2015年5月31日日曜日

待ってます

コンビニから出てくる大きい姉さんを待ってます。日が暮れても蒸し暑くて、暫くはタイルに寝そべってたパズー。 早く帰ろうね。

運動会

32℃超えです。
朝から聞こえていた松濤中学校の運動会が終わったらしい。
きっとまた熱中症で気分が悪くなってる生徒がいるんだろうね。 春も秋も短くなって、運動会みたいな屋外の催しは、むしろ冬の方が良いんじゃないかと思う。辛すぎでしょ?

ギフト発送準備

色々と試行錯誤したオリジナル品を、どんなラッピングにしようかなと考える時も楽しいものです。
ラッピング完了。本日発送しまーす。

2015年5月30日土曜日

震度4

また地震。最近多いなぁ。 まだ僅かに横揺れが残ってる。

ナンバーワン

夜のお散歩でナチュラルローソンに来ました。北欧ナンバーワンのスムージーだって。スムージーがどんな飲み物かよくはワカラナイけど、ナンバーワンって書いてあると買いたくなるたち。

暑いな〜おい

エアコンつける程ではないけれど、なんだか暑いね。

パズー「暑いな〜おい。冷たい風が出てくるやつつけようぜ…」

明日はまた雨らしいよね。

2015年5月29日金曜日

ピラフ炊きました

モロッコいんげんをたくさん入れたピラフ炊きました。 添えてあるのは、炒り卵のポテトサラダです。
しつこくならないように、バターは香り付け程度の味付け。
炊飯器発明した人ってスゴいよね。日本製の炊飯器は世界一なんだってさ。

関係ないさ

アタシ「パズー、雨だよ。」
パズー「雨?関係ないさ、散歩散歩!」

途中で止んだ。天気はパズーの味方です。

Life is one book

大きい姉さんの事

1年かけて職探しをしてきた大きい姉さんですが、この度、自営業(フリーランス)のラジオ製作ディレクターの卵として、第一歩を踏み出す事となりました。
自分に出来る事を模索しながら、活躍の場を拡げて行ってほしいと思っています。

ささやかな記念にキーホルダーを贈りました。
Life is a book
人生は一冊の本だ。自分の本を、1ページづつ焦らずに読み進めて完読して欲しいと願っています。
それにしても…自営業になるとはね。

大きい姉さん「1年は無駄じゃなかったの。結局やりたいことはコレだったってこと。」

ご心配いただきました皆様、ありがとうございました。引き続き応援してやって下さいませ。何卒宜しくお願い申し上げます。

お願いされてもねぇ…
※ ホームページ等の準備をしています。マイペースですので、いつ出来るのかは未定ですが、そのうちリンク貼ります。

2015年5月28日木曜日

シャンパンゴールド

今夜はK子ちゃんがパンプスとピアスを取りにいらっしゃいました。 いつもさりげなく光り物を身に付けていて、定番ピアスお似合いでした。 そのうち、0.5カラット位のプチネックでセットに出来ると良いね。
ゴールドカラーの長財布を探しているとの事ですが、あんまりピッカンピカンなゴールドよりも、この程度のシャンパンゴールドがお勧め。お値段も手頃です。

オリジナルキーチャーム ロボットだ~



 金属製のキーホルダーの依頼を請けていました。
プラチナや18金は予算オーバー、シルバーも考えたけれど、変色が気になり、今回初めて、ステンレスという素材でオリジナルを造る事に決めました。
決めるのは簡単だけど、ド素人のアタシが引いた図面を加工してくれる業者さんがなかなか見つからず、見つかったかと思ったら予算オーバー。
ステンレスのカットにはレーザーを使うのですが、一個だけっていうのは殆ど請けてくれないのです。 日本全国くまなく探したところ、とても丁寧な対応をして下さるメーカーさんが見つかりました。
こんな詳細図面を何度かやりとりして修正して、本日仕上がりました。
青のストラップは、ドイツのトロイカの物です。カラナビ他のキーパーツは日本製。オレンジの革タグは、ヌメ革の職人さんにカットしてもらいました。
ロボット君は、正方形かその倍数で作ってあり、ボディーにはイニシャルを抜きました。
世界で1つしかないキュートなギフトだよね。
気に入ってくれると嬉しいなと思っています。

モスキーノ

盛夏用インポート生地入荷。なかなか手に入らないモスキーノ等も。 全部イタリア製で、3分の2は既にオーダーを頂いています。 来週から取り掛かります。鋏を研がなくちゃ。

2015年5月27日水曜日

パズーのご飯

パズーのご飯は、1日2回。2回分は同じメニューです。今夜は、レタスとササミを煮て、そこに茹でたインゲンと豆苗を混ぜました。 野菜はキャベツを足したりするんだけど、ササミ以外には豚の赤身や鮭とかね。
他に、寝る前にピーマンを食べます。
前回の発作から一ヶ月半を過ぎてちょっとホッとしているところ。

日本だけ?


 5本指の靴下が仕入れ可能か、タコヤキちゃんから問いあわせがありました。
全世界、足の指は5本だけど、靴下に5本指タイプがあるのは日本だけ?
コットンで5本指、滑り止めがついた日本製、仕入れ可能です。
だけど、送料を入れると結構高くなっちゃうんじゃないかな。

希少品

昨夜はC子さんが、お仕立て前の反物を見にいらっしゃいました。新潟の紺仁謹製の希少品です。 浴衣と呼ぶよりは、木綿の着物と言った方が良いかな。 飽きる事のない笹の葉の型染めは、化学染料を使っていない正藍染めです。
7月にお召しになります。帯結びマスターしましょうね。

2015年5月26日火曜日

応募用紙

裏通りの愛称に応募するための用紙を貰って来ました。近所の花屋さんでね。花屋の御主人が「良い名前を考えて下さいね。」って言ってた。
モチロンです!まだ1個も浮かんでないけど。

反物

C子さんが誂える反物が届いています。
お仕立てさんに回す前に、今夜ご本人が見に来ます。
染めや織については、是非伝えたい事があるので着物塾かな。
色柄は後程掲載します。

2015年5月25日月曜日

こんなもん?

散歩してたら炭酸が飲みたくなって自販機で買いました。
帰宅してから、さて飲もうかと思ったら…
(・_・?) 未開封なんだけど、ジュースの量ってこんなもん?
既にひと口ふた口飲んだ位の位置にジュースの水平線が。
もっと上まであったような気がする。気のせいかな。

たかがフィルター

どのメーカーの掃除機にも使えるフィルターを買ってきました。
たかがフィルター。しかし、装着するのに30分。 老眼鏡を買い替えないとダメだね。純正にすれば良かった。

蒸しむし

朝の9時前に散歩に出ました。

パズー「日陰のまるい公園、風が吹いてないぞ。」
アタシ「蒸しむしだね、パズー。近道して帰ろ。」
パズー「まだ帰らないよ。風を探しに行こうぜ。」

朝から蒸し暑い…

2015年5月24日日曜日

むーめーじん21

ナチュラルローソンから出て来たら、しゃがみ込んでパズーに話し掛けている男性が。

トイプードル?すっごいジャンプだねー
と声をかけられました。

「俺さ、テディーベアカット嫌いよ。シャープでイイね〜この子。パズーってのか。いやさ、俺も飼ってるんだけど、3ヶ月に1度くらい固まっちゃうの。テンカンかな…。 俺?そこのマンション。今日はオフだからこれパジャマ。 DJ30年やってるよ。銀座でしょ、渋谷もだけと、あとは麻布や六本木。 あんたのシャツどこの? そうゆーの俺好き。仕事でコラボしようよ…」

白地にダークネイビーのボーダTシャツに白のハーフパンツ、素足にオシャレなローファー合わせてました。オンの日の画像をスマホで見せてくれたんだけど、いや〜オシャレ度120%。
名刺貰っちゃった。
サウンドプロデューサーがお仕事で、クラブの総括プロデュースしてるんだって。
オフにお会いしたのでむーめーじんですが、知る人ぞ知るお方のようです。
同世代の男性には居るんだよね、かなりな洒落人。 同性は少ない気がする。
クラブイベントのファッションプロデュースかぁ。やってみたいね、是非。
折角頂いたお名刺なので、ご挨拶メール送らせていただきます。

固定資産税

神泉踏み切り近くの古家があっという間に取り壊されました。
角地だけど陽当たりは望めず、目の前はラブホテル。
約27坪は畳にして13畳くらいかな。
この辺りは商業地域なので、地上5階から6階くらいまでの高さが建てられるのですが、果たしてどうなるんだろう。
固定資産税が相当高額なので、無くなるお宅が増えています。

定番中の定番

注文を請けていたピアスが仕上がりました。定番中の定番、シンプルな一粒ダイヤモンドです。
カラーもクラリティーもカットも良いので煌めきが綺麗。
特に光り物好きじゃなくても、ダイヤのプチネックとピアスのセット、パールのセットは揃える女性が多いですね。
ダイヤの場合は、プチネックが1カラットならば、ピアスは0.7〜0.8カラット。0.5カラットならば0.2〜0.3カラットといった具合に、バランスの良い揃え方をするのがベストです。
体格や年齢、雰囲気等で、似合う大きさをアドヴァイスするようにしています。
イヤリングも、挟んでからさらにはネジで調節出来るような造りになりますので、きちんと留めれば無くす心配はありません。
アタシはボディーピアスで、軟骨にもあけているんだけど、こうやって間近で見ると、やっぱり欲しくなっちゃうね。
紺屋の白袴と言いますが、ジュエリーはブラックパール一連しか持っていません。ブラックパールはいつか指輪が欲しいです。

2015年5月23日土曜日

賞品ついた!

道玄坂の交番から神泉駅までの裏道に、名前をつけることになって、応募しようと前にブログに書きましたが、いまひとつ真剣に考えられませんでした。
応募が無かったらしく、賞品がついた!
USJチケットと往復グリーン席の新幹線で合計10万2名様だって。 神泉町と円山町にしか、このポスターは貼ってないので、確率高いよね。
ヤマトのお兄さんも、こんなウマイ話はないっすよねって言ってたよ。
げんきんなもんで、真剣に考えはじめています。

週末だけ

Bunkamura通りに出る下り坂にある、フレンチレストランに、小さな看板が出ました。
パイ生地のデザートが、週末だけテイクアウト出来るようになったみたい。ケーキ屋さんのショートケーキが1個500円に近づいているんだから、200円なら食べてみたいよね。スゴく小さいかもしれないけど。

とっても上品

頼まれていた時計が入荷しました。
見やすい文字盤と、冠婚葬祭オーケーのシルバーカラーベゼル。
最初はドンキホーテで買うって言ってたんだけど、実は目が肥えているのでそれはジョーク。
半袖の季節に、手首が目立つからという理由で、エルメスのケープコッドに決めました。 とっても上品。直営店では30万弱かな。 お安く納めさせていただきます。

お役に立てて光栄よ

うちには大、中、小の豚の貯金箱があります。それぞれ、エリー大、エリー中、エリー小 と呼んでいます。エリー大は、500円玉専用で、これはとても大切なアタシの貯金。エリー中とエリー小は、まぁ言ってみればポイントカードみたいな感覚です。
さて、かねてから周囲の皆々様方から
「Windows XP使ってるのは危険だよ!街中を素っ裸で歩いてるようなもんだよ!」と言われていました。
しかし、何万もかけて買うなら、アタシの場合はミシンですので、気が乗らないわけです。 しかし、そうも言ってられないらしいので、エリー中&エリー小で買える(つまり、ポイントで買うってこと)ならば、ま、仕方ないか…という気持ちになりました。
で、実際にポイントがいくら貯まっているのかを、大きい姉さんが数えましたところ、なんとか新しいけと安いパソコンが買えることが判明。

エリー中&エリー小「お役に立てて光栄よ」

買いに行くのはおろか、ネットで注文するのも受け取るのも煩わしいので、小銭を大きい姉さんに託しました。 クエストクリアしておくれ。

※今回のクエストは、この小銭でパソコンを買い、直ぐに使えるようにするところでクリアとなります。

2015年5月22日金曜日

厚揚げ

厚揚げを、強火でカリッと焼きました。ヤドリギからいただいた海苔が美味しくて、刻んで乗せました、すり下ろし生姜に生醤油でさっぱりいただきます。

夫婦でセレクト~



去る5月4日、結婚5周年と、ご長男の初節句を兼ねた記念撮影を行ったT家。
納品させていただいた画像の中から、お気に入りを夫婦でセレクトしていただきました。
幸せいっぱい家族が満面の笑みで映ったのと、腰を痛めていたにもかかわらず、決死の覚悟でお姫様抱っこにトライした しがみつき写真。
Mちゃんは、独身で彼氏もいなかった頃からのお付き合いですので、アタシはT家の歴史を最初から見ているわけです。
初夏の幸せ家族をテーマにしたポスターになりそうだね。
6周年の撮影も楽しみにしていますよ~。


さて、プライベートスタジオにて、今回の撮影をしてくれたのは・・・。
ご紹介したいと思います。



フォトグラファー 竹内 義和 君
出身は兵庫県
1977年生まれ 38歳 独身
ファッション系撮影、人物、キッズを得意としているそうですが、風景以外は何でも撮ってくれます。
ブライダル撮影の経験も100組以上。
仕事は、こちらの希望(イメージ)を理解するのも、撮影もスピーディーで丁寧でした。
特筆すべきことは、サービス精神が旺盛な事。
きめ細かい配慮をしてくれて、とても助かりました。

プライベートでは自炊派だそう。
そろそろ結婚したいなと思っているそうですが、まだ妄想の段階です。
(アタシは、妄想のまんま月日が流れるようなきがしています)
 
単発ではありますが、今後も是非一緒に仕事をしたいと思いますので、何卒宜しくお願い致します。





 
 

お祖母ちゃんの思い出清編

アタシの母は、産まれて直ぐに里子に出されて育てられたので、母を引き取った育ての親が母方のお祖母ちゃんという事になりますが、そのお祖母ちゃんは、アタシが産まれる少し前に急死してしまいました。 その後すぐに、祖父に後添えさんが来ました。アタシが母方のお祖母ちゃんと呼んでいたのは、この後添えに来たお祖母ちゃんです。 清(きよ)という名前でした。
母方の実家には、祖父と、このお祖母ちゃんの連れ子である当時高校生の息子が居て、三人で暮らしていました。祖父には兄弟姉妹が多く、いつもたくさんの大人や子供が出入りしていました。特にお正月などは、うちの家族、叔母家族、他の叔父や叔母とその子供達も集まりましたので、何台か繋げて並べた座卓の回りを、15人以上の人が囲んでいました。 母の義理の妹は都内に嫁いでいましたので、普段、度々出入りしていたのは、うちの家族でした。
お祖母ちゃんが後添えに入ったいきさつは、大人になってから聞きました。祖父の妹の娘よう子叔母さんに縁談があり、その相手の男性は北海道の出身でした。今で言う親族顔合わせの際に、父親が戦死している事が判りました。お母さんと弟だけになってしまうならば、祖父が独り住まいになっていましたので、いっそのこと、北海道を出て、子連れで後添えに入ったら良かろうという話になり、よう子叔母さんと長男が結婚したと同時に、お祖母ちゃんも次男を連れて祖父の元に嫁いで来たということでした。
お祖母ちゃんには、なにぬねのの発音に、少し訛りがありました。 お祖母ちゃんはとてもよく立ち働く人でした。特に、台所仕事が得意でした。遊びに行くと、大抵、奥のお勝手で何かを作っていました。お勝手の床板が外せるようになっていて、その床下には大きな四斗樽(しとだる)の糠床がありました。アタシはこの糠床の臭いも、それを混ぜるのも好きで、よく手伝わせてもらいました。お祖母ちゃんの糠漬けは最高の味でした。他に、鮭の粕漬けも美味でした。ひと通りの御節料理をいただいた後に、香ばしく焼き上がった鮭の粕漬けでお茶漬けを食べるのは、皆なが楽しみにしていました。昆布とスルメイカが入った松前漬けもとても良い味でした。後添えさんとは言っても、幼かったアタシにとっては、物心ついた時にはお祖母ちゃんが居たので、ずっとそこで暮らして来た人と思っていましたし、周囲の親族と打ち解けて暮らしていました。アタシは、糠床の世話だけではなくて、出汁の取り方や、お魚を粕漬けにする時の味付けや、粕がこびりつかないようにガ
ーゼを使う知恵ですとか、お味噌汁にお味噌を入れるタイミングなど、台所仕事の色々をこのお祖母ちゃんから教わったのです。特に、魚のさばき方や、美味しい切り身の見分け方、昆布の選び方などは、お祖母ちゃんが北海道の出身だった事が大きく影響していると思います。お祖母ちゃんは、アタシ達兄妹をお風呂に入れてくれる事も度々ありました。お祖母ちゃんの背中の、ちょうど肩甲骨辺りに、耳の孔より少し小さい孔があいていて、アタシにはそれが不思議で仕方ありませんでした。「ねぇお祖母ちゃん、どーしてお背中に孔があいてるのぉ?」 と訊ねましたら、お祖母ちゃんは言いました。「お祖母ちゃんの背中にね、鉄砲の玉が当たったの。戦争中に走って逃げてる時にね、背中がカッと熱くなったんだけどね、走り続けたんだよ。とにかく皆が走って逃げたの。」と。「痛くないの?お風呂のお湯が入らない?」と重ねて聞くと、「お湯は入らないよ、今は痛くないんだよ。だけどね、いっぱい怪我をした人がいたから、直ぐにお医者さんに治してもらえなかったの。だか
ら今でも鉄砲の玉は中に入ったまんまなんだよ。戦争は怖いから終わって良かったね。」 お祖母ちゃんは、子供達の身体を石鹸でゴシゴシ洗いながら、そして汗をたくさんかきながら、そんな話を聞かせてくれました。
妹のタコヤキが産まれてから、お祖母ちゃんは妹を大層可愛がるようになりました。泣き虫で人見知りの激しかった妹は、お祖母ちゃんの家から数分の幼稚園に通うことになり、その送り迎えはお祖母ちゃんがやっていました。母からすれば、自分が嫁いでから来たお祖母ちゃんとは暮らした事がなかったわけですが、子育てを手助けしてくれた事で、とても助かっていたようでした。アタシは小学生になり、父方、母方の実家に行くよりも、幼馴染みのJちゃんのお宅に預けられる事が多くなりましたので、お祖母ちゃんに会うのは、お正月と年に2回、お彼岸でお墓参りに行く時くらいになってゆきました。母方のお墓は、今のホテルオークラの近くのお寺にありました。墓石をきれいにして、順番にお花とお線香を供え、子供達も手を合わせて、お祖母ちゃんは一番最後でした。それが済むと、お祖母ちゃんは手桶と花を持って、同じお寺の別のお墓の所へ行き、同じように墓石をきれいにして手を合わせていました。 子供達は、帰り際にお寺さんの奥さんに戴くお菓子が楽しみでした
ので、二つのお墓にお参りすることを気に留めてはいませんでしたが、アタシは、お祖母ちゃんが、二つ目のお墓の前で、長い時間手を合わせていた姿が目に焼き付いています。大人になってから、それは北海道から移して来たお墓で、中には、お祖母ちゃんの戦死した旦那さんが眠っていることを知りました。戦死した旦那さんは軍人さんで、お祖母ちゃんには二人の幼い息子も居たので、国から戦没者の遺族に払われる恩給を受給していたとの事でした。祖父は戦時中、零戦の部品を作る仕事をしていて、戦地には行かずに済んだそうですが、敗戦後は仕事が無くなりました。そのような状況でしたので、アタシの母は、15歳で中学を卒業すると同時に町工場に働きに出て家計を支え、結婚後は、アタシの父が、祖父に貴金属装身具製作の仕事を回して、お給料という形で援助をしていました。 そのうちに、成人して社会人になったお祖母ちゃんの次男にもお嫁さんが来て、母方の実家の庭に離れが建てられ新居となりました。それから何年も平穏な年月が流れましたが、アタシが二十
歳を過ぎて何年かした頃から、お祖母ちゃんに痴呆の症状が出始めたのです。祖父も高齢で病みがちになりました。 お祖母ちゃんの介護をしたのは、離れに居を構えた次男のお嫁さんでした。祖父が亡くなり、その1週間後に、まだ57だったアタシの母が他界しましたので、母方の実家には、痴呆のお祖母ちゃんと、その次男家族だけになりました。お嫁さんは、10年以上の介護で疲れ果てているとの事でしたが、祖父も母も亡くなった後でしたし、お祖母ちゃんの痴呆は悪化して徘徊もひどくなり、部屋に鍵をかけていると聞き、アタシの足は遠退いてしまいました。危篤の報せをうけて病院にお見舞いに行った時には、会話も出来ない状態でした。恩給を受給していた事などの事情で、祖父とお祖母ちゃんは入籍をせず、内縁関係の夫婦だったと知ったのは、お祖母ちゃんの葬儀が終わった後のことです。お祖母ちゃんの遺骨は、長く手を合わせていた方のお墓に納められたと聞いています。
元々は母の実家でしたし、その土地を買うためには、亡母のお給金が使われたので、土地や家の相続で小さな揉め事が起こりました。アタシ達三人兄妹に僅かな相続権が発生したからです。アタシ達三人は、よく解らないまま相続放棄の書類に捺印しました。アタシはその頃から、父方母方、両方の親族と疎遠になって現在に至っています。
第二次世界大戦では、東京大空襲や、広島、長崎への原爆投下の悲惨さを歴史で学ぶ事が多いのですが、終戦の1945年7月、アメリカ軍の3000機にも及ぶ戦闘機が、北海道の室蘭、釧路、根室などに無差別な空襲を行い、それは北海道空襲と呼ばれ、一般市民に多大な被害があったそうです。その空襲の時に、背に銃弾を受けながら、まだ小さかった二人の息子を抱えて逃げ惑った庶民の一人がお祖母ちゃんだったのだと考えますと、お祖母ちゃんの故郷は室蘭、釧路、根室のいずれかだったのではないかと思います。北海道空襲は、アタシが生まれる17年前の出来事です。アタシが知る限り、お祖母ちゃんは北海道に帰った事はありませんでした。 夫が戦死し、自らも負傷し、故郷を離れて見知らぬ土地に移り住むことになるなど、戦後世代のアタシには、その心中を察する事すら出来ません。
50代になった今、戦死した夫の墓前で、何を語りかけながら手を合わせていたのかと考えますと、胸が熱くなる思いと共に、悲しみを口にすることもなく、いつも明るく朗らかに笑いながら、故郷の味を作り私達にふるまってくれた事にあらためて感謝の気持ちが湧いてきます。
アタシは今でも、糠床を大切にしています。床を混ぜる度に、お祖母ちゃんの背中にあった銃弾の傷痕を思い出します。

追記※母を産み落として直ぐに里子に出した、アタシの本当の祖母にあたる人とは、母が亡くなった後に消息を調べ、会うことが出来ました。既に78歳になられていました。数回お会いした後に、また音信が途絶えています。100を越えるお歳ですので、何とか消息を知りたいと思っています。この祖母もまた、戦後未亡人なのです。

2015年5月21日木曜日

探す!見積もる!


何かを造るには材料が要って、更にそれを取り扱うメーカーや職人さんが必要です。
生地とか、貴金属、革、木・・・素材は様々。
一昨日から、今まで扱った事が無い素材のメーカーさんや加工業者さんを手当たりしだいに探しまくっています。
なにしろ発注数が少ないので、向こう様にとっては大きな利益が見込めるクライアントではないわけです、アタシはね。
門前払い十数件、見積もり受付2件。。
それでもアタシは諦めない。ネバーギブアップです。
ただいま一社と商談中。ファイトだ!

おままごと

マコシンシン「さあ、お弁当つくりましょうね。えーと、これはマコシンシンのでしょ?こっちは…マコシンシンのでしょ」

小さい姉さん「オカアシャンのは?」

マコシンシン「待ってね。オカアシャンのは余ったら入れるからね。」

オカアシャンのお弁当は空っぽのままかもしれないね。
食いしん坊バンザイ\(^o^)/

2015年5月20日水曜日

旧家の庭から

神泉駅前でブティックをやっているママが、ミヤコワスレの切り花を下さいました。2年目かな。
ママはもう還暦を越えているんだけど、秋田県大館市のご出身で、90代のご両親ご健在。ご実家は、雑誌の取材を受けるほどの旧家で、100年を越えるお宅は当時のまんまだそう。蔵もあるんだって。この旧家の庭に咲くミヤコワスレを、毎年どっさりと送ってくれるので、こうして顔見知りに分けてくださるのです。 とても花持ちが良く、最後には根が延びてくるほど。 花は清楚だけれど、力強い紫です。

今日は受診日

月に1度の受診日でした。
夏が苦手で、疲労感がなかなか抜けないと訴えたら、主治医が
「冬眠じゃなくて夏眠を心掛けてみて下さい。」だってさ。
夏眠って言われてもねぇ。
出来ませんよねぇ。
低空飛行続行。暑さで墜落しないようにせいぜい引きこもりましょうね。

実がなる前に

近辺にはイタリアンレストランが凌ぎを削っていて、大抵のお店の入り口にはオリーブの鉢植えが置いてあります。だけど、オリーブの実がなっている鉢は見たことが無いから、東京では無理なんだろうなと思っていました。 たまたま通りかかったお店のオリーブをよく見てみたら、小さな花が咲いていました。そうだよね、実がなる前に花が咲かないと結実しないもんね。
花が咲いてるオリーブは、実がなる可能性があるわけよね。楽しみ。もちろん、実がなっても盗み取ったりはしないけど。

2015年5月19日火曜日

蒸し鮭の混ぜご飯

生鮭を蒸して皮と骨を取りほぐします。ここに塩と山椒と七味で味付け。軽く茹でたサヤエンドウとニンジンの千切り、そして刻みねぎ、キッチンハサミで切った焼き海苔をさっくり混ぜて出来上がり〜。
塩加減はお好みで。お握りにしても良いし、お茶漬けもグッド(o^-')b 美味しいよ。

ヤドリギ便

安定しないお天気に、吸血山ヒル…今年の茶摘みは大変だろうなと思っていたら、届きました〜。 あの広大な茶畑の新茶やお菓子に海苔にサヤエンドウ。待ってましたのヤドリギ便。
Sちゃん、Hオトウありがとう。風景画像を見た今年は、有り難み倍増です。 ゆっくり味わっていただきます。 ウレシイよぉ〜。

微妙な2センチ

被れるブラウス完成。 後ろ身頃は若干高め、前身頃は若干低め。細いベルトでかっこよくブラウジングするのは難しいので、着たら自然にブラウジングされるように、微妙な2センチの差をつけました。1周、緩やかにゴムで絞ってあります。

並木について

道玄坂の欅並木がうっそうとして来ました。 並木について思うのは、こんな具合に、道路の両サイドに植えられた木が充分に生育して、道路をアーチのように覆うくらいに葉を繁らせて欲しいってこと。 街が成熟して歴史を感じられるから。 特に渋谷のように高いビルが多い街は、並木にも高さがあった方が良いよね。

2015年5月18日月曜日

キャベツ入りゴーヤチャンプル

暑くなると食べたくなる、大好きなゴーヤ。今日はキャベツ入りで野菜たっぷり。
ゴーヤが好きな理由は苦さと歯応えです。 簡単だしね。

メンズのシャツ生地で

ピーコックグリーンが効いたメンズのシャツ生地で、レディースのブラウス作り始めました。瞬く間に春が過ぎて夏が来て、どうもそれから梅雨が来るみたい。順番違ってるよね。盛夏に涼しく着られる物をコツコツ進行します。

撤収

横浜中華街の、1つ前の駅でした。 撮影は無事に終了し、撤収後に東横線直通で帰宅。 眠いぞ! Tファミリーは、相変わらず仲良しでほのぼの。