2017年6月22日木曜日


 昨日は一日雨で、ごく短距離の散歩にしました。
今までは、植物ばかり見ていたのですが、ふと雨に濡れた石に目が行ってしまいました。
石って、乾いた時と濡れた時で全く色味が違うのね。

庭石の中には 飛び石と影石っていうのがあるらしく、 客人を招き入れる場所だとか、そういう風に置き場所があるらしい。

庭師の方が書かれた文章を読んだらとても興味深かったです。

石の置き方には正解は無いそうで、それでも、庭の仕上がりがより良くなるようにイメージしながら配置するそう。
これで良しと思っても、実際の庭の持ち主から、もっとこうして欲しいというような要望、ダメだしがあることも珍しくなく、そうしたら、またよっこらしょと移動するんだって。
これは入り口だから ようこそ という飛び石になるのかな。

そういえば、父が亡くなる数ヵ月前に、急に 墓石を自然石に変えると言い出し、それまでのよくある四角い石を取り払い、石を求めて奔走したことがあったっけ。
その時、余命2カ月程度。
父は、死ぬ前に 本当に墓石が自然石になったかどうか写真を見せろと言っていたので、焦ったのを覚えています。
おまけに、そこに、先に他界した母が書いた(お習字で) 旅 という字を刻めと。

それでなくても看病が大変だったので、記憶が曖昧なのですが、なんとか石屋さんを見つけ、予算を言って提案していただき、旅 を彫って設置し撮影。

父に見せたら、次は名前を彫る石も置けと・・ 
間に合うのか! 間に合ったけれどね。
100万以上かかったかもしれない。

その墓地は父の弟に引き継がれたので、(長男の兄ではなく) 私はお墓参りも行かなくなってしまいました。従って、思い出せないのであります。

今気になって居るのは、アタシには 入るお墓が無い事。
どうするべーかね。
ロッカーでも何でも良いんだけれど、何となく、共同墓地で遠くから 南無~っていうのは避けたいような気がしています。
それから、全く縁もゆかりもない場所も嫌なような、、、
考えなくちゃ。
自分の生命は終わっても、生きているうちに ここに入るのかあ と見ておきたい気持ち、この歳になって解るような気がしているところです。
ま、入るのはアタシとパズーと、この調子で独身なら大きい姉さんしかいないんだけど。


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早く着き過ぎた

銀座で休憩中。 早く着き過ぎた。 しかし、なんでイッセイミヤケのバッグ、行列出来ているんだろう。