ドクダミの花も今が盛りです。
毒がありそうな独特の匂いですが、実際には毒を消す方の効能がある生薬やお茶になるんですよね。
花言葉は 白い追憶。
言われてみれば、昔から道端に咲くドクダミを見ると、何故か祖父母の住んでいた旧い木造家屋とか、昭和の景色を思い出します。
北原白秋の俳句
どくだみの 花のにほひを 思ふとき
青みて迫る 君がまなざし
白秋が禁断の恋を詠んだ有名な俳句です。
匂いから、想い人の眼差しが浮かんで、それを俳句に出来てしまうってところが、やっぱり凄い感性だなの感心してしまいます。
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