2017年6月30日金曜日

スパイスは人参の葉っぱ

今夜は豚肉の野菜炒めと、茄子、きゅうり、トマトの胡麻酢サラダ。
野菜炒めには、ヤドリギの人参と、スパイスは人参の葉っぱ! 人参の葉っぱをみじん切りにすると、香りが増してGOODなのです。 カラカラに干して保存も出来るんだよね。 美味で御座いました~。

友情 楽しい思い出

夏から秋まで、毎日どんどん新しい花を咲かせる日日草。
あちらこちらで咲き始めました。
花言葉は、友情 楽しい思い出。

人生で本当に大切な友達は、自分で選びたいね。なーんとなく集まったからって理由だと、結局のところ、付き合うのが面倒に感じるようになってしまう気がする。

度々は会えなくても、数少ない友人との友情は、人生の宝です。

同じだった


 処方されているパズーのビタミン剤、アリナミンとほぼ同じだった。
ということで、アリナミンは無しだね。

今日は今のところ 鳴いていません。

身体を支えて、少しバリカンをかけてあげました。
本当はトリミングに連れて行ってあげたいんだけど、体調万全の時じゃないと可哀そうだから、爪切りと足回りだけで、後は自宅バリカンで頑張っています。

今はお散歩も夕方一回。
完全に安静というのもなかなか難しいのです。
ゆ~っくり歩けば大丈夫の様子。

気温を見て、3時過ぎてからちょこっと行くつもり。


2017年6月29日木曜日

はたしていかがなものか

実は、散歩中によくお目にかかる、ワンちゃんの飼主さんから、 10歳でヘルニアの気があるならアリナミン効くよ~と、そう言われたのです。
今までに何頭も飼われて、彼女にはアリナミンに抵抗感全くなし。

アタシも、アリナミンの効果は、自分で実感した事があって、腰痛に効いちゃったのよね。
知り合いのおばあさまが、お医者さんから処方されたアリナミンFを、飲まないからあげると言われたのです。かなりの量だったので、飲みきれなくて、確か結婚前だったか、小さい姉さんの夫、コミーにあげました。コミーは疲れていたからね。 で、小さい姉さんの話では、コミーの部屋の掃除に行ったら、どうもあげたアリナミンを飲んでいたらしく、ごみ箱にその気配があったそう。
で、調べてみました。なんと、獣医師にもアリナミンを勧めたり処方する先生がいて、また、医師の指示が無くても、アリナミンをワンコに飲ませてまーすって情報がワンサカとヒット。

はたしていかがなものか。主治医からはビタミン剤出てるけれど、アリナミン飲ませてみたいって言ったら反対されるかな。 明日、処方されているビタミン剤とアリナミンの成分を比較検討してみましょう。
試してみたい気持ちがあるのです。 分量を間違えないように注意して。どなたか試した事がある方は、是非教えてね。

ささみとじゃが芋いんげん

久しぶりにささみをまとめ買いしました。 パズーはむね肉主流にしたんだけどね。

ささみとじゃが芋、いんげんを薄口醤油で味つけました。 素材の色が残るので、優しい色に仕上がります。 塩分が強い薄口醤油の適量をマスターしたいんだけれど、やや多すぎになりがち。濃口醤油の半分以下で良いのかもしれない。 じゃが芋もいんげんもたーっぷりいただいたので、モフモフと食べちゃった。

美味しいかった~。
食後の西瓜は初物で、今夜も大満足。
夜中には杏子ジャムあるしねウシシ(≧∇≦)

ブレない方針


さてさて、今朝もキャンと鳴いたパズーです。
非ステロイド系消炎鎮痛剤、2日目。

キャンが始まって2ヶ月ですが、ステロイドも非ステロイドも、完治させるのは困難なようですね。
ただ、痛みは一瞬の物で、炎症を悪化させない効果はあるようなので、非ステロイドで抑える方を選ぶつもりです。

今後、どのような事が起こりうるかを含めて、月曜日に受診します。
主治医が夜間なので、別の先生だけど。

老犬の域に入ったパズーに対するブレない方針を決めておく必要があり、それは、

①パズーが嫌だ、負担だと感じることをしない
②痛い、苦しいは最大限防ぐ
③ただ長く生きればよいという考えをしない

この3点です。
その都度、冷静に判断して行こうと思います。
元気に長生きしてくれたら嬉しいけれど、入院とか手術はね、パズー、ハンガーストライキで水も飲まなくなってしまうし、離れるストレスは並大抵じゃないから。
一緒に居たい、離れたくないは最優先事項です。
 痛みなどの緩和ケアが、どの程度進んでいるか、なるべく早いうちに、N先生にお訊ねするつもり。

今朝は散歩をひかえたので、パズーは布団で横になりながら、アタシが散歩に連れ出すのを待っています。
「まだかよ~。今はちっとも痛くないんだ」 とこっちを見ています。
つまり退屈なのね。

数年前に、全く歩けないヘルニアをやったので、歳を重ねて 古傷が痛んでいるというような印象を受けています。

食欲旺盛、排便排尿問題なし、今のところ、時々キャンと鳴くだけです。



2017年6月28日水曜日

本来の茄子

今夜は麻婆茄子とトマト入り中華スープ。
袋詰めされたスーパーの茄子って、どうしても瑞々しさが失われているのです。
ヤドリギの野菜を食べて、いつも思うのは、この瑞々しさ。
今日の茄子も本来の味が弾けるようでした。

八百屋のおばちゃんも、産地直送には敵わないって言ってた。輸送して市場に入って、仕入れて並べるまでに、もう何日かは経ってしまうし、その後また冷蔵したりするから仕方ないんだって。

熟すスピードが早かったり、傷み易いものは、なるべく仕入れないんだそう。

ごちそうさまでした~

ヤドリギ 夏のまごころ便 



 朝から、パズーが2回キャンと鳴き、う~ん(-_-;) と悩んでいたら・・

届きました~ ヤドリギ夏 便 野菜やスイカの他に、待ってましたの杏子ジャムとラッキョウ漬けも。
まごころ盛りだくさんに いつもながら感謝です。

じゃがいもやニンジンはやや高めだったり売り切れだったり、ネットスーパーの注文も、タイミング次第という感じなのです。

プラムは見かけても、八百屋さんでは杏子が並んでいない状態です。
出回る時期も短いので貴重品。

ちょこっと味見・・・ やっぱり 美味しい(((o(*゚▽゚*)o)))

Hオトウ、Sちゃん、いつもありがとうございます。


2017年6月27日火曜日

切手

旧いノートに、グリーティング切手が挟まっていた。

買った記憶は無いから、きっと年賀はがきで当たった時に貰ったものだろう。

大概の通信手段はメールになり、荷物は宅配便。

葉書や手紙を自筆で書く事が無くなってしまった。

いざ何かを書こうとすると、漢字まで忘れていて、これはまずいぞと思う。

手紙を書いて封印して、切手を貼って投函する。
返事は来るかなと、ポストを覗く。
こうした事からすっかり遠ざかってしまった。
10年くらい前までは、
クレイン社の便箋と封筒のセットを愛用していて、無くなりそうになると、また買い求めていた。
上質なコットン100%の紙で出来ていて気に入っていたのだ。

きちんと手紙を書く習慣を取り戻したいとも思うのだが、アタシの所には、パソコンだけで1日に200通は越えるメールが届く。

重要なメールを残して、あとは削除しているのだが、この作業が習慣になっていて、もう止める事は不可能だ。

こんなに綺麗な切手が見付かったのだから、誰かに1通でも手紙を書いてみようか。

さて、誰に何を書くやら。 それすら思い浮かばない危機的状況なのである。

豚ヒレポロポロ

ポークピカタを作ろうと思ったが、卵がうまく絡まず失敗。
だけど、決して不味いわけではなくて、むしろ美味しかった。
今度からは、失敗と思わずに、新しいレシピとして名前をつけようね。

今夜は豚ヒレポロポロとサラダにお味噌汁です。

このくらいな時間帯から、焼き肉屋さんは開店準備て炭火起こしを始めるのです。従業員さんにも外国人が激増。
今夜はうちも豚です。

2017年6月26日月曜日

ソーダ水の中を

懐かしいので、メロンソーダを買った。
クリームソーダ、サイダー、レモンスカッシュの類いは不思議な懐かしさがある。
これはコーラではダメ。もっと透明感が無ければ懐かしい気持ちは生まれない。
ユーミンだったか、海を見ていた午後 と言う歌を思い出した。
歌詞の中に ソーダ水の中を貨物船が通る
というフレーズがある。
三浦半島を眺められる山手のレストランで、別れた恋人を想いながら、女性はソーダ水を飲んでいる。
そのソーダ水の中を貨物船が通るわけだから、女性が ソーダ水の入ったコップを片手で持ち上げて、そのコップを通して海を眺めている様子が思い浮かぶ。
ストローで氷を混ぜるくらいならば書けそうだが、 ソーダ水の中を貨物船が通るなんて詞はなかなか思い付かない。
シンガー・ソングライターってすごい感性だと思う。 世代を越えたたくさんの人が聴ける歌を、書き続けているんだから。
これを才能って言うんだろうね。

母になること


 アタシは大きい姉さんを23歳で、小さい姉さんを26歳で出産した。
感動よりも、もっと重い 責任感を感じたのを覚えている。

生きてゆく過程では、楽しい事もあるが辛い事も沢山ある。
この子達も、そういう経験をするのだと思うと、とんでもない事をしでかしてしまったと、途方に暮れるような気持ちがあった。

命名の時もそうだった。
美波 という名前を候補に挙げていた。

父だったと思うが、「良い波ばかり押し寄せて来るとは限らないからな。」そう言われ、命名は一からの出直しとなった。

とにかく、しっかりと強く生きて欲しいと思ったので、その希望を込めることにした。

大きい姉さんには、 白いキャンバスに自分で人生の絵を描いて行け
小さい姉さんには  大海原に向かい荒波押し寄せても動ずること無くあれ

こんな気持ちを漢字1文字に込めた。

大きい姉さんがお腹にいた時に、親友Jちゃんのお父様が、そしてそれから数年は、
母、Tの父、Jちゃんのお母さま、父、 平均寿命には程遠い年齢での死別続きであった。

上の世代が居なくなったという事実は、アタシの中に、次は自分の番なのだという死生観を持たせてくれた。

命は有限で、それはいつ終焉を迎えるとも予測できないという事だ。

短命の家系なのかもしれないと知り、アタシは、とにかく大小姉さんが独り立ちするまでは生きなければと思うようになった。

20歳を目標にして、それまであと何年、今年も無事でした・・そしてまたあと何年、
そんな風に、大小姉さん達が20歳を迎えるまでの年月を数えていた。
逆算の子育てだ。

母になること
それはアタシにとって、今死ぬわけにはゆかないという気持ちの持続であった。

体調を崩せば、それが少しの風邪でも 親は無くても子は育つ という言葉が頭に浮かんだ。

子育てには女手が大きな役割を果たす。
アタシの周りの女手は、妹のタコヤキだけだったから、尚更20歳までが長く感じた。

そして現在に至っているというわけだ。

では、今はどういう心境か。

パズーである。 
自立は無い。
逆算が出来ない。

パズーが天寿を全うするまで、アタシは死ねない。生きねばならぬと思っている。
パズーは動物だが、命である。
それを育てているアタシは 母なのだ。

大きい姉さんが居るという安心もあるが、多忙を極める中で、
病気持ちのパズーと過ごすのはなかなか困難だ。

だから、やっぱりアタシは、まだ 生きねばならない。
死ぬわけにはいかないという気持ちから解放されていないという事になる。

解放されたのちにも生きていたら、アタシはいつ死んでも悔いなしと言う気持ちで、
好き勝手に自分を生きようと考えている。









2017年6月25日日曜日

わからないからやってみよう

先日、お会いした事のない女性からメールをいただいた。成人女性ではあるが、年齢は分からない。 内容は 頑張って下さいねと言うような事で、特に急いで返信するようなものではなかった。

このメール、見た時は一瞬文字化けかと思ったのだが、そうではなかった。

だが、違和感があり、未だに返信を保留している。

考えたり調べても、様々な意見があるようなので、アタシは同じような書き方をしてみる事にした。

こんにちゎ。
コラムを読ませてもらいました。 すごくおもしろいってゆうか楽しかったです。 私ゎ、同じような文章ゎ書けないけど、もっと読みたいってゆうか、ぜひ読ませてほしいです。 じつゎ私もブログとかにレシピとかのせてます。
よろしくお願いします。


こんな感じになろうか。
特徴的なのゎ、ひらがな多用と、小さなゎの使いかた、言うを ゆう と書くあたりだ。 話し言葉に近いってゆうか、とにかくアタシゎ違和感だったのだ。

みなさんゎどんないんしょうってゆうか、感じがしましたか?
アタシゎ書いてみて、こどもにもどったみたいってゆうか、つまりゎ
あんちえいじんぐ文字ばーじょんみたいな気がした。

あえて否定も肯定もせず、この女性に返信するべきか、アタシゎかんがえるひつようがあると感じている。

晴れ時々Hオトウ 気まぐれ杏

毎年実ると思ったら大間違い。
ヤドリギの杏は、数年に1度実る気まぐれ杏だそうで、今年は、実りました~。とHオトウが画像を送ってくれました。きれいな色。

実は前回、一昨年だったかな。 その時に送っていただいた杏の一部は、杏酒として、保存してあるのです。 琥珀色がさらにきれいになり、5年もの、10年ものになるかもしれないのよ。

それにしても何故気まぐれなんだろう。受粉の関係か、またはそれ以前に花が咲かないのか。自然って不思議。今年はどうかな?と山を見て歩いたり、木を見上げるのも楽しみな事だよね。

意外な関係


 面白い写真が出てきました。
これは、アタシが高校くらいだと思います。
手前でお行儀悪く寝そべっているのがアタシ、左に居るのは多分タコヤキちゃんです。
さて、何をしているのでしょうか。
ぼやけた写真ですが・・
そうです。実家でタコヤキちゃんと共有していた部屋で、 パチンコをしているのです。
いやはや、パチンコとアタシの意外な関係ですね。
このパチンコ台は、叔父がどこかのパチンコ屋さんで破棄された物を持ってきたのだと記憶しています。 本物です。 球もありました。

高校生になった頃、一時期、亡母はパチンコにハマっていました。
駅前と自宅近くに1軒づつあったのです。

大きな紙袋を抱えて帰ってきた母は、「あんた知ってる?パチンコって勝と、お醤油とかお米とかと交換してくれるのよ。びっくりしたわよ。」
そのような事を言って、時々あれやこれやと交換したらしき景品を持ち帰っていました。

そのうち、下校で駅に降り立つアタシを、母が待ち伏せするようになったのです。
アタシの私服を持って待っていました。

首根っこを掴まれる勢いで、まずは駅の近所にあった、美味しいケーキを食べさせてくれる喫茶店 ルアン で、ケーキを食べさせてくれるわけです。
そして、ルアンのトイレで着替えをさせられました。
何故かというと、制服ではパチンコ屋に入るのが憚られるという理由だったと思います。
一緒にやれば 勝つ確率は2倍になる。上手くすれば、二人で勝てる そうすると交換できる景品も2倍になる。
これが母の主張でした。

確かに、そう言う事もあったし、二人とも負けたりしましたが、ある時は、玉の箱が座っているアタシの肩ぐらいまで積み上がるほど 大勝したこともあるのです。
周囲でパチンコをしていたおじさん方が集まってきて、 姉ちゃん頑張れ、もっと頑張れと声援してくれました。
声援されたからには応えるのが筋ってもんですから、アタシはヘトヘトニなるまで頑張り通しました。
ものすごくたくさんの景品で、タクシーで帰ったのを覚えています。
母もアタシも、この景品を更に現金に換金できることは知らなかったのが不思議です。
知って居たら、母はもっとハマってたかもしれませんね。

ですが、アタシには別の興味と申しましょうか、下校してからやりたいことが沢山あったので、下車する駅を替えて、そこからバスで帰宅するようになりました。
母は不満そうでしたが諦めたようです。

画像は遊んでいるように見えるでしょうけれど、これは、母が、アタシのパチンコ上達のために故意に練習をさせていたのですよ。

あ~、依存症にならなくて良かったよね。
何の因縁か、パチンコ(正確にはスロット)依存症にいまは苦しめられていますが。

でも、高校生の時の事を思い出しながら、しなやかにするりとかわすつもりです。


姉のような妹


 兄とアタシは1歳11か月違いの年子で、学年は1つ違いです。
中学の一時期は、私の方が身長が高くなり、校内で出くわすと、兄は逃げていました。
年子って結構わかりにくくなる場合があります。
ちょっと兄の奥さんとメールでやり取りしたんだけど、兄の奥さんだけじゃなくて、かなりの確率で、アタシの事を兄の姉だと思い込んでいる人が多いです。
兄の姉だとしたら、それはアタシにとっても姉な訳ですが、そういう人は居ないので、アタシは兄にとっては妹です。

大人になって、生き方も生活もそれぞれ別個になりましたかが、ある意味ではとても若い?兄と並ぶと、やはりアタシは姉のような印象を与えるみたいです。

どちらに思われても全く構わないけれど、場合によっては、お姉さんなんだからと思われてしまうと、妹のアタシには重圧になる事もあります。

今更仕方ないよね。写真は、兄の5歳とアタシの3歳の七五三を同時に行ったらしい懐かしき写真です。
この感じだと、兄妹感が残っているかな。

兄よ、しっかり生きてくれたまえ。
お願いしますよ~。




2017年6月24日土曜日

バーモント

なんとなく、カレーはバーモントカレーにしています。 理由は無いけれど、バーモント。CMのせいかな。リンゴとはちみつってのが頭にこびりついていて、カレーなんだけどリンゴとはちみつで良さそうなイメージがついちゃってるみたい。
お米を注文するタイミングがずれて、昨日は水とん。お米が届いたので、今夜はバーモントカレーです。

今日はキャン無く

今日はキャン無く、只今夕方の散歩中。

2017年6月23日金曜日

微妙なキャン

宅急便受け取りの為に玄関へ。受け取りのサイン中に、パズーがキャン!
振り替えったらケロリとしてました。
うーん(ーー;) 微妙なキャンだ。 人が来ると吠えるから、その感じなのか判断つきかねる。
20日ぶりなんだけど、痛みのキャンなのか判らない。 様子を見守るしかないよね。

空へ


 人気歌舞伎役者 海老蔵さんの奥様、小林麻央さんが他界された。
ブログを拝読していた事、お住まいが徒歩圏内であり、よく散歩されていらしたという、この近辺では大きな公園へも、パズーが若い頃によく出かけていた。

着付けの生徒さんが日舞を習っていらっしゃったご縁で、既に他界された海老蔵さんの父 団十郎さん、妹の市川ぼたんさんの襲名披露公演(2006年夏)の舞台を鑑賞させていただいた事もあり、お若い麻央さんの乳がん闘病と死は、残念でならない。
お子さんも小さい。
身につまされるニュースだ。

20日に更新されていらした最期のブログの写真が、笑顔だったことが救いである。

ブログの後半の書き込みには、どこか命についての達観が読み取れた。
心が浄化され、むしろ清々しい印象であった。

日々のささやかな事に感謝し、またたびたび ありがとうと言う言葉も目にした。
緩和ケアの進歩を知ることが出来て、とても素敵なブログだった。


両親の死(共に癌)を経験しているアタシは、人間の死というものに怖れを感じていない。
人は、想像よりもずっと強く、鼓動が止まるギリギリまで、食べる、話す、そして未来への希望を思い描くことを知っているからだ。

最期は、脳そのものが、混濁という状態によって 死への恐怖から遠のかせてくれるのだという事も見てきた。

悔いなく生きたという事を、書き綴り続けた事で、ご遺族が悲しみから立ち直る事も早いような気がしている。

遺された者は、 先に逝ってしまった人に対して、幸せだったろうか・悔いがあったのではないか?もっとしてやれることは無かったか?と考える。

だが、本人が 悔いなく幸せだったと書き綴っていると、心持が全く変わってくる。


残念ではあるが、闘病の苦しさから解放され、安らかに空へという気持ちだ。

心よりご冥福をお祈りしたいと思う。






2017年6月22日木曜日

考えごとをしながら

辛味噌の麻婆豆腐のようなものとスープと糠漬け。考えごとをしながら食べたから味がわからないうちに食べ終わってしまいました。

1年ぶりに兄から電話。心臓のステント手術から1年。また手術するんだって。
服用しなければいけない薬、副作用がひどいから棄てたんだってさ、全部。 時々痛みが来るけれど、薬は飲みたくないんだって。 狭心症なの?って聴いたら、違うって言うのよ。じゃ心筋梗塞なの?って聴いたら、違うって言うのよ。 じゃなんななの?って聴いたら教えてくれなかった。
好きな音楽やりながら死ぬつもりかい?って聴いたら、まだやりたい事があるから手術は受けるんだって。でも絶対に薬は飲まないって言ってた。 まだやりたい事ってなんなの?って聴いたらライヴだって。 玄米菜食に青魚で治すつもりなんだってさ。 ヘビメタやりながら玄米菜食って、なんか似合わないねって言ったら、自己管理はミュージシャンの仕事なんだって。 手術はいくらかかるの?って聴いたら30万位なんだって。お金はあるの?って聴いたら、ライヴで貯めてるところなんだってさ。
だからそのライヴ中に死んじゃうんじゃないの?って聴いたら、玄米菜食だから死なないんだって。 変な人ばーーっかり。


 昨日は一日雨で、ごく短距離の散歩にしました。
今までは、植物ばかり見ていたのですが、ふと雨に濡れた石に目が行ってしまいました。
石って、乾いた時と濡れた時で全く色味が違うのね。

庭石の中には 飛び石と影石っていうのがあるらしく、 客人を招き入れる場所だとか、そういう風に置き場所があるらしい。

庭師の方が書かれた文章を読んだらとても興味深かったです。

石の置き方には正解は無いそうで、それでも、庭の仕上がりがより良くなるようにイメージしながら配置するそう。
これで良しと思っても、実際の庭の持ち主から、もっとこうして欲しいというような要望、ダメだしがあることも珍しくなく、そうしたら、またよっこらしょと移動するんだって。
これは入り口だから ようこそ という飛び石になるのかな。

そういえば、父が亡くなる数ヵ月前に、急に 墓石を自然石に変えると言い出し、それまでのよくある四角い石を取り払い、石を求めて奔走したことがあったっけ。
その時、余命2カ月程度。
父は、死ぬ前に 本当に墓石が自然石になったかどうか写真を見せろと言っていたので、焦ったのを覚えています。
おまけに、そこに、先に他界した母が書いた(お習字で) 旅 という字を刻めと。

それでなくても看病が大変だったので、記憶が曖昧なのですが、なんとか石屋さんを見つけ、予算を言って提案していただき、旅 を彫って設置し撮影。

父に見せたら、次は名前を彫る石も置けと・・ 
間に合うのか! 間に合ったけれどね。
100万以上かかったかもしれない。

その墓地は父の弟に引き継がれたので、(長男の兄ではなく) 私はお墓参りも行かなくなってしまいました。従って、思い出せないのであります。

今気になって居るのは、アタシには 入るお墓が無い事。
どうするべーかね。
ロッカーでも何でも良いんだけれど、何となく、共同墓地で遠くから 南無~っていうのは避けたいような気がしています。
それから、全く縁もゆかりもない場所も嫌なような、、、
考えなくちゃ。
自分の生命は終わっても、生きているうちに ここに入るのかあ と見ておきたい気持ち、この歳になって解るような気がしているところです。
ま、入るのはアタシとパズーと、この調子で独身なら大きい姉さんしかいないんだけど。


2017年6月21日水曜日

ズッキーニとツナとトマトのパスタ

今夜はパスタです。ズッキーニとツナとトマトの。あ、キャベツも入っています。

塩とうす口醤油の味付け。
大きな会議があるらしく、Tが居ないので、簡単に済ますのです。

毎月大きな会議があれば良いなと思いながら作りました。

しつこいくらい書きますけれど、本当に二人前と三人前って負担が違うのです。 Tは食べる方なので、四人前くらいになるからね。 いただきます。

また焼き鳥屋か

1日雨。ずいぶん時間がかかるなと見守っていたら、オープンするのはまた焼き鳥屋みたい。
そう言えば昔、実家の界隈に、本当の焼き鳥屋さんがあった。
何が本当のかって言うと、お酒を出さないの。メニューは焼き鳥だけ。
今は、お酒を飲みながら何を食べるかって時代だもんね。
近くに酒屋も出来たし、また観光の外国人狙いかな。

2017年6月20日火曜日

揚げ物2連発

竜田揚げです。
アスパラガスは新鮮なうちにと、またグリルで焼きました。
揚げ物2連発。
揚げ油が酸化してしまうので、早目に使いきるようにしています。

3連発で、明日はかき揚げも考えているんだけれど、 どうしましょうかね。

そうそう、天青は、やっぱりヤドリギのSちゃんもHオトウも知っていて、地元では有名だと報せてくれました。

撮ったのは茶色の空き瓶でしたが、 店内には、名前に相応しい 水色の瓶の天青が並んでいて、 きっと茅ヶ崎の海みたいなんだろうなと思っていました。

ヤドリギではアタシの大好物の杏が実っているらしく、きっとまた…\(^o^)/ と、密かに期待しちゃってます。

明日から梅雨空が戻るそう。 中間の薄曇りくらいが良いんだけどね。

今日も無事に暮れました。

お酒の名前

飲食店が多い環境の中を散歩していると、お酒の空き瓶を並べているお店がたくさんある事に気付く。

こんなお酒を置いてありますよと、メニューの看板もよく目にする。

アタシはお酒を滅多に呑まないのだが、お酒の名前は面白いと思っている。 瓶に貼られたラベルのデザインも様々で、綺麗だと思うものも結構多いのだ。

今日見たのはこれ 天青 。
てんせい と読むらしい。 せっかくだから調べてみたら、茅ヶ崎の蔵元のお酒だった。
中国の故事から 突き抜けるような涼やかさと、潤いのある味わい をと言う意味で名付けたそうだ。
茅ヶ崎のお酒だったら、ヤドリギのSちゃんとHオトウも知っているかもしれないな と思った。

散歩の途中で見掛けたお酒の名前を調べてみただけで、 そんな故事があるのかと知り、ふとヤドリギを思ったり出来るとは、楽しい事だ。

お酒の名前調べで夏を乗りきるかな。

2017年6月19日月曜日

最初は高温

前回失敗したコロッケです。冷凍だから、最初は高温。 急に油の温度が下がるんだよね。

五分したら返して中温が宜しいようです。
中が肉じゃがで水気が多いのですが、この揚げかたでカリッと美味しかったです。

噛みつく人々


 前にも書いたかな。
裏の飲食店街にある、自家焙煎のコーヒー豆を売る小さなお店の事。
「ゴジラ!臭いんだよ!判ってるのか!」

オーナーのご主人は、毎日近所の高齢女性に噛みつかれ続けている。

朝くらいは、美味しいコーヒーを飲みたいと思い、最近はこの店で買っていて、ゴジラご主人と話すようになったのだが、お店を始めた20年前から、ずーっと噛みつかれ続け、訴訟まで起こされたしまったのだそうだ。

調停は不成立。
どうも噛みつく女性はメンタル疾患らしく、話し合いすら出来なかったそうだ。

ゴジラご主人はうつ病になって、やっと克服した所らしい。

実は、こんな風に噛みつく系の人には他でもよく見かける。
このマンションにも数名いる。全部女性だ。

噛みつく人々にも家族が居ると思うのだが、何で対処しないんだろう。

噛みついているのも噛みつかれているのも、見ていて不快だ。

治療を受けて欲しい。

鬼に遭遇するのは怖いもんね。


2017年6月18日日曜日

はみ出し丼

旬のアスパラガスをたくさん戴いちゃった。
胡麻油をまぶして網焼きよ。切るのももったいないくらい立派だからそのまんまではみ出し丼よ。
アスパラガスはパズーに良くないって知らなくて、本当は大好物だったんだよね。 アスパラガスあげなくなってから、確かに発作が軽くなったので、今のおやつはモヤシとピーマンです。 それにしても、北海道のアスパラガスって立派、スーパーで売ってるのの倍は太いよ。美味しい。

学歴とメニュー作成能力


 教育関連のコラムのアクセスが多いので、少しづつ書きますよ。

あれは大きい姉さんがまだ乳母車←死語か??
つまりベビーカーに乗っていたころの話し。

昼寝の前に連れて行く公園で、同じようなお母さんたちと知り合いになった。
今で言う ママ友ってやつだ。
当時は ママ友 という言葉は無く、 やっと外へ連れ出せる事を、公園デビューと言っていたかと思う。

特に待ち合わせなどをすることも無かったが、公園に行くと自然に集まっていたので顔見知りになり、当然のことながらご近所の方ばかりなので交流が始まった。

実はアタシ、この交流が苦手だった。が、お誘いを断るのもワルイな・・と思い、お付き合いをしていた。

話題の主たるものは当然子育ての事。次に、それぞれの旦那様の事だったと思う。
「うちの主人は医者なの。大学病院の」
「わ~すごいね!」
「お宅は?」
「うちは商社のサラリーマン」
「へ~お給料良さそうだね」

アタシが聞かれる番になった。
お母さん同士が集まっているんだから、自分の自己紹介をしたかったが、なんでそこをすっ飛ばして夫の職業を暴露しなきゃならんの???と思いつつ、流れに逆らってはイケナイと思い答えた。

「うちはね、みかん売りのアルバイトよ。築地で仕入れたみかんを軽自動車に積んで売り歩くの」

お母さんたちの空気が固まった。
そうなのだ。Tは大きい姉さんが1歳半まで、定職に就かずバイトをしていたのである。
住まいもふる~いアパートで、六畳と三畳に台所(家賃は6万円) 今思うと高過ぎなのだが、バブルに入りかけていたのだ。

離乳食が終わって、1歳過ぎから幼児食になっていた。
食べる食べる、大きい姉さんは黙々と毎日三食完食していた。
しかし、他のお母さんは、食べないんだよね、うちの子・・ その悩みがとても深刻なようだった。

で、ある日、お医者さんの奥さんのマンションでお昼ご飯を食べる事となり、そこでアタシは、大きい姉さんがむしゃむしゃ食べていた 茹でシシャモと野菜チャーハンを持参したのである。焼いたシシャモは固いので、茹でて火を通しただけである。

これを、他の皆様のお子様方が、 食べる食べる!両手に持って食べる。 
塩気が抜けて、結構美味しいのだ。

その時である お医者様奥様から衝撃のひと言が発せられた。

「高卒でもメニュー考えられるんだね。・・・あ、ごめん、そういう意味じゃなくて・・」

  高卒と献立を考えるのはあんまり関係ないと思うよ~。結構料理が好きなだけ。

 みなさん、哺乳瓶からなんか吸い口みたいなのに移行して、それからなんとかストローで飲むことを覚えさせる事にも頑張っていた。

アタシは生来面倒くさがり屋なので、普通のコップにストローを半分の長さに切ったのをぶち込んでいた。

大姉は、飲み物をブクブクブクブクと泡立てては笑っていたが、何かの瞬間で飲み物がストローを通過して、大姉の口に入ったようだ。入れば飲み込むのは自然だ。
その日から、大姉はストローでリンゴジュースを飲めるようになったが、それも短期の事で、直接コップから飲み始めた。 半分はこぼれていたけどね。

教えなくても、実は自然にできるようになることは結構あるのである。
こぼれたら床を拭くまでのことだ。

母に電話をした
これこれこんなことがあってさ、高卒でもメニュー考えられるんだって言われちゃったよ。」

「ふ~ん。そう。変な人ね。ところでアンタ、公園に連れて行けば子育てしてると思ったら大間違いよ!判った?」

その後母は、大小姉さんに 焼きたての焼き鳥を買い与えて立ち食いさせたり、たまに訪ねてくると、 どっちがカラスの鳴き声をうまくできるかと
「カァ~ カァ~」比べをしたりしてくれた。(;''∀'')

焼きたて揚げたて、食べ物は出来立てが美味しい。
人間だって、翼は無いが カラスのように発声できる そのためには腹筋を使う。

このような実にユニークな事を教えてくれたのである。

 子供の人生にレールを敷く事なかれ、親が目標を与える事なかれ。
 目標なんてものは、時期が来れば自分で考えるのだ。それよりも、アタシはアタシを生きねばならぬ。

*母は 中卒です。

2017年6月17日土曜日

苦し紛れのサラダ寿司

ご飯も微妙、野菜も微妙、メニュー考える思考も微妙、微妙だらけで作り出した苦し紛れのサラダ寿司。

きゅうり、レタス、コーン、グリーンピース、パプリカ、甘目に煮たお揚げと人参にチーズ。
苦し紛れの割に美味しくてお代わりしてしまいました。冬瓜と鶏のお味噌汁も。
なんだかんだ、結構な食材を摂取したよね。

サラダ寿司は、大葉やミョウガとか、水っぽい野菜以外なら何を入れても意外に美味しいの。 もちろん、海老やイクラなんかを入れたら豪華よ。
ほぐし鮭でも可。酢飯は傷みにくいので、お弁当にも最適よ。
しかし、炊事ってエンドレスだよね。 炊事だけじゃなくて、家事全般エンドレス。
お給料貰いたいよ。

この雰囲気から察するに

また新店舗だ。この雰囲気から察するに、はい、居酒屋ですよね? 日本人よ、食べ過ぎよ~飲み過ぎよ~ あ、余計なお世話か。

危険だけれど大盛況

マリカート、事故多発で危険だけれど大盛況なのね。 事故の原因の多くは、カートの車高の低さ。一般車の運転席から、死角になって見えないらしい。 他には、運転しながら自分を撮影する自撮りだそう。 それでも外国人観光客からの収益は儲けどころなわけで、今はカートにポールを立てて目印にする事と、ヘルメットとシートベルトが検討されているんだって。ポールは既に立てられていますが、ヘルメットが難題かな。コスプレをして走る、このコスプレ体験も楽しいらしいの。着ぐるみにヘルメットだと、コスプレが違っちゃうんだね。 何れにしても、日本はアニメやゲーム、コスプレ大国としてかなり認知されて居るんだね。オリンピック後も流行り続けるのかな。

キャンキャン日記のその後

最後にキャンと悲鳴をあげてから、鳴かない日がやっと半月。
1ヶ月目指して、パズー坊っちま至れり尽くせりです。 どうも抱っこされるのが至福の時間らしく、もうアタシにベーッタリ張り付いてます。 60とは言っても、動物はやっぱり赤ちゃんみたいに可愛い存在。 人間も、年老いて 可愛いと、家族に優しくしてもらえると思うけれど、なかなかね、案外小憎らしい年寄りが多いよね。

冷たいふろ吹き大根

温かく食べる物を冷やしてみる。
今日は、冷たいふろ吹き大根のブロッコリー添えに酢味噌ダレにしてみました。大根は出汁で煮て、浸けたまま冷蔵庫へ。
主菜は、細切り牛肉と人参、にんにくの芽の塩コショウ炒めです。

もっと暑くなったら、冷やして美味しいメニュー開発しますよ。 どのみち早目に作って冷蔵庫に入れていたんだから、チンする手間が省けるってもんさね。

2017年6月16日金曜日

暑いのよね~(´∀`~)

3時に散歩に出てたけれど、やはり暑いのよね~(´∀`~)。どよ~ん。
先ずはパズーをクールダウンしてやって、アタシはジュースをひと口飲みました。
め・ず・ら・し・く・小遣いでTが買ってきたのです。オープンしたYAMAYAで。 分配する意識が低い人なので、少々不気味。 ジュースは美味しいけどね。

2017年6月15日木曜日

粗食なりに

今夜も粗食。粗食なりに食べ方があって、まず冷奴から。そして鶏そぼろとご飯とお味噌汁をよく噛んで食べるのです。
鶏そぼろに甘味をつけたので、冷奴は生醤油でね。

の~びのび

Tが出張なの~

日々緊迫した気持ちだから、出張の日はの~びのびした気分。

明日帰ってきちゃうけどね。。。

2017年6月14日水曜日

お一人様 温奴

T飲み会。大姉送別会。
従って、今夜は素敵なお一人様。

食べたいものを食べるぞぉ。

お豆腐3分の1丁をチン➡刻みネギ➡青のり➡白ゴマ➡亜麻仁油➡下ろし生姜➡黒糖入り黒醤油

温奴の出来上り~

これだけ食べれば明日の夜まで食べなくて大丈夫なアタシは、多分、国民年金だけで生き延びるであろう。

故意か偶然か

雨になりそうなので、散歩に行ってきた。
定番コースにある四角い鉢植えから、春のパンジーが片付けられていた。
夏の花の苗を植える予定なのであろう。
よく見たら、土に、サーフボードに乗った猫のような小さい人形を見付けた。故意に置いたのか、偶然落ちたのかは判らない。
何れにしても、猫のような小さい人形が、土の上でサーフィンしているわけだから面白い。
バラバラと小雨が落ちてきた。
四角い鉢植えの土が湿って、もしかしたら水溜まりが出来るかもしれない。 そうしたら、猫のような小さい人形は雨で洗われ、生き生きと水の上のサーフィンを楽しめるかもしれないと考えてみたら、故意にしても偶然であっても、更に面白さが増すに違いないのである。

それでイイのだ~~



 あれは確か、大きい姉さんが4年生、10歳ころの事だったと思う。
アタシが言い出したのか、本人が言い出したのかは忘れてしまったが、成績を上げるために、家庭教師だったか、トレーニングペーパーだったか、とにかく自宅で勉強してみようという事になった。

現れたのは若い男の人で、子供部屋に入り、大きい姉さんに話しかけ始めた。

鞄から出てきたのは2枚の絵だった。
一枚にはご飯とお味噌汁が、もう一枚にはステーキが書かれてあった。

「どっちが食べたい?大人になったらどっちが食べたいと思う?」
そのような事を質問したと思う。

かなり戸惑いながら、大きい姉さんは・・ ステーキの絵を指さして言った。
「こっち。」
そりゃそうだろう、とアタシも思いはしたが、実はとてもいや~な予感がした。

若い男の話は続いた。
つまりだ、一生懸命勉強してイイ学校に入って、そしてイイ会社に入ったら、イイお給料が貰える。
そうすると、粗食の極みであるお味噌汁とご飯じゃなくて、贅沢の極みであるステーキが食べられるんだよ。

これがイイ人生ってやつなんだと、力説したのである。

結果から申し上げると、家庭教師だったかトレーニングペーパーだったか、とにかくどちらも続かなかった。
却下だ。 

この直後だったか、もっと後だったか、この時の事を話したことがある。

大きい姉さんは、確かにステーキの方が食べたいとは思ったが、この若い男性の話をコワイ (◎_◎;)と感じたのだ。
アタシも同じだった、なんだコイツ!? 一体何を言い出すんだと、はらわたが煮えくり返るような怒りと幻滅を覚えた。

教育とは何ぞや。
イイ人生とは何ぞや。

それはステーキを食べられる経済力や地位を築く事なのか。
否である。
断じて 否なのである。

いっぱしの大人になるために、教育は欠かせない。
人間は、己の内面と向き合いながら、自力でコツコツと学んでゆくものだ。
親なんてもんは、子供の良かれと思う部分を見つけたら、ちょこっとしたさじ加減で良さを教えてやり、それを伸ばそうと思う気持ちに気づかせてやればイイのである。

考えるという癖と、決断する勇気と、結果を受け留める心と、前進する力さえ備わればイイのである。

大きい姉さんが、この若い男の話を コワイ と感じたことは、とても重要だ。
既に、ある価値判断が備わり始めていたという事だからだ。

当時、小さい姉さんはまだ1年生で、コワイ話をしている若い男と大きい姉さんのまわりを、鼻水たらしながら走り回っていた。
奇妙な光景だ。

大小姉さんのその後は・・
ご飯とお味噌汁の有難味も知り、時にはステーキも食べられる大人になった。
選択の自由を手に入れている。

それでイイのだ~。

* 学歴社会なんだという事は、アタシも知ってますよ。

①電車に乗っていた時に、お受験ママグループの会話が聞こえてきた。
「子供はさ、泥んこにまみれて遊んで元気なら良いっていうお母さんいるじゃない?そういう家の子ってさ、大抵 バカだよね。」
「うんうん、そう思う、正直」
この会話を聞いたとき。
②それから、小さい姉さんが 難関大学に合格した時。
誰かに言われた。
「ツテがあったんでしょ?おいくら位払ったの?」
高卒の両親から 大学へ行く、それもそこそこ名の知れた大学へ。
それはアリエナイ事だったのだろう。
どひゃ~~~と思った。あんたらマジ? そう思ったのである。
ま、率直な意見ではあるし、悪気はないんだからイイけどね。








2017年6月13日火曜日

長芋

サーモンと長芋、ほうれん草のホイル蒸し焼き&ミツバ入りだし巻き玉子とお味噌汁でした。
中途半端な大きさの長芋をどうしようかなと思っていて、蒸し焼きが美味しかった。
なんだかお腹いっぱい。

撤収

横浜中華街の、1つ前の駅でした。 撮影は無事に終了し、撤収後に東横線直通で帰宅。 眠いぞ! Tファミリーは、相変わらず仲良しでほのぼの。