2018年4月30日月曜日

軽く一膳

何にも作る気になれず、いい加減な炒め物。

何が食べたいんだろうと、毎日考えて、特に食べたいものも思い浮かばず、一番の希望は、ほぼ365日待った無しの炊事から解放されたいという
ことに突き当たる。

世間は連休だけれど、いったいどんな過ごし方をしているのだろう。

海外旅行に出掛ける人で、空港が混んでいるとニュースに書いてあった。

そう言えば今朝、「きっとパリに行けるよ」と大きい姉さんに言われた。

本当だろうか?

行けないなら行けないで、それほどガックリしてしまうことは無いけれど、もしも行けるならば、何の心配もない心持ちで行きたいものだ。

あんなに必死に働いて来たのに、実は国内も北海道にさえ行った事が無い。

あまり考えなくても、旅先で食べる物は何でも美味しく感じることだろう。

ごちそうさまでした。

咲いた咲いた

とうとう咲いた!

他にもいくつか蕾があって、この花は第1号。

花壇に立ち寄る事を覚えているパズーは、足もとでクルクル回っている。

暫く眺めてから、今度は踏み切りを渡って裏通りへ向かった。

こちらでは、数年前に1輪だけだった黄薔薇が沢山開いていた。

渋谷の繁華街からは、海が見えるわけでもなく、山を眺められるわけでもなく、気持ちを和ませてくれるものと言えば、こうした花々くらいしか無い。
だから開花時期を見逃さないように眺める事にしている。

海外の研究結果では、海を眺められる環境に住む人は、ストレスが少ないらしい。 また、人工的な芝生や公園では成果は見られないけれど、自然の森林が見えるのも良いそうだ。

海は飽かずに眺めていられて、何故か人はその時に無口になる。

海水浴にも、南国のリゾートにも興味は無いけれど、散歩中に海が見えたら、どんなに安らぐことだろうと思う。

人気の少ない砂浜を、パズーが走っている姿も見てみたいけれど、ここに住まっている限りは叶わない。

色とりどりの花と、窓から空が広がっている景色が見えるだけでも恵まれていると思っている。

2018年4月29日日曜日

二色そぼろご飯

玉ねぎ入りの鶏そぼろと甘めの炒り卵で二色そぼろご飯。

しかし、糠漬けとご飯の方がメインで食べたいから、そぼろはご飯に乗せずに別盛りで。

トマトとセロリのスープ付き粗食定食。

食べ終わってから一回り散歩をしてきた。

夜風が涼しくて気持ちが良く、パズーもニコニコとまるい公園を走っていた。

これから暑い日は、午後は無しにして夜にした方が良いのだけれど、早朝に大きい姉さんが行ってくれる散歩から夜までの間に、パズーはきっと外に出たがるに違いない。

だから、午後は気晴らしに下に降りるだけにして、食後に改めて出直す事にしようと思っている。

今日の糠漬けはキュウリと小かぶ。

毎日必ず食べたいという大きい姉さんの希望にそうためには、フル回転だ。

小さい姉さん一家が近くならば、ご飯のおかずや漬け物を運べるのにと毎日思う。

ケームの仲間の中に、もうじき定年の男性が居て、孫を育てている。

産んだのは娘なのだけれど、家出をしてしまったらしい。

その娘さんは、生れた時に脳腫瘍と診断されて、手術で一命をとりとめた。
その後は一年遅れで学校に入り、一昨年、他県の短大に合格した。

一人暮らしをするアパートを決めて、家財道具も全部父親が揃えて引っ越しをした。

ところが、入学式直前になって、妊娠が発覚したのである。

どうするんだろうかと、他のゲーム仲間も近況を読みながら心配していたら、入学を取り止めて結婚することになった。

だから、今度は新婚夫婦の為の部屋探しから引っ越しまで、また父親が段取りをした。
18歳同士の新婚さんに生まれたのが男の子だった。

そして昨年は離婚騒動があって、娘さんは子連れで実家に戻ってきたのである。

その娘さんが、子育てが嫌で家出をしたのが先週のこと。

昼間は母親が育て、休みは父親が育てている。

定年退職を一年早めて孫育てに専念しようかと考えているらしく、特に娘を探す様子は無い。

もう一人、まだ独立前の息子さんが居るのだが、障害があるらしく、アタシがゲーム内で仲間になってからずーーっと、その男性はダブルワークを続けているのである。

脳腫瘍を乗り越えて成人した娘さんのことも、障害がある息子さんのことも、孫も、殊更可愛いに違いないと思うけれど、誰も書き込みはしないが、このままでは誰にとっても良くないだろうと、仲間達は皆な思っている。

一人だけ、いい加減に世話を焼くのを止めたらどうかと意見した若い仲間が居た。

男性は、その書き込みに反応しなかった。

顔の見えないゲームの世界のこととはいえ、考えさせられる出来事は結構あるものだ。

ゲームの仲間ではあるけれど、それ以上には発展しない。
希薄な人間関係のまま時が経過して行く。

本当の友達、仲間と呼びたいと思ったら、実際に会って交流する以外に方法は無い。

いつでも簡単にさようならと消えられるインターネットの中の関係は、所詮見ず知らずの枠を出ることは出来ない。

文字の羅列から推し量れるほど、人は単純では無いからだ。

そこをきっかけにして交友したいと思うならば、会ってみるしかない。

そして、是非もう一度会いたいと思えるかどうかだと思う。

今日も無事に暮れました。

晴れ時々Hオトウ 若葉祭り


オトウからメールだ!!

添付されていた画像を開いて わ~~っと声に出してしまった。

毎年GWに行う若葉祭りでは、 それぞれのお宅で使わなくなった鯉のぼりを、川に飾るのだそう。

川にって、向こう岸に渡してこの数!
ヤドリギの子供たちの成長を願うのか。
飾りつけだけでも大変な作業。

もう一つ驚いたのは、山ばかりかと思って居たヤドリギに、川が流れている事を知ったこと。
ここ、BBQ出来ちゃうね。

昔、まだ子供だった頃、両親に連れられてよくドライブに行ったのだけれど、東京から2時間~3時間走ると風景が長閑に変わって、住宅地では絶対に見られない大きな鯉のぼりを見て驚いたものだった。

下から見上げたら圧巻だわ、これ。

こういう諸行事を、受け継ぐ大人が居て、それを見て継承して行く子供が激減しているのは本当に残念な事。

1人でも多くの若い世代や子供たちに見せてあげたいよね。

オトウ頑張れ~~。
Sちゃんは、茶刈りだそうで、また祭りか・・・と怒っているそう。
女の仕事も大変だもんね。
Sちゃん頑張れ~~。

ご愛読下さっている皆さま、お子様連れで是非ヤドリギへ。

神奈川県の松田町と言うところです。

そのうち、撮影仕事のロケ地に使わせてもらいましょうね。

穴場ですもの。



あと一息!

好天続きの連休。
あと一息で芍薬が花開く。
日向は暑く、日陰を回ってきた。

習慣予報を見てみたら、予定を入れてある3日だけに雨マークがあった。

また雨かぁ。
雨女に傘は必需品である。

朝からTのお弁当の作りおき8日分を冷凍して、玄米炊いて、ご飯の下ごしらえに、パズーの野菜スープ、鰯を煮たら、もうこんな時間になった。

そこへTから、職場に泊まるからご飯は要らないとメールが来た。

朝言ってくれないものだろうか。

Tは頻繁に職場に泊まるのだが、そこは会議用の部屋として職場が借り上げている。

先日も、勝手に寝泊まりしている事が知れたら困った事になりますよと説明したが、止めないのである。

職場が管理している物件ではあるが、Tが借り上げているわけでも管理人でも無い。

今日もまた同じことを伝え、公私混同はいけませんよとメールした。

多分平気、きっとバレない、絶対大丈夫と考えている時点でアウトなのだ。

全然平気じゃなく、大抵はバレ、ちっとも大丈夫じゃないから、こんな事態になっているのである。

僕の物は僕の物。貴女の物も僕の物。更に、職場の物も僕の物。

非常に危険な思考だ。

物をお金に置き換えてみるとよく解る。

ああ神様、職場のお金は僕の金 とならぬようお願いします。

2018年4月28日土曜日

励みの為に

気が遠くなりそうなTとの同居生活。 
確実に終わりに向かっている事を確認するために書いておきます。 
 
2016年 
 
3月・4月・5月・6月・7月・8月・9月・10月・11月・12月 
 
2017年 
1月・2月・3月・4月・5月・6月・7月・8月・9月・10月・11月・12月
 
2018年 
1月・2月・3月・4月・5月・6月・7月・8月・9月・10月・11月・12月
 
2019年
1月・2月・3月・4月・5月・6月・7月・8月・9月・10月・11月・12月 
 
 
全45ヶ月のうち25ヶ月(赤文字)が済み、残り20ヶ月。 
 
当初から3年目が辛いんじゃないかと予測していました。 
現実に、今年はかなり長く感じています。
こうやって数えてしまうくらいに。 
けれど、来年の今頃はカウントダウンなんだと大きい姉さんと励まし合っています。 
 
多重債務で家賃さえ払えなくなって転がり込んで来たTですが、同居の目的はTの借金を返す事ではありません。 
 
また同じような状況になった時に、火の粉を被らない状況を作る為の同居です。 
 
住まいのローン完済に目処を立てましたので、所有権移転を目指しています。 
 
その手続き完了までにはまだ時間がかかりますが、その後は、Tがまた債務を抱えても、住むところが無くなっても、お財布に10円玉しかなくなっても、被害を受けなくなるのです。 
 
前半戦では、ギャンブル依存から抜け出て独立した方が良いと心を砕いて参りましたが、本人にその気が無く、このままで良いそうなので、後半戦は、ただただお金を盗られない事に専念します。 
 
疲れちゃうからね。

おやゆび姫の王子

おやゆび姫は、マルエツの前にあるお直し専門店。
数ヵ月前に、アルバイトパート募集の貼り紙が出ていた。

それからすぐにその貼り紙が無くなり、中を覗いて見たら、男性がミシンを踏んでいた。

それまでは、縫製が出来る主婦が数人働いていて、いつも忙しそうにしていたのだけれど、どうもこの男性が、相当仕事が出来るようで、女性スタッフの休憩時間が大幅に増えたようなのである。

年は30代後半から40代、ロン毛を首の後で1つに束ねていて、エプロンの制服もよく似合う。

興味があるので、通る度に覗くのだが、確かに腕が良さそうだ。

アパレルからの転職にしても、かなり場数を踏んでいる事が判る。

客足も伸びて大繁盛だ。

おやゆび姫の王子大活躍なのである。

その昔、文化服装学院を出た若いデザイナー希望の男性が、アタシの職場に出入りしていた。

腕は良かったのだが、なにしろ無口で、なかなか希望のメーカーやブランドに就職出来ずに居たのである。

そうそう、名前は一色(いっしき)君。

文化服装学院では、縫製が出来る男子生徒は皆な、自分の恋人の服を作っているというような興味深い話をボソボソと聞かせてくれた。

一色君にも可愛らしい彼女が居て、次の誕生日にはコートを作ってあげるつもりだと言った。

それでアタシは、毎年やっていた顧客のパーティーの時に着るドレスを一色君にオーダーしてみる事にしたのである。

ささっと採寸をしてくれて、生地だけ確認させてくれたら、デザインはすべてお任せするよと言ったら目を輝かせた。

仕上がったドレスはとても個性的な物で、メリハリのない体型をカバーするようにいくつもの四角いスポンジが縫い込まれていた。
(みつかったら、そのうち画像を載せます)

男性縫製の技術者は、本当はデザイナー志望が多いのだけれど、なかなか難しい。

それでも、おやゆび姫の王子のように、自給1000円そこそこでも、ミシンを踏み続けるのである。

2018年4月27日金曜日

晩か夕か

陽がながくなった。

パズーのご飯は6時と決まっていて、その後に自分が食べる事にしている。

陽がながくなる今の時期、それから陽が短くなる秋になると、今食べているのは、晩ご飯と呼ぶべきか、夕飯と呼ぶべきか、そんな事を考える。

大小姉さん二人が幼かった頃、夕飯は決まって6時だったが、二人の空腹具合によっては、5時半過ぎに早まる日もあった。

その頃は、迷うことなく夕飯と呼んでいたのである。

夕と晩の曖昧な景色がとても好きだから、呼び方も曖昧で構わない。

ただ、ふとそんな事を思うきっかけで、遊び回って帰宅した二人が、汗ばんだ額に髪をはりつかせて、鼻の頭に玉の汗を光らせながら、無心にご飯を口に運んでいた時代を懐かしく思い出したり、
それから順番にお風呂に入って、一所懸命に着たパジャマ姿で「おやすみ~」と言いに来た笑顔が甦ってくる。

あの時代は大変だったし、アタシはアタシの半分よりもっともっと母親で、アタシを忘れそうになるくらいに母親であったと思う。

そういう時代を越えて、少しづつアタシを取り戻してきた。

母親である部分は決して消えることは無いけれど。

今夜は牛丼とお味噌汁に糠漬け。

綺麗な景色にごちそうさまでした。

風涼し

蒸し暑い。

湿度が高いと尚更暑く感じる。

日陰に入っても蒸し暑さは軽減されないけれど、1つだけ風が涼しい場所がある。

それはトンネルの真中。
風が吹き抜けてきて、ここだけ涼しいのだ。

しかし、この風に当たりたければ、踏み切りから数歩歩いて、線路の真ん中に立っていなければならない。

すぐにカンカンと鳴るから、立ち止まっていられるのは数十秒。
それに、立っていると、上のホームで電車を待っている人々が、一斉にこちらに視線を投げ掛けてくる。

死ぬ気なんじゃないだろうか?この犬連れのオバハン と思うのだろうか。

見ず知らずの人々に無用な心配をかけてはいけないから、慌てて踏み切りを渡りきるようにしている。

そこからの折返しコースには急な登り坂があって、 「パズー、ユックリユックリ上ろうね、もうアタシタチはトシなんだから」と話しかけながらのぼって来る。

やっと角まで来たら、八百屋のおばちゃんが、セロリからはずれてしまった葉を袋にいっぱいくれた。
ありがとう~と受け取って、他に白滝とバナナを買ったら、結構な重さになってしまった。

やれやれ、何とか帰還。
夏が思いやられる。

税務署に電話

おかしい・・

もう4月末なのに、大きい姉さんの税金が還付されてこない。
そこで税務署に電話を掛けるように言った。

大きい姉さんがかけたのだけれど、どうも納得がいかないからかけ直した。

随分しつこい人だと思ったに違いない。
3月生まれはお喋りでしつこいのが特徴なのである。

結論から言うと、提出書類に不備があった。
と言っても、記入漏れ数か所。

そして、何が一番知りたいのかというと、税金が還付されるのかどうか。
されるのだとしたらいつなのか。
いくら還付されるのか。

この3点。

経費などをきちんと計算したのだから、還付されないなんて返事はアリエナイ。

電話で、還付される事が判った。
時期は提出書類を送ってから2か月後だそうで、6月末だ。

遅い!
ま、戻るんだから待つけどね。

さて、では、今日電話をしなかったらどうなっていたのだろうかと推察してみる。

若干の不備、記入漏れ これだけで、多分何の音沙汰もなかったと思われる。

ここが間違っていましたよとか、この書類も提出してくださいねなんて親切な事はしてくれないのである。

今年は戻らないのか・・・と、大きい姉さんも諦めかけていた。

そんなはずは無い!と、電話をじゃんじゃんかけて問い合わせましょうね、皆さん。

お国は、取る時はしつこく請求がくるけれど、返してくれるときは無言なのだから。

何度も言うようだけど、税務署は取る時は 3月生まれのようにしつこい。
だから、こっちも3月生まれのしつこさで頑張るのである。




2018年4月26日木曜日

角切り豚

カレー用に角切りされてある豚は使いやすい。
脂の少ない部分を選んで、菜花、トマトと塩コショウ炒めにしてみた。

最後に溶き卵を入れて出来上り。

しかし残念な事に、あまり食べたくはない。

だからお皿に少しだけにした。

今夜もTは飲み会だそうで、晩御飯不要。

今月から、小遣いを週1回、月に4~5回まとめて渡す事にした。

お金を管理する練習をしたいという本人の希望に従って。

1回に渡す金額は3千円。
どのような渡し方をしても、毎月1万5千円は変わらないから、好きなようにやりくりすれば良いと思う。

早々に無くなったとしても、足す余裕は無いから気楽なものだ。

本人は大喜びしている。

管理が出来るのならば、こんな同居をする事にはなっていないのだけれど、その事は覚えていないらしい。

しかし、使い果たすと、小銭でもかき集めて持って行く危険があるので、全ての金品を隠した。

過去には、合鍵で留守中に入り、アタシの貯金箱を開けているところを、大きい姉さんに現行犯逮捕された前歴があるからだ。

任意整理が確定してから、アタシがTの独立資金として口座に入金したのは27万程。
そして残高はと言うと7万程。

これ以外に、戻る筈の交通費や出張手当ても使っているから、1年半で30万は寄付している事になる。

パチンコ屋って儲かるお商売ね。

そんな事を考えながら食べていたら、いつの間にか角切り豚炒めが無くなっていた。

ごちそうさまでした。

女王

芍薬が開花したかと見に行ったら、クレマチスが先に開いていた。

蔓性植物の女王と言われるだけあって、華やかで風格がある。

薄紫の大輪は、洋風のイメージで、鉄線と呼ぶ品種の和の雰囲気とは違っている。

昨夜は夜中から、強風が吹き荒れ、その音で目が覚めてしまった。

やっと風がおさまって散歩に出たら、予報より暑かった。
それで、ちょうど日陰になっていた花壇の脇でひと休みしてきたのである。

花の種類もさることながら、色や高さを吟味して、一斉に咲いた時の見映えが考えられた花壇は楽しみの1つになっている。

クレマチスは好きな花で、10年くらい前に、大小姉さんが鉢植えをプレゼントしてくれた事があった。

陽当たりの良いベランダがある職場に置いたのだけれど、思うように蔓を伸ばしてぐれなかった。

ベランダのフェンスを這い登り、一面がクレマチスになるのを想像して世話をしていたのに叶わなかったのである。

何がいけなかったか考える暇も無い頃で、それから間も無く、隣街に移転した。
移転先も、ベランダが広く、一服できるガーデンテーブルとチェアを置いていた。
そこでも、性懲りもなく鉢植えを並べたのだけれど、いつの間にか無くなって、引き払う頃には、サボテンしか残っていなかった。
丸くてトゲトゲしたサボテンは、一回りも二回りも大きくなったが華やかさが無い。

花が溢れるベランダを諦めた頃には、そこも引き払う事になった。

それで自宅に移ってきたのである。

引っ越し前になって、ふと見たら、丸いサボテンに鮮やかな濃ピンクの小さな花が咲いていた。

育てる環境には縁が無いけれど、人様の花壇が眺められるのだから良しとしている。

女王クレマチスは、当分目を楽しませてくれそうだ。

2018年4月25日水曜日

木耳とザーサイ

東横のれん街の一番道玄坂寄りに、製菓食材や乾物を売っている店がある。

けっこうな広さがあるのだけれど、この通路を使う人は少なく、今まで雑貨屋も花屋も続かなかった。

ところが、この店は繁盛していて、今日は木耳とザーサイを買った。

豆の他にあらゆる調味料も揃っていて、とても便利な店なのである。

今夜は、塊で買ったザーサイを塩だしして、鶏とキャベツ、木耳の中華炒めにした。

スライスされて味付けされたザーサイよりずっと安い。

この通路が使われない理由は、道玄坂から駅や繁華街に向かうルートが、地下に降りなくても繋がっているからだ。

つまり、道玄坂から直接デパ地下へ向かい、買い物を済ませたら、直帰する人しか通らないのである。

世間一般、街へ繰り出す時には、あっちにもこっちにも出向くらしい。
ところがアタシは、用事も無いのに歩き回るような時間の使い方をしないのである。
体力が勿体ないからだ。

夕飯1食分のエネルギーなのだから、使わないのである。

今日は朝から銀行回りをして、その足でクリニックに行って、地下に降りて食材を調達し、このお店のところのエレベーターで一気に4階に上った。
そこから屋内通路を歩いて帰ってきた。
効率的な定番ルートになっている。

昔はウロウロ歩き回るのも楽しいものだと思っていた。
その分、要らぬ買い物もしたが、すっかり飽きてしまった。

帰宅して炊事を済ませ、次ぎはパズーと散歩へ。
これで昨夜摂取した養分を使い果たし、今夜のご飯は明日のエネルギーになる。

世間一般、ダイエットをしなければと悩み深い人が沢山いるわけだが、なかなか大変らしい。

ダイエットのコツは、必要以上に食べない快適さを知るに限る。

赤字の4月を乗りきり、今日も無事に暮れました。

クリニック一番乗り

大雨。
窓から見えるはずの新宿副都心が見えない。

今日は受診日で、朝の予約15分前に到着したら一番乗りだった。
徒歩5分掛からないのだから当たり前か。
ドクターの方が後から出勤してきた。
毎度の事である。

10分もすると、この椅子が患者で埋まる。

この人達はどこが不調なのかと不思議に思うくらい、皆なごく普通のサラリーマンやOL、主婦に見える。

減薬をして、睡眠の質が変わった事を伝えた。
Tがギャンブルをする度に気持ちが疲れる事について、自分のストレスにならないよう慎重にとアドバイスを受けた。

終わりが見えている同居だから乗り越えるサポートをしてくれているけれど、これが永続的なのであれば、一緒に暮らす事は危険であると言われた。
そうそうその通り。
全くその通りなのである。

それにしても、アタシは雨女だ。
1ヶ月に1度の受診日でさえ、こうして雨に祟られる。

こればかりは治療の術が無い。
雨女だからと言って、人生土砂降りのまま終わるのはごめん被りたいよね。

2018年4月24日火曜日

善玉菌ウヨウヨ

美味しい!
糠床絶好調。善玉菌ウヨウヨ!

今夜はTが外食なので、ボリュームを考える必要が無い。

こま切れを入れた切り干し大根は白出汁で煮含め、野菜出汁のスープは菜花。 そして山盛り糠漬けで。

すっかり粗食派になった大きい姉さんも大喜びである。

全く安上がりこのうえない。

同じ献立でTが文句を言うことはないと思うけれど、切り干し大根が丼一杯無いと空腹が満たされないから、それでもう一品作っているのである。

つまり、量が問題。

ご飯とお味噌汁と漬け物と納豆で良いのは女性。

男でも足りる人は居るかもしれないけれど、Tは足りない。

カレーならば大盛りを2~3回お代りする。
非常に不経済なのである。
女三人暮らしが長かったせいで、お代りお代りと言われる状態がストレスになっている。

どんだけ食べさせれば気が済むんだろうと、毎日気持ちが落ち着かないのである。

糠床絶好調ではあるが、マメに味を整える必要がある。
そろそろ糠と塩を足して、活発に維持しなければ。
温度に敏感で、室内では気温が低い台所の一番奥が定位置。

戸建てに暮らしていた頃に、2階の台所に移動してダメにした事がある。
そんな事を2度ほど経験していて、今の糠床は既に10年越え。

大切に育てているのである。

殖えて良いのは善玉菌。減らさなければならないのは借金。

良い方はすぐに殖えてぐれるけれど、悪い方はなかなか減らないものだ。

今日も無事に暮れました。

降ったり止んだり下り坂

朝から降ったり止んだり下り坂。
小降りになった隙間を狙って午後の散歩へ。

今日は神泉の踏み切りを渡って松濤方面へ。

3日に食事のお約束があるのに、どうしても店名を思い出せず、行ってみたら店長さんがいたのでその場で予約。

口コミサイトは当てにならず、何であの店が高評価なんだろうと首を傾げてしまう。

界隈ならば、大抵は見ているから、行った事があるお店を含めても、行ってみたいお店は5軒も無いのである。

天気は下り坂で帰りは急な登り坂を歩いてきた。

ガレットのお店の裏に赤い薔薇が咲いていて、帰宅したら、今度はまた台所仕事だ。
圧力鍋の赤い重りが揺れている。

2018年4月23日月曜日

キャベツを買ったら

解凍した挽き肉を暫く眺めていた。

こねるのが面倒だと思いながら玉ねぎを刻んで入れた。
入れてしまったから、卵とパン粉を加えてこねた。

何等分にすれば良いんだ。
Tと大きい姉さんに大を二個づつ。自分に中を一個。 お弁当に二個。
これで満腹になるから良いけれど、結局半分はTが食べるんだなと思った。
今夜は煮込みハンバーグ。
野菜も一緒に煮込むから、春キャベツを買った。

煮込みハンバーグにするのと言ったら、おぱちゃんが売れ残りの春キャベツを150円にしてくれた。
それから奥へ行って、赤ワイン片手に戻ってきた。
「この間煮込みハンバーグ作った時に買った赤ワインの残りもって行きな~~」

さすがおばちゃん!料理用じゃなくてフランスの良い赤ワイン。

息子はバイクを運転するし、おばちゃんもお酒は飲まないし、煮込みハンバーグをまた作るのはいつかわからないからあげると言う。

キャベツを買ったら赤ワインがついてきた。
ラッキー、ありがとう。

腕がも切れそうになりながらパズーを抱っこしていたら、金のネックレスをしたお若い男性が荷物を持ってくれた。
ラッキー、ありがとう。

マンション内では、案外と親切にしてくれる人が居て、それはすべて男性。 女性は話しかけては来るけれど、意外に冷たい。
ま、親切にしてくれるならば、老若男女誰でも構わない。
ラッキー、ありがとうと親切を受けることにしている。

パズーのご飯は鰯を煮てやった。
お皿を置くと2分で平らげる。
それからアタシが食べるのだが、まだ何も食べさせてもらっていないような顔で見上げるのである。
だからハンバーグを少しだけあげると、ラッキー、ありがとうと笑顔になる。
この図々しさが可愛いのは、人間のように魂胆が無いからだ。
目を見れば判る。
純粋で澄んだ瞳が光っている。

お陰さまで美味しい煮込みハンバーグが出来ました。

ラッキー、ありがとう。

花菖蒲

どんより曇り空。 湿度が高いが、昨日から比べるとガクッと気温が下がった。

季節に揺さぶられている感じがする。

ランチタイムが終わった2時過ぎに散歩に出た。

人通りが少なくて歩きやすい。

朝から台所を行ったり来たりで、やっと一息ついている。

隣の和食屋さんの入り口に花菖蒲が活けてあった。

うちは大小姉さん二人とも女の子だったから、3月の節句に桃と菜の花を活けたけれど、いつも5月の子供の日は素通りしてきた。

子供の日とは言っても、男の子の日だったからだ。

男の子を育てた経験は無いけれど、女の子二人で良かったと思っている。

特に大人になってからそれを痛感するようになった。

何より気楽だし、共感の気持ちが多いのが良い。

男の子はパズーが居るしね。

熟睡出来ない日が続いている。

2018年4月22日日曜日

冷し豚パクチー(香菜)ダレ

よく痛めた豚と茄子を冷やしておき、パクチーとトマトの黒酢ダレをかける。

今日は真夏日で、冷たい献立。

デパ地下にしか売っていなかったパクチーを、昨日マルエツで買った。

この独特な香りは、好き嫌いがはっきり分かれるようだけれど、大きい姉さんもアタシも小さい姉さんも好きなのである。

タレは辛くしても良いが、酸味を利かせ、あとから七味で辛味を足す。

お味噌汁はお豆腐となめ茸で一汁一菜。

これから最も苦手で、最も食欲が落ちる季節が秋まで続く。

バテないようにと気を張るのだけれど、作るのも苦痛になる。

大きい姉さんの提案は、ぬか漬けを一品に数えて、おかずは一種というもの。
どうもぬか漬けを食べるとお腹の調子も肌の具合も良いらしい。

糠床フル回転で、きゅうり大根以外に人参や茄子も漬けて…と考えると、これもなかなか忙しい。

土日のどちらか、炊事が休みなら良いのに。

そう思いながら、もう2年以上頑張って居るんだから、同居が終わったら暫く家事休暇を取ろうと思う。

パズーのご飯は絶対に作りつづけるけれどね。
パズーの楽しみなんだから。

頑張れアタシ。

プランニングの仕事


今年もGWが近づいて来た。

なんの予定も無いが、ずっと続いているMちゃんとH君ご夫婦の記念撮影はこの時期に決まっている。

なんと、もう結婚8周年である。

挙式披露宴のプロデューから数えたら9回目になる。

結婚の時に、毎年記念の撮影をする事を決めた。
だから、家族の軌跡を残すことを楽しみにしている。

プランニングの仕事はさほど難しくは無いが、想像力が必要だ。
二人には既に可愛い子供が2二人いて、その年齢を考慮する必要がある。

日程を決めて、ここ数年はロケ撮影だから、ロケ場所を絞り込む。
予算に見合うかどうかを考えながら絞り込んでゆく。
カメラマンと連絡を取り合いながら、今年の一番を考えてゆくのである。
(場合によっては撮影許可も取らなければならない)
ロケ場所が確定したら次はタイムスケジュール。
集合から解散まで決めて、撮影がスムーズに進むように気を配る。
ロケ場所への確認、予約も仕事の内。

年が明けてしばらくすると、頭の隅で考え始めるようにしている。

今年はどうしようか・・・これが楽しみなのである。

半月ほどかかり、今年のプランが確定した。

不備はないかチェックをして、万事OK~。

撮った画像はデータで送られてきて、それを全てチェックする。
その後データで納品して完了。

8周年は、お子さんが入園入学と重なった。光陰矢の如し。

さて、どんな画が撮れるだろうか。

10年、20年、ずっと続けてゆきたいと思って居る。






2018年4月21日土曜日

無理難題

真夏日で暑かった。
ダルくて仕方がない。

今月も赤字なので、削れるところはないか考えてみた。

無理である。

そもそも、家事一切をキリモリして、家計を管理している私の報酬は妥当なのだろうか?

小遣い1万5千円。
医療費 5千円

交際費 0円
娯楽費 0円
交通費 0円
化粧品等雑費0円

パズーに掛かる費用、年2回に減らした美容院、等は自分で賄っている。

食べる量は1日1食半人前。

タバコは小遣いからでアルコールは飲まない。

年2回程度の外出等も、予備費が無ければ自分で。

妥当じゃない。
搾取されていると感じる。

皆さんどう思われますか?

どう考えても、飲み会とかギャンブルとか、すっぱり止めて我慢するべきなのはTではなかろうか。

だって、債務はTの娯楽費なんだから。

違いましょうかね。

まとめ買い

5日分の食材をまとめ買い。

荷物持ちは大きい姉さん。

あ~、暑い、重い。
それにぼんやり眠い。

他のお宅は、買い物くらい男が手伝うのだろうか。
食べて寝るだけのTは今日も不在。

スケジュールも全くわからない。

2018年4月20日金曜日

お助け照焼き

月末が近づくと、冷凍庫が空っぽになる。

買うのも鶏が多いから、残るのも鶏。

モモ肉を解凍して簡単なお助け照焼きを作った。

サラダは菜花、トマト、モヤシで中華ドレッシング。

そしてこのあとTが帰宅。
小遣いに千円札を持たせて欲しいと言う。

完全にイカれている。

ナメンナヨ とドスをきかせたら震え上がって出ていった。

頭冷やせや。

アタシをなめたらどうなるかを、ごく少数の人だけが知っている。

堪忍袋が大きい人は、とっても怖い人なんです。

逃げる陰

日傘を持って出た。

涼しく感じでふとパズーを見たら、パズーは直射日光を浴びている。

太陽の向きまで考えていなかったから、何とかパズーが日陰になるようにと、傘をあっちに向けたりこっちに向けたり。

ところが、向きだけではなく、高さも関係があるらしい。

うんちをしている間だけはやっと陽を遮ってあげる事が出来たのだが、一緒に陰に入れない(・・;)

いったいどうすれば良いの?

2018年4月19日木曜日

辛めの手羽ライス

今夜は手羽ライス。

七味を多目に使った辛めの味にした。

あまり食べたい気持ちにならず、食欲がわかない。

それでも食べる。

自分で食べ物を口に運び、噛んで飲み込む。当たり前の食事が出来る事はすごくありがたい事だからだ。

入院中の友人は、喉に大きな穴を開けられ 胃ろうで栄養を流し込んでいた。
そうなって2ヶ月が経つのである。

そうなる前も、一般病棟で、何も食べたくないと言っていた。

人間も動物も、いつか食べられない時が来るから、食べられるうちはありがたく食べた方が良い。

もっとうまく筆談をする方法は無いものかと考えた。

寝たままの状態では、うまくペンで書けないし、平仮名のボードから文字を探すのも時間がかかる。

痛いとか、荷物だとか、単語を書いたカードはどうだろうか。

スマホを確認したがったから、スマホ とか 鍵とか、通帳など の名刺と、見たい、会いたい などがカードになっていたら、筆談の時間短縮と体力の消耗を防げるかもしれない。

そんな事を考えながら食べました。

辛味がわからなかった。

日傘が届いた

腕に通せる日傘が届いた。

意外にすんなりと見付かって、受注生産だというので待っていた。

老舗の傘やさんの定番商品。

素材綿100%、持ち手は欅。

暑くなったら使おうと散歩に出たら、こういう日に使わないでどうするというくらいに暑く、下ろさなかった事を後悔した。

真夏日だ。

重さもあるから、買い物でキャベツを買ったとしたら、荷物と傘とパズーの抱っこはなかなか重いけれど、陽射しを遮れば歩行中は楽に違いない。

少し嬉しい、いや、かなり嬉しい。

明日から早速使おう。

色はブルークレイ。
今の髪の色と同じ。

着物にも合うから、この色に決めた。

パズーも涼しく歩けるならば安い買い物である。

2018年4月18日水曜日

ご飯のあとは

晩御飯を平らげたパズーは、テコでも動かない。

ボール遊びをしてくれるまで、絶対に動かない。

仕方がないから、何度かボールを投げてやった。

そうすると、満足するらしい。

これは毎日の決まりごと。

規則正しい決まりごと。


今日は大きい姉さんと留守番をしたから偉かった。

雨が止んで、夕方には晴れた。

気温は16度で肌寒かった。

お見舞いにはバスを使ったのだが、何でこんなに高齢者が多いのだろうと驚いた。乗客の8割は高齢者だ。

途中で乗り込んで来た小学生が3人。

あまりにもアンバランス。

年寄りが多すぎる。

筆談

お見舞いへ。

生まれて初めて筆談をした。

話せなくなっても、人は生きて意思があるかぎり、伝えたいことがあるのだと知った。

友人は回復の見込みは無いけれど、誇り高く、そしてハッキリと自己主張をしたのである。

生きたい。それが一番言いたいこと。

今年の桜が見られなければ、来年見れば良いと言っていた。

2018年4月17日火曜日

結び白滝

今夜は肉じゃが。 ひと口の大きさに結んである結び白滝を入れた。

これならば、お皿に盛り付ける時も何個づつと分けやすい。

さすがに機械では結べないだろうから、人が結んでいるのだろうと思っているのだけれど、白滝を結ぶ仕事があるのかどうか。

味付けは白出汁で。

サラダは、トマトとキュウリと千切り生姜の胡麻酢。
生姜が入るだけでまた違った美味しさになる。

八百屋のおばちゃんは、熱を出して、店の奥の調理場の片隅にうずくまっていた。
休めないの?と訊いたら、店は開けておかなくちゃならないからと言っていた。
熱があっても休めないのは辛すぎる。
それが当たり前らしく、お兄ちゃんはいつものように配達に走り回っていた。

おばちゃんが辛そうだよと言ったら、大丈夫大丈夫と返ってきた。

駄目になってからじゃ遅いんだから、休ませてあげて欲しい。

美味しくいただきました。

八重も散る

近辺には八重桜が一本しかない。
今日も肌寒く、まだ辛うじて花色が見えるが、いよいよ八重も散る。

もう葉桜が優勢になって、生命力の強い花を葉の陰に隠していた。

この木の向かい側では、白のつつじが満開で、通行人の視線もそちらに向かっている。

確かに、勢いのある命は瑞々しく力強く美しい。

しかし、有終の美という別の美しさもあるのだ。

花に意思は無いけれど、与えられた命を、最後まで全うしている。

もう見上げる人も居ないからと言って、勝手に散ることはなく咲き尽くす。

人には意思があって、時に終わりを自分で決める自由も与えられている。

だからと言って、何事も安易に終わらせてはいけないと思う。

散り際、去り際にこそ、その人の本質が表れるものだ。

老いても、挫折感に苛まれても、尽きたと感じるまでは踏ん張ってみる。

その覚悟こそが、有終の美くしさに通じるのである。

ある男の物語り 記憶障害

ギャンブルの無い年にしたいと工夫をしてきた が!
108日でスリップ。

帰宅するなり、「今日スリップしちゃった~」と言うのである。

今月は送別会が多く、予備費が足りない。だから昨日、支給される交通費をきちんと持ち帰る確認をした。

5000円は、あっけなくスロットに消えてしまった。

Tは今年60になるのだが、子供じみた言動が目につく。
見た目は衰えて来たから、ある意味で、年齢や見た目と言動のギャップが分りやすくなったのだと思う。

重度のギャンブル依存症は判っているが、今は自己愛性パーソナリティー障害の対処に苦慮している。

様々な分類があるのだが、Tの場合は、記憶障害が強いことを確信した。

調べてみると

[自己愛性人格障害の人が誰かに何か良い事をした事はずっと記憶として残りますが、誰かに良い事をしてもらった記憶は簡単に喪失してしまう為、相手に対して感謝する事が出来ません。(誰かから良い事をしてもらうのは当然の事である、という認識をしているせいもあります)

もし自分が他人に褒められる様な事があれば、いつまでもその記憶は持ち続け、何度でも周囲に褒められた事を自慢するという特徴もあります。

他にも、数分前の出来事であっても、自分にとって都合の良い記憶に改ざんする為、発言内容が数分前と比べて矛盾している事が多く、周囲の人を混乱させる事があります。]

とある。

Tの場合は、誰かに良いことをするという事は皆無に等しく、良いことをしてもらった記憶が残らない。
誕生日が良い例だ。

そして、ギャンブルをしてしまった記憶はと言うと、殆ど消えてしまうようだ。

極端に聞こえるかもしれないが、悔やむ気持ちが持続するのは1時間程度なのである。

これは致命的だ。
負けて嫌な気分になっても、今夜などは明るい顔つきで帰宅したし、ご飯も食べる。
行かない工夫の話をしているうちに、眠気が来てしまい、すぐにイビキをかいて寝ている。

落ち込んだり悔やむ気持ちから、鬱や不眠になることがあるが、食べられて眠れるから、全くその心配は無いのである。

しかし、ギャンブル依存から抜け出す為には、記憶してもらわないと始まらない。
悔いが無ければ、止める必要性を感じないからだ。

小遣いが底をついた。予備費も無い。
すると、500円玉の貯金箱を缶切りで開けている。

情けなくは無いのかなと見ていたが、「1万2千円貯まってた!」と誇らしげに言うのである。

自己愛性パーソナリティー障害を今から改善するのは至難である。

従って、ギャンブルに流出する金額を最小限にとどめ、記憶障害への対策を優先した方が良いのかもしれないと思うようになった。

受診させるべきか検討中なのである。

アタシは白髪になるに違いないと思う。

2018年4月16日月曜日

豆と塩

葉が柔らかい春キャベツを買ってきた。

昨夜からふやかしておいた大豆と若鶏、トマトなどと一緒に鍋へ。

いつも迷うのが味付けなのであるが、基本の味噌、醤油、塩を順番に使うようにしている。

昨夜がお醤油味だったからと、塩を手に取り考えた。

豆と塩ってどうよ?

納豆は、醤油以外にも砂糖と塩で試して、やっぱり醤油に落ち着いた。

そう考えると、やはり豆と塩は違うんじゃないかと迷い、それでも塩味にしてみた。

ひと口食べて……美味しい! 春キャベツの甘さにトマトの酸味、大豆のクセもなく、美味しい!

化学調味料が入ったブイヨンを買わなくなってから、味に変化をつけにくくなってしまったのだが、慣れると、素材の味が活きていた方が美味しい事に気付く。

寝る前に小腹が空いた時には、大根をボリポリかじっている。

しかし、味付けシンプルは家庭だから許されるようだ。

素材の味を活かした薄味の料理を出している飲食店の口コミに書いてあった。

「料理じゃなくて素材を盛り付けただけ。値段に見合わない」
☆1つ。

なかなか手厳しい。

家で作るぶんには、誰も☆なんかで評価しないから安心やりたい放題実験料理。

口コミにサイトは全く信用していなくて、参考程度にたまに見る程度にしている。

情報ほどほどにして、勘に頼った方が当たるからだ。

それに、このお店は絶対に美味しいに違いないと思うお店は、大抵情報公開していなくて、それでも続いている。

豆の塩煮込み、お試し下さい。 お肉の分量を減らせてヘルシーです。

ごちそうさまでした。

逆光

白モッコウバラが、他の木に巻き付いて成長して、もとの木が何なのかさえ判らないくらいになった様子を撮った筈が逆光だった。

これじゃ小さな白い花が開きはじめているのも判らない。

シルエットだけが写りこんで、逆光が良い効果になるときもあるのに大失敗。

今日は薄曇りで、光線はあまり関係が無いと思ったのに。

蔓を伸ばして成長してゆく植物には、支柱や棚が作られてきれいに仕立て上がるのだけれど、自然に任せておくと、こんなふうに、一番近くにある何かを頼りにするものらしい。
その時に、まるで見極める目があるかのように、強そうな木に巻き付いた事を不思議に思いながら眺めて来た。

いつも手入れが行き届いた花壇のお寺の庭先なのだけれど、この白モッコウバラだけは自然に任せたのは何故だろうと思った。

けれど、ここまで成長してしまうと、もう木から薔薇を離す事は出来ないに違いない。
根元から切ってしまわない限りは。

そうすると、もうこんなに沢山の花は見られなくなってしまうから、巻きつかれた木に我慢をしてもらう事にしたのだろう。

人も、頼る方が簡単で、頼られる方が我慢強く居なければならないと思う。
それなのに、頼った方が陽を浴びやすく華やかに花開くのだから皮肉なものだ。

退屈にしていたパズーに急かされて外に出たら、眼鏡を忘れた事に気が付いた。
バックに入れてあったサングラスで歩いて来たのだが、景色がぼやけてしまって、視力が悪くなったことを実感してしまった。

戻ってから逆光の冴えない画像を見ていたら、今自分は逆境にあるんだなと、ふとそんな事を思った。

人生思うように行かないものだ。薄曇り続きである。

2018年4月15日日曜日

ひと口豚大根

ちょうどひと口サイズにカットされている豚と大根を大人向けの味に煮付けた。

五香粉はクセがあるので、それが好ましく食べられる大人向き。

サラダはトマトとキュウリの乱切りで、手抜きだらけである。

しかし、晩御飯の時間になってから、パズーの野菜スープが無くなりつつあることに気が付いた。

そんなわけで、画像に、IHコンロの赤い熱源が写っている。

手抜き楽チンのはずが、夜になって鍋を火にかける事になろうとは……。サボるのはなかなか難しいものだ。

朝は土砂降り、午後は止み、夕方からは強風が吹き荒れている。

春の嵐というのだろうか。 過ごしやすい天気が3日と続かない。

そうこうしているうちにゴールデンウィークが近付いてしまうのだろう。

遠くへ行く予定は無いけれど、友人が渋谷に来るそうで、食事の約束をしてみた。

お店はお任せと言われて、現在検討中。

今日も無事に暮れました。

また一店

店内は見えないけれど、きっと良いお店だろう事は、すっきりした門構えから感じていた。

素敵なご夫妻が営んでいると聞いていたので、いつか機会があれば入ってみたいと思っていたのが 焼酎バー 古典

残念な事に、閉店の貼り紙が出されていた。

20年近く、常連さんに支えられていたそうで、お別れパーティーがあるらしい。

細長い窓に、四季折々の型染めが飾られるのを楽しみにしていたのに。

しかし、引き際が綺麗なのは良い。
いつの間にか消えてしまうお店も多く、お別れパーティーで最後の店仕舞いは、きっとオーナーご夫妻にとっても常連さんにしても、良い思い出になるに違いない。

クチコミサイト等には載らないお店だった。

残念だけれどさようなら。

次にも、良いオーナーの素敵なお店が入りますように。

チェーン店ばかりじゃつまらないから。

焼酎は飲めないけれど。

2018年4月14日土曜日

巣鴨系

部屋着には拘りがあって、締め付けず柔らかく、着ていないようなもの。

そうして探したら、巣鴨系のもも引きに辿り着いた。

コレコレこれよ。500円。

着物を着るので、髪は大人しいグレーパープルにした。

年相応。

7ヶ月ぶりに美容院

なかなか行ける日と予約が合わず、なんと7ヶ月ぶりに美容院に来ている。

ただいまブリーチ中。

2018年4月13日金曜日

マッシュド ヤツガシラ

今夜は豚丼なんだけれど、アタシは豚皿。

理由は、丼が重たくて持ち上げられないから。

そんな事はどうでもよくて、右に盛り付けてあるものに注目。

はい、マッシュド ヤツガシラです。
大切なヤツガシラは、保存がきく優秀野菜。
どうやって食べてもホックリ美味しいので、マッシュにしてみた。

やや胡椒多目の塩味で、七味を振りかけても美味しい。

作り方は簡単。
角切りにしてお皿に並べたら、フワッとラップをかけて電子レンジで2回温める。
温かいうちに潰せば出来てしまう。

これが美味しいデリーシャス!

豚皿の方は、生姜を利かせた甘辛なのだが、アタシはひときれで充分。

どうも、お肉の中では豚が一番好きじゃないらしく、お味噌汁にお豆腐を入れたから、そっちをメインに食べた。

肉類は食べられるけれど、食べなくても全く不満は無くて、食べなくなればなるほど、匂いが気になり出してますます食べなくなっている。

そう言いつつもひときれは食べた理由は、長ネギが大好物だから。

食べるの度に、長ネギって何でこんなに美味しいんだ⁉と思う。

だから、パズーの病院近くにある長ネギ専門店には、いつか行ってみたくて、飲み物からデザートに至るまで、全てに長ネギを使ったフルコースを食べてみたいと思っている。


それにしても、変な時間に寝てしまった。

夜、眠れるだろうか……。

うっかり昼寝

夜眠るのに苦労しているのに、散歩から帰ってからうっかり昼寝。

へんな夢を見たような見なかったような。

お腹を空かせたパズーからご飯。

柔らかく煮た大根などの野菜ペーストに、鶏と豚を混ぜて、茹でたインゲンを入れる。

インゲンはパズーの大好物。

あ、これを書いている間にもう完食。

食べるの早い!

食欲があるのはとても嬉しいこと。

今日も元気を積み重ねて、とにかく長生き長生き。

2018年4月12日木曜日

作ってみたら棒々鶏

蒸し鶏に胡麻味噌ダレ、トマトもホイホイと作ってみたら棒々鶏。

いい加減のなせる技。

最後の柔らかい先の筍とネギはスープにして、糠漬け切って一丁上り。

そしてアタシは、今夜もパンで。

何故腹七分目が良いかと言うと、身体が軽く感じるからに尽きる。

散歩以外に運動をした方が良いだろうと、よっこらしょと言いながら立ち上がる時に思うのだけれど、少しストレッチらしき動作を始めただけで、パズーが心配そうにこちらを見るのである。

心配させるのは可哀想だという口実で、自分を甘やかしている。

今夜はTは飲み会。

今月の予備費は飲み尽くしてしまって、立て替え用の交通費も無く、小遣いも底をつき始めている。

給料日が23日だったから、次までがながく感じる1ヶ月。

果たして足りるのだろうか。

バザーだかリサイクルショップだかで買ってきたスニーカーは、サイズが合わずに履けないらしい。 800円だったと言っていたような気がするが、履けないスニーカーは捨てるしかないから、こういうのを安物買いの銭失いと言うのだろう。

銭失い過ぎ人生。

やっぱり、Yシャツにしても何にしても、取り合えず枚数をと安価に買い求めた物ほど寿命が短い。

高価である必要は無いが、そこそこの物を買うなら選ばないと駄目だ。

800円あれば、3人分のアイスクリームが買えたのに。。

撤収

横浜中華街の、1つ前の駅でした。 撮影は無事に終了し、撤収後に東横線直通で帰宅。 眠いぞ! Tファミリーは、相変わらず仲良しでほのぼの。