何度かお断りしていて、理由はハズーの留守番です。

今月も、同期の男友達からの誘いも、A君のお誘いも行けませんでした。

残念よね。

相合い傘

厳重装備で降りたら土砂降り。

今夜にかけて関東接近だそうで、参ったねと言いながら、パズーと相合い傘で一回り。

空中の雨を写すのは難しく、アスファルトに打ち付ける水しぶきしか撮れない。

それにしても、なんという10月だろう。

降って降って降りまくりのまま、もう11月になろうとしている。

通勤のウィークデイではないのが救いだが、我が家では、Tも大きい姉さんも出勤なのである。

そして、二人とも傘は持って出たが、乾いた傘を元通りに巻かないところなどが良く似ている。

片付け係はアタシなのである。

親子だから、似ているところがあって当たり前で、脱いだ靴を戻せないとか、その辺りが受け継がれている。

小さい姉さんは、骨格が似ていて、片付けないところは似なかった。

じゃあ、二人がアタシから受け継いで似たところはどこだろうかと考えてみたが、これが自分の事となると、何故か思い浮かばないから不思議だ。

少なくとも、チビは似ずに、二人とも160センチを越えた。

顔付きが似ているだろうか?
それも判らない。

何れにしても、二人はきっと、変な親に育てられたと思っているに違いないから、どちらにも似ていたくはないだろうと思う。

飼い主に似ると言われるが、パズーはアタシによく似ているような気がするのである。

2017年10月28日土曜日

喧騒と静寂

ベルを鳴らせば音が鳴る。
当たり前の事である。

ベルは勝手に鳴ることは無いから、置いておくだけならば、全く音を発しない。

此処は、都会の中でも繁華街であり、無音になることが無い喧騒の街だ。

しかし、それなのに、時々、全く無音の中で過ごしていたのではないかと思える時がある。

普段から、テレビを見る習慣は無く、パソコンにはスピーカーさえ付けていない。

遠くで聞こえる街の喧騒は、どちらかというと好きな方なのだが、 室内では音楽も滅多に聴かない。

無音に感じるのは、針仕事などに集中している時で、音だけではなく、気持ちも静まっている。

夏にお寺さんに出向いた時に、静寂を経験した。

実際には都心の中で、なにがしかの音は聞こえていたのかもしれないが、あの時の静けさが忘れられずに居る。

その静寂は、確かに音だけではなくて、歴史を重ねた建物、塵ひとつなく掃除された清々しさ、そこから生まれる空気、住まう人の心の落着きから成り立っていたように思う。

副住職さんの動きや話す言葉はとてもゆっくりで丁寧で、自ずとこちらも同じようなペースになる。
交わす会話が、静寂を壊さないように、静かに静かに。

静寂が脳に与える効果は、ずいぶん前から研究されていて、ストレスを和げる効果があるとされるヒーリング音楽よりも、だった2分の静寂の方が有効だという研究結果が発表されている。

防音硝子を張り巡らさなくても、心の持ちようや集中力、動作などで、静寂は作れるのだと知った。

衣食住を調え、時に心のベルを置いて、黙って読書するなり、景色を眺めるなり、目を閉じるだけでも良い。

喧騒と静寂を、うまく暮らしに取り入れる事を意識するだけでも、現代人の脳の疲労は、かなり改善するだろうと思っている。

長年、パチンコ屋の騒音の中に居たTは、右の耳が特に悪くなっている。

静寂に耐えられないから、すぐにテレビをつけるのかもしれない。

静寂に身を置くには、それに耐えうる精神力も必要だという事なのである。

玄米定食

玄米にしたいと思われていらっしゃる方は意外にたくさんいるようですね。メールいただきましたので、基本の炊き方を含めて、順番に掲載して行きます。

今夜は、鮪の角煮で生姜たっぷりです。

切り干し大根は、人参と切り昆布で薄味に。

お味噌には、小松菜、長ネギ、しめじが入っていて、米味噌と麦味噌の合わせです。

これに、ごま塩を作っておきました。

切り干し大根の煮物に、鶏を少し加えたら、鮪の角煮は要らなくなります。

その代わり、無添加の沢庵や佃煮、梅干しなどの小皿が並べば、段々と一汁一菜に近付いて行きます。

一昔前の、当たり前なお総菜になるだけで、特別な事はしません。

これが当たり前になりますと、たまーに五目寿司等を作る時に白米を使うわけですが、それが 銀シャリも美味しいなって感じに変わって行くのです。
数日中に、玄米と一緒に炊く雑穀が届く予定です。

玄米は香ばしく、味わいがあります。素朴なおかずが合うのです。

発芽玄米が売られていますが、自宅で出来ます。

今から、明日の玄米をぬるま湯に浸けます。
40度のお湯で試して見るつもりです。

芽が出る少し前の状態にしてあげると、玄米は消化も良くなりますし、またまた美味しく炊けるようになりますよ。

明日は圧力鍋で炊いてみる予定です。

HERZ ドクターズバッグ


 出張の為にTに貸したドクターズバッグ。

これは青山のHERZ(ヘルツ)で、もう10年以上前に造っていただいた。
ヘアメイクやスタイリスト業務に必要な物を詰め込めて、頑丈で機内持ち込みのサイズである。

ただし、サドルレザーなので、結構な重さがある。

どうもTは、これがえらく気に入ったようで、撫でさすっていた。



さて、皆さんにご心配をおかけしてしまったが、羽田からパチンコ屋に寄らずに、無事に帰還。

ギャンブルに行っていない日が 104日になった。

本人は、此方の心配をよそに、ケロッとしているのである。

空港で特大ソフトクリーム食べたんでしょ?
と訊いたら、何でわかるの??? と。

そんなもん、食べない方が不思議で、食べるに決まっていると思っていた。

旅行には滅多に行かないが、旅に出る時は、カートを引きずって行くよりも、こういうボストンバッグの方が、旅する気持ちが盛り上がるような気がするから不思議だ。

ハンドメイドのBAGの工房があって、そこにサンプルの旅行鞄が展示されていた。

桜丘に職場があった時の事だ。

この鞄の革の表面には、爪傷もついていて、良い味わいになっている。

当分旅行の予定は無いから、暫くはTが使う事になると思う。

中が駄菓子の屑だらけにならないようにと願っている。




2017年10月27日金曜日

宮沢賢治は食べ過ぎか?

あまりにも有名な、宮沢賢治の雨にもマケズ。

玄米を食べている人に限らず、この詩の
一日玄米四合…のくだりは、食べ過ぎじゃね?と疑問を抱く人がたーくさん居るんですね。
四合と言えば、確かに四人家族くらいのご飯の分量です。

しかし、これが書かれた時代は、食事の主役は玄米そのものでした。

そして、この詩は、最後を読むとわかりますが、 そういう人に私はなりたい!と言っています。

つまり、そういう人にはまだなっていなくて、希望なのです。

現実には、雨にもマケズが書かれた後に、若くして宮沢賢治は亡くなっています。

この詩は、岩手花巻の斉藤宗次郎という人がモデルになったと言われています。

クリスチャンになった事で、様々な迫害を受けながら、それでも花巻に住み続けて、懸命に生きたと言われて居ます。

クリスチャンになるきっかけとなった内村鑑三に呼ばれて、花巻を離れることになった日、迫害した人を含めて、たいへん沢山の人が、駅に見送りに来たそうです。
その中に、宮沢賢治が居たのです。

話は玄米四合に戻りますが、この四合の玄米は、おにぎりを六個~八個くらいかなと思います。

農作業などの肉体労働をしていたと考えると、一食に2~3個のおにぎりとお味噌、沢庵や少しの野菜は、質素過ぎるとアタシは感じます。

急に思い出しましたので、雨にもマケズ載せておきます。



雨にも負けず 風にも負けず

 雪にも夏の暑さにも負けない

 丈夫な体を持ち

 欲はなく 決して怒らず

 いつも静かに笑っている

 1日に玄米4合と味噌と少しの野菜を食べ

 あらゆることを自分を勘定に入れず

 よく見聞きし 分かり そして忘れない

 野原の林の下のかげの

 小さなかやぶきの小屋にいて

 東に病気の子供がいれば

 行って看病してやり

 西に疲れた母がいれば

 行ってその稲の束を背負い

 南に死にそうな人がいれば

 行って怖がらなくてもよいと言い

 北に喧嘩や訴訟があれば

 つまらないからやめろと言い

 日照りのときは涙を流し

 寒さの夏はおろおろ歩き

 皆にデクノボーと呼ばれ

 ほめられもせず 苦にもされず

 そういうものに 私はなりたい


宮沢賢治

咀嚼

咀嚼。とにかくよく噛んで食べる。

脳を含めて、咀嚼する事は 猿を人間に進化させた1つの要因と言われるくらい大切です。

今夜から玄米に切り替えました。 糠を一緒に食べる事になるので、 これから一汁一菜に向かうのに、主食を玄米にするのは重要ポイントです。

かなりの栄養素が摂取出来ます。

試しに、炊飯器の玄米コースで炊いてみましたら、全く問題なく、美味しく炊けました。

機能が向上していてビックリです。

圧力鍋で炊く事も考えていましたが、炊飯器でタイマーを利用すれば大丈夫です。

おまけに、お米はサーッと洗うだけなので、研ぐ必要がなくなりました。

今夜は粗挽き牛肉のトマト煮込みです。

よく噛んでいただきます。

あと何回?

いったい、あと何回此処へ出入りするんだろうか?と考えながら、本日もゆうちょのATMへ。

飲み代が足りないと、事前に連絡があって、通帳はマイナスになった。

ススキノという所が、どのくらい楽しい歓楽街なのかは知らないが、とにかくTにとっては楽しい出張だったらしい。

町内会掲示板に、落書き消し清掃のポスターが貼ってある。

消す人が居れば、また落書きする人もあとを絶たないから、いたちごっこなのである。

消せる程度のものは消す。

そういった意味では、通帳のマイナスは消せるし、借金も消せる。

なかなか消せないものもある。

失った信用だ。

かいた恥は消せるだろうか?

相当の年月をかけて、地道に消す以外に方法は無いのである。

2017年10月26日木曜日

一汁一丼

さつま芋が食べたくなりました。

具沢山のお味噌汁と納豆で良いかと思いながら、グリーンピース入りのそぼろを作りましたので、今夜は一汁一丼です。

Tの出張中は、洗濯物を含めて、やっぱり家事が半減します。

それで今日は、針仕事を楽しみ、そのあと1時間昼寝をしました。

今の最優先は、もっとよく見える老眼鏡を買う事だと気付きました。

針に糸を通すのも勘が頼りで、縫い目もよく見えないのは、乱視だからかもしれないので、眼鏡屋さんに行かないと駄目ですね。

遠近両用を勧められるかもしれません。

傘もそうなのですが、晴れ雨兼用とか、実はあまり好きではなくて、雨なら雨傘、晴れに使うなら日傘と使い分けたい性質です。

洋服のリバーシブルっていうのも、結局は好きな色柄の方しか表にはしないのです。

帯もそうで、春秋柄は便利ですが、春なら梅、秋なら柿といった具合に、締め分けたいクチです。

そうすると、12ヶ月それぞれの柄が欲しくなり、それはかなり贅沢な事になってしまいますので、良い柄だと思っても買わず仕舞いです。

何故、兼用や多機能が好きになれないのかは、あまり深く考えた事がないのですが、安易さを感じるからかなと、最近は思って居ます。

そう考えますと、俳句や短歌に惹かれる理由は、季語にあるのかもしれませんね。

ごちそうさまでした。

映える

雲1つ無く青空が広がった。
10月の終わりのつかの間の晴れ間。

ずっと続いていた短距離の散歩を、今日は10分長く歩いてきた。

紅葉が始まった花水木の葉も、ハロウィーン飾りのオレンジも、青空を背景に映えている。

紫外線に晒されると、途端に疲労を感じてしまうのだが、秋の陽射しは柔らかくて良いものだ。

2、3日は晴れてくれるらしく、その間にニット類やシーツカバー等を洗ってしまおう。

乾燥機で乾かすのは簡単だが、洗濯物も背景が青空ならば不思議とさっぱり乾いて、畳む時の手触りも違う。

途中のATMで記帳をした。
昨夜の宴会は、手持ちで足りたようで、まだお金は下ろされていなかった。

それだけでも、少し足取りが軽くなる。

債務の返済も14回目だ。
まだまだ続く節約生活。

再来年の秋は、どんな気持ちで空を見上げる事になるのか、今は見当もつかない。

2017年10月25日水曜日

1品と林檎

早目に散歩に出て良かった。

夕方から激しく降りだしている雨で、窓ガラスの向こうの景色が見えません。

今夜はゴボウ巻きなのですが、人参と長ねぎも一緒に巻きました。

また納豆丼でも良いかと思ったのですが、パズーのお肉を茹でるついでの1品です。

林檎は秋映を買いましたけれど、普通の林檎の1.5倍の大きさなので、半分だけ剥きました。

ご飯は作らなくて良いよ~と、大きい姉さんが言って出掛けたのですが、食べるかもしれないし、食べなければお弁当用に冷凍です。

風邪や胃腸炎でダウンという人が多いようですね。
特に胃腸の調子が悪くて、寝込んでますと言っている人が何人か居ますので、皆さんもお気をつけ下さい。

裏起毛のパーカーにレインコートでも寒く感じたら、ダウン姿も見掛けました。

もう冬なの?って感じですが、こうなったら、秋だ冬だと言うのは当てになりませんから、18℃を目安に気温で着るものを決めています。

15℃を境に、コートが必要かなと、毎年思います。

林檎を食べながら、こんな天候では、着物暮らしはいつになることやらと考えています。

雨コートに雨下駄で始めるっていうのも何だかなぁ。

ごちそうさまでした。

次なる台風

小雨ぱらつく中、定番コースを1周。

郵便局のATMに並んでいたら、二十代後半くらいのかなりイカツイ兄さんと、六十代後半くらいの女性が喧嘩をしていた。

記帳をしたかったので、少し離れた所で待っていた。

女は強し。
口喧嘩ではあったが、イカツイ兄さんは青ざめた顔で逃げていった。

そうしたら、その女性に話し掛けられてしまった。

2件の振り込みをしている最中に、逃げていった兄さんが、ATMのドアをガンガンと蹴って「早くしろよババア!」と言ったのだそう。

もう終わった喧嘩だから、何とも答えようがなかったのだが、「嫌な気分になられましたね。短気な方が増えていますけれど、嫌な気持ちを引きずらずに過ごされて下さいね」と。

そうね。と笑顔になってお別れしたので少しホッとした。

まるい公園の木も、近くの銀杏も、黄色く色づき始めている。

次なる台風が発生している。

天気に限らず、鬱々とした気分にさせられるような事は、生きている限り避けられない。

少し時間が違えば、ドアを蹴られたのは、アタシかもしれなかったわけだ。

警報などは発令されないから、対策は立てられない。

実は、ATMを使っていると、後ろに並んでいる人が気になって仕方がない。
待たせるよりは待つ方が気楽で、極力混んでいる時間を避けるようにしている。

午後3時半時点で、まだTはお金を引き出していなかった。

明日と明後日も、散歩の途中で記帳をするつもりでいる。

ギャンブルの場合のお金の下ろしかたには特徴があるから、事前に知って自己防衛対策だ。

パズーが元気に歩いてくれているのが救いである。

品 品性 品格


品、 つまり  品性 或いは 品格  そんな事についてのメールが舞い込んだ。

生まれながらに持っている顔立ちや体型は親譲り。

誰も変える事は出来ない。

けれど、成長する過程で人格が形成され、いつしかその人が人に与える印象というものが出来上がってくる。

生まれたての純真無垢では無くなるけれど、 育つ過程で、品格が感じられる人にもなれば、だらしなく、品の欠片も感じられない印象を与えてしまうような人になってしまう場合もある。

持って生まれた目で 、美しいと思える物や素敵な人を見る、素晴らしいと思える事を探す。

持って生れた口からは、優しく思いやりのある言葉を発する。

持って生まれた耳で、邪念の無い音を聴く。

持って生まれた鼻で、芳しい香りを吸い込む。

経済が豊かな家庭では、高価な衣類を着せ、音楽を習わせたり語学を学ばせたりするが、
それが必ずしもその人の 品 として身につくかどうかと言うと、そうではないのである。

子供を育てる過程で、これらのことを言葉だけで伝えることはとても難しい。

むしろ、言葉だけで上手く伝えられることの方が稀だと思っている。

愛している事は行動で伝える。

愛情を込めた言動を見せる。

そうして、生きてゆく過程で、何かに立ち向かう姿を見せて、真摯と強さの大切さを知らせる。

地道に続ければ、人は謙虚さを身に付けてゆく。

そうして、人にはその人なりの 品格 が備わると思っている。

理想を言うと、4歳から15歳くらいまではとても大切な時期だ。

身近にいる大人を、子供はとても鋭い目で見ているからだ。

更に言うならば、これらの事は、教育として行うよりも、むしろ 大人である自分自身が心がけると良い。

暮らしの隅々に、細かい星屑を散りばめてあげれば良い。

しかし、品格が備わったかどうかは、残念ながら自分で決める事ではない。

あくまでも、その 品 を感じ取ってくれるのは 自分以外の人なのである 

改めてメールを致しますよ。

コーラル


2017年10月24日火曜日

運は天にあり

渡った!
普通預金残高500円少し。 それ以上引き出すと、定期に残っている3万数千円からの借り入れでマイナスが付く。 もちろん金利も。

その唯一のキャッシュカードが、Tの手に渡った。

3日分の小遣い、お土産ようの封筒、宴会の交際費には6000円を入れて渡したのだが足りないと言う。

タイムスケジュールの確認をしたら、一泊目の夕飯はついているが、二泊目は、全国から集まる1000人規模の人々との交流会を各自で負担。後日三千円支給 と書かれてある。

一泊目の夕飯後に、既に宴会が入っていて、二泊目の夕食会、その後の交流会も確定しているのだそう。

つまり、宴会は最低でも3回で、二次会、三次会に流れる。

致し方無い。
給与が振り込まれる明日の朝には、Tは既に機上の人だ。

全国規模の会議は年に1回。
全国持ち回りで、昨年は熊本、今年は北海道。
九州地区から来る人もいて、実のところ、会議の後のススキノが、大半の人の楽しみになっている。

交流会はギャンブルでは無いが、マイナスになるのは必至である。

そして、マイナスになったカードを持ったまま、Tは羽田に降り立つ。

羽田着6時35分。
渋谷まで1時間として……。
やっている。パチ屋はまだ営業中の時間だ。

直帰出来るか?

「新千歳空港でさ、ドライアイス二時間半分入れてもらってアイスクリームお土産に買えないかな?」

この言葉しか思い浮かばなかったから言ってみた。

今夜でギャンブルにいけない日は101日。

運は天にあり。

五分五分で待つしかないのである。

あっさり煮

味付けもシンプルにと、今夜はむね肉と白菜のあっさり煮 。

副菜は、万願寺唐辛子と長ねぎの焼き浸し。

ワカメと卵の上湯スープ付きで、一汁二菜です。

お砂糖を使う分量を減らしています。

こってりが美味しく食べられたのは30代までで、40代頃からは、脂っこいものがなかなか食べられなくなりました。

大小姉さんと3人で、焼肉屋さんで山盛り食べられていた頃が懐かしいですね。

カルビだタン塩だと追加して、満腹食べられた時代があったのです。

食べ物だけではなくて、色々とあっさりの方向に向かっています。

老化を意識しだしたのは、やはり老眼でしょうか。 元々が2.0の視力でしたから、小さい文字が読めなくなった時も、一過性の疲れ目だと思いました。

それが今じゃ、2つの老眼鏡を使い回し、使い勝手ウンヌンカンヌン言いながら、また軽いのを探しているのですから可笑しいですね。

しかし、志しだけは衰えません。

少年よ大志を抱け の続きが この老人のように だと知り、益々です。

少年よ大志を抱けこの老人のように

か。 良い一文ですね。

人生なんていうものは、志し半ばであっさりと終わるものなんだろうなと、妙に納得しているこの頃です。

困った空ちゃん

晴れたと思ったらまた曇りの困った空ちゃん。

野菜市場では、野菜の入荷が減って、雨の影響で、畑で腐ってしまう野菜が多いと、おばちゃんが嘆いていた。

気紛れなのは天気の性質なのだから、文句の言いようが無い。

自然の恵みを食材にして生きている以上、自然には逆らえないのだから仕方がない。

人間にも、あちらこちらに困ったさんは居るものだが、こちらは性質さえ見極めれば、なんとかなるものだ。

大抵の困ったさんは、自身の心が曇っていて、それを晴れやかにする方法が判らずに居る。

放ったらかすのも1つの方法。
ちょいと新鮮な空気を送り込んでやるのもまた1つの方法。

特に大人の場合は、野菜のように育て直しはきかないから、ふて腐れてしまうと厄介なのである。、
幼児期から思春期の困ったさんもなかなか難しい。
この時期の困ったさんには、淡々と、周囲の大人の行動を見せるのが効果的だと思う。

せめて3日、いや2日でも良いから晴れ間が続かないものだろうか。

毎日空を見上げる日が続いている。

収支の把握


こっちの封筒は小遣いで、こっちはお土産で・・・

全く朝から何をしているんだかである。

お金について言えば、やはり収支の把握は欠かせない。

特に、金銭感覚がマヒ状態の場合は、判りやすく目で見て判るようにするのが取りあえず出来る事の精一杯という訳だ。

何処から捻出されたお金で、それは何の目的に使うのか。

今回のTの2泊北海道出張では、通帳カードを持たせるのを止めることにした。

そして、お土産用・3日分の先渡し小遣い・交際費 この3つの封筒を渡す。

さらに、ご丁寧なメッセージ付きである。

お土産、忘れないで買ってね~といった具合に。

何かを頼まれれば、責任感が生じるものだ。

成し遂げようと思うのが通常だ。

一緒くたに渡すと、それが判りにくくなるから、3つの封筒にした。

まるで 初めてのお使いだ。

それでも、立場が逆だったら、こうしてもらえると判りやすいと思うのである。

元々、アタシもどんぶり勘定派なのである。

さて、足りるかどうか。

誰かに借りませんようにと祈るばかりなのである。

2017年10月23日月曜日

睡魔

今夜は、牛挽き肉とレタス、玉ねぎの炒め物。副菜は、モヤシと赤ピーマンの酢の物。お味噌汁はワカメとしめじです。

猛烈な睡魔に襲われて、いや~眠いのなんのって。
深夜に風雨の音が聴こえていたせいかと思いましたが、それは違っているようです。

25日からのTの2泊出張の事で、頭を使い過ぎているのです。

それはつまり、お金の使い方の、良い工夫は無いものかと、ズーーット考えていて、頭が疲れてしまいました。

持てば有るだけ使ってしまいますから、それを食い止めたいのが1つと、余った場合に、それをギャンブルに使わずに持ち帰れるかという事です。

実は、ギャンブルにお金を流出する事を防いでいる日数が、明日で100日なのです。

三桁になって来ると、人間というのは不思議なもので、この100日が0になるのが勿体なく感じるわけですよ。

Tは、ギャンブルに行っていない日数が100日になろうとしている事を知りませんし、ギャンブル依存の自覚がありませんから、「使っちゃった」で済みますが、数えているアタシは、更に日数を延ばしたいと思っています。

と言うのも、ギャンブル依存を自覚する術が、行けない日を重ねる以外に、もう無いからなのです。

山場は、今回の出張と、12月の賞与です。

ありったけの工夫をするつもりです。

晴れ間と強風

やっと見えた晴れ間の中、強風に煽られながら一回りして来た。

どの樹木から落ちてきたのか、黒い種のような物が散乱していて、木々の葉と一緒に、パズーの耳まで翻っていた。

それでも晴れ間が嬉しいらしく、久し振りにレインコート無しの散歩から、なかなか帰りたがらないから、同じ道を行ったり来たりだ。

豪雨で死者も出たようで、10月台風は東北へ行ったらしい。

荒れた後の片付けをしている人々が居るなかで、吹き飛ばされた物を物色して拾い集めている人も居る。

落ちた種には見向きもせずに、飛ばされた衣類などを袋に詰め込んでいた。

近辺では、居の定まらない外国人ホームレスが増えている。

2017年10月22日日曜日

人も一皿パズーも一皿

久し振りにカレーです。

人も一皿パズーも一皿。

食材も殆ど同じで、カレールーが入っているかいないかだけの差。

なんだか相当降っているみたいで、雨が窓ガラスを叩いている感じです。

Tは無事に帰社したらしく、これから帰宅だそう。

問題は明日の朝の通勤時間帯でしょうか。

食生活の見直しをして、今度から玄米を炊くことにしました。

今の白米が無くなったら切り替えて、本当に一汁一菜実現に向かっています。

汁物に入れる具材を増やして、秋冬も糠漬け漬けるか、他の漬け物にするか思案中です。

節約という面ではなくて、粗食を極めたいという理由なのです。

雨量


今回の超大型台風だが、確かに画像を見ると、日本列島がスッポリと覆われてしまっている。

10階に住んでいることもあり、なかなか雨量を想像できないので、気象庁のサイトで調べてみた。

今夜半から、関東は300ミリの雨量と予測されている。

300ミリがピンと来ないのである。

30ミリ~50ミリ 激しい雨で、バケツをひっくり返したような降り方で、傘をさしていても濡れる。

50~80ミリ 非常に激しい雨で、滝のようにゴーゴーと降り、傘は全く役に立たない。

80ミリ~  息苦しくなるような雨で、恐怖すら感じる。傘は全く役に立たない。

つまり、今夜は、80ミリどころではなくて、300ミリなのだから、いったいどういう事になってしまうんだろう。

これに風が加わるから、当然外出どころではない。

50ミリ~の場合、車の運転は危険なのだそうで、Tは、出張先の福島から、進んでくる台風に向かって走る事になる。果たして、戻ってこられるのだろうか???

中学生の時の台風では、道路が浸水して、アタシはボートに乗って家に帰ったという不確かな記憶がある。(下校途中で、道路と河の境が判らなくなって泣きそうになって居たら、ボートが現れたのである)

高校生の時は、学校が帰宅時間を早める事を決めたのが遅れて、生徒は暴風雨真っ最中に下校する事になった。その時は、電車も止まり、家に辿り着けなくて、友人の家に泊めてもらったのだ。
その友人宅までの道のりも過酷で、これも不確かな記憶なのだが、自転車が空を飛んでいた。

このボートに乗った記憶と、自転車が空を飛んでいた記憶は、その後、同じような事が起こらなかったこともあって、本当だったのかと、自分でも少し疑問には思うのだが、多分事実だと思っている。

*台風の画像は気象庁のサイトからお借りしました。

こちらこそありがとう


福袋1便、2便とも、皆さんのお手元に無事に届いたようです。

中身を気にってくださり、ハート一杯のお礼メールが届いています。

お礼を申し上げなければならないのはこちらの方です。

毎年お申込みありがとうございます。

今年はこんなお天気ですので、雨に濡れないかと心配していましたので、受け取りましたのご連絡をいただけて、ホッと一安心。

そして、何よりも、想像以上の中身でした~~というメッセージが励みになって居ます。

引き続き準備を進めて居りますので、また発送時にお知らせいたします。

衣類を希望された方々、気温が下がりましたから、どんどん着てくださいね。

活用していただけることもまた、楽しみな事なのです。


2017年10月21日土曜日

一人分だとどうなるか

大きい姉さんがお休みで、Tが出張。
すると、今夜は炊事お休みで 待ちに待った海鮮丼か?
と思われますが、それほど食べたくはなく、大姉は断食だそう。

ならばアタシ一人分だとどうなるかと申しますと、こうなります。

納豆小丼。

大根おろしにオクラを混ぜて、甘口のお醤油で納豆を粘らせ、卵の黄身だけ乗せます。

一人前100円以下ですね。

これで、明日の夜まで足りてしまうという、非常に経済的な体質なのです。

ドクターに食生活を話しますと、3食食べた方が…と言われますが、体重は平均よりもかなり低めではありますが、血液検査は、ほぼ100%正常値のど真ん中ですので、結果 何の問題もありませんからお好きなようにどうぞという事になります。

本当は我慢しているんじゃないかと思われても仕方ない献立ですけれど、朝のコーヒーを飲んだあとは、夕飯まで空腹感は皆無で、時間が来たから食べるという感じです。

食べるのはゆっくりで、よく噛みます。

つまり、これで足りる分しかエネルギーを消費していないのでしょうね。

身長は152センチで、あ!これ以上減るとまずいぞというラインは、37キロです。

どうしてもパンが食べたいとか、甘い物が食べたいと思うときは、それが足りないのだと思って食べます。

食べたくなる物は、餡パンとか、お汁粉、煮豆、豆が多いですね。きな粉も最近好きで、やはり大豆です。

納豆小丼、ご馳走さまでした。満足まんぞく。

これからが凄いらしい

レインコートにレインハット、それに傘までさしてもずぶ濡れ。

大型と言っても、いつもはそれほどてもなく通り過ぎてしまう台風なのだが、今回はこれからが凄いらしい。

半地下の店舗前には土嚢が積まれて、スーパーも暴風雨対策をしている。

スットンキョウな顔をしているパズーも、何かの気配を感じるらしく首をひねっている。

何ヵ月ぶりかで連休の大きい姉さんも、アタシと同じ雨女か?

ま、たまには家でゆっくり休むのも良い。

2017年10月20日金曜日

サーモンと木綿豆腐

お肉よりも、やっぱり魚の方が高値ですね。

捌くのは好きですが、お値段で躊躇してしまいます。

今夜はサーモンと木綿豆腐のうま煮で、とろみをつけました。

玉ねぎとコーンも入っています。動物性と植物性タンパク質の合体でコストを下げました。肉豆腐と同じです。

サラダはキャベツと豆苗、ブロッコリーに林檎。

お味噌汁はなめ茸とワカメで、なんとか一汁ニ菜です。

塩鮭も食べたくなりますが、うちはパズーも鮭を食べますので、塩はない生かサーモンです。

クリーム煮にしようかと思いましたが、今、大きい姉さんが、化学調味料や精製された食品を止めていて、クリームシチューの素を使うのをやめました。

なるべく、ホワイトソース等も自家製に切り替える予定です。

確かに、買ったお漬け物の酢酸とか、ムワーッと気持ち悪くなります。

飲料も、15分煮立てた白湯が良いようです。

食べる量も食材も、削ぎ落としてみると、自然に必要な物が判るようになって、あまりバランスだとか考えなくても、欲する物を食べれば良いのだと知りますね。

自分で作った物を食べているのが一番安心です。

その分手間がかかるので、市販品はごくたまに食べる程度が良いようです。

ご馳走さまでした。

超大型 ラン

エレベーターの貼り紙で、台風が接近している事を知った。

名前は ラン で、アメリカが命名 嵐 と、そのものズバリの意味で、おまけに超大型らしい。

台風シーズンが終わったかと油断していたら、10月台風は、過去に甚大な被害をもたらしているとの事で、関東直撃の可能性があるようだ。

渋谷駅は、工事中でもあり、雨で水浸しになる事が珍しくないのである。

衆議院選挙はどうなるだろう。

とにかく、ベランダの鉢植えを室内に入れて、吹っ飛ばされないようにしなければ。

雨が止んだので、一回り散歩をしてきたが、既に風が強まっていた。

パズーの耳がヒラヒラなびいて、それでも歩きたがるので、降り始める前に帰ってきた。

実は一昨日から、またパズーの歯茎から出血していて、何とか食い止められないかと必死なのである。

だから、あんまりひどくなったら、またまた動物病院へ行かねばならない。

パズーの口腔内も、落ち着かない天気と同じで、いよいよ歯石除去手術に踏み切るかと思っているところなのである。

とにかく、超大型台風ランが行ってしまってからの話だけれど。

全身麻酔と1日入院が心配で、なかなか決断できないのである。



子供の頃、亡母の同級生が板前さんで、近所で鮨屋を営んでいた。

お鮨は特別な食べ物ではあったが、母は時々ふらっと立ち寄ってカウンターに座り、握りをいくつか注文しながら、お喋りをしていた。

子供のアタシが食べるのは、卵やかっぱ巻きが主で、それよりも、ガラスのケースに並べられた寿司ネタを見る方が面白かったと記憶している。

その頃に、お醤油を 紫と呼ぶことだとか、お茶をあがりと言う事を知って、言われてみれば、小皿のお醤油が紫色に見えた気がする。

日本人の色に対する感覚や言葉は独特で面白い。

どうせ取り寄せるなら、送料無料の金額までと、1.8リットルの醤油を注文した。

紫と呼ぶのは、江戸だけかと思ったら、どうもそうではないようで、紫のラベルが貼ってある。

大人になったら、ちょっと粋に、鮨屋のカウンターに座って、玉だとか紫だとか言ってみたいと思っていたが、醤油はすっかり庶民の調味料になり、お鮨も特別では無くなってしまった。

昔ながらのお鮨屋さんも近所に数件あるのだが、お値段は時価だそうだから、恐ろしくて入れない。

何が違うかと言うと、シャリの温度だと思う。

売られているお鮨の冷たいのは仕方が無いにして、回ってくるお鮨も、シャリが冷めている。

紫をちょこっとつけて、その時に、シャリがほろっと崩れそうになる程度の温度と握り加減が良いのである。

それにしても、1.8リットルは重い。

毎日使っても、このゴールデン紫は、年を越せそうである。



2017年10月19日木曜日

秋果

無花果を買った。

夏が旬だと思っていたら、10月まで実る物もあって、夏果と秋果に分かれているのだと知った。

熟した無花果は、そのまま生で食べるのが好きで、手は加えない。

時々甘い物が欲しくなるのだが、パズー連れで入れるのは八百屋さんだけだから、小遣いで買うのも果物、それもバナナばかりだ。

おまけに、マンションの館内に入ったら、パズーを抱き上げる決まりがあって、8キロ弱を抱っこしながら持てる買い物袋の重さにも限界がある。

ウエハースとか、ショートブレッドさえも、なかなかふらりとお店に立ち寄って買えないのである。

おまけにこの雨続き。

そんなところに、無花果を見付けたから買った。

ほの甘く、懐かしいのは、昔、祖父の庭にあったからだろうか。

柿でも無花果でも、わざわざ買うものではなかった。

当時は季節感など考える事もなく、実ればもいでもらって食べていた。

当たり前の事が当たり前ではなくなって、今はスーパーどころか、コンビニにさえ寄ることは無い。

自由気儘を満喫出来る頃には、すっかり老婆になっているかもしれないのである。

野菜中心

今夜は、豚と白菜、セロリの塩コショウ炒め。

丸なすと赤パプリカの網焼き胡麻ダレ。

お味噌汁は里芋、大根、小松菜、なめ茸。

七種類の野菜と茸に、お味噌は発酵食品だし、胡麻も食べたし、まずまずですね。

パズーの秋刀魚を煮ましたので、その煮汁をお味噌汁に使いました。

豚肉を炒める時の油も最小限で、少し焦げ目がついたら塩コショウで味付けして、野菜は最後に強火でサッと混ぜ合わせるのが、水分でビタビタにならない良い方法のようです。

最後に塩コショウを入れるよりも、ずっと美味しく出来ます。

パズーは、野菜のトロトロ煮に、いんげんと豆苗を混ぜて、骨まで柔らかくした秋刀魚を食べました。

今年の秋刀魚は痩せっぽち。

それでも旬なので、様子を見て、人間も食べる予定です。

夜になって静かな雨の音が聞こえています。

皆様、風邪を引かないように気を付けて下さいね。 急に寒くなりましたから。

ご馳走さまでした。

てるてる坊主てる坊主♪



てるてる坊主てる坊主、明日天気にしておくれ~♪

と歌ってみても、パズーの退屈は解消されない。

今日も朝から雨。本降りである。

窓が曇ったから、スマイルを書いてみた。

見る見るうちに 泣き顔になった。

レインコートを着て出かけようとは思っているが、͡この降り方では、下の駐車場をウロウロする以外に屋根のある場所は無いのである。

何しろ、50年ぶりに日照不足が更新されたというから、野菜も値上がりするだろうし、全く大打撃だ。

仕方が無いから、洗濯も乾燥機で電気代もかかるし、いい加減に降りやまないかと思っても、空の方は一向に晴れてくれる気はなさそうだ。

こういう時期は、パズーの耳が蒸れて、外耳炎を起こしやすくなるから、念入りに掃除をしてやった。

さて、5分でも下に降りるか。。。

やれやれである。


撤収

横浜中華街の、1つ前の駅でした。 撮影は無事に終了し、撤収後に東横線直通で帰宅。 眠いぞ! Tファミリーは、相変わらず仲良しでほのぼの。