風が冷たい1日。
ひよこ豆、赤いんげん、白いんげんの3種の豆、野菜はキャベツとブロッコリーにキノコ、牛の赤身、そしてトマト丸ごとを入れたあっさりスープを作った。
随分前に、代官山のおでんのお店で出された丸ごとトマトに驚き、それから度々トマトに火を入れるようになった。
おでん屋さんと言っても、そこは代官山だから、コジャレたお店だったけれど、何故そこに行ったのか、誰と行ったのかは、丸ごと覚えていないのである。
職場が桜丘にあった頃の初期は、まだ予約の無い日もたくさんあって、後にあんなに忙しくなるとは思ってもいなかった。
だからたまに、大小姉さんやカナダ組、他にも誰か達と何処かへ食事に行く時間があったのである。
グルメでは無いけれど、この店は美味しいに違いないという勘が働いて、大抵外れることは無かった。
ごくたまに食事に行くわけだから、あまり予算の事は考えず、良さそうなお店で美味しそうな物を注文する。
そういう時には、当然ご馳走する心づもりで行くわけで、その方が気持ちが良かった。
今でも、ご馳走してもらうよりご馳走する方が好きなのは変わらない。
あの頃の代官山はなかなか面白かったが、あまりにランニングコストが高く、せっかく見つけたお店は、飲食店に限らず、個人オーナーのお店から順番に消えてしまった。
だから今は、美容院以外では歩き回らない。
ちっともワクワク感がない街になってしまったから。
そういう意味では、開発されて作られた街ではなく、それなりの歴史があるから、今の界隈の方がずっと面白い。
丸ごとトマトを食べる時には、大変熱く火傷をしますので、気を付けて召し上がれ。
美味しゅうございました。
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