玉ねぎ入りの鶏そぼろと甘めの炒り卵で二色そぼろご飯。
しかし、糠漬けとご飯の方がメインで食べたいから、そぼろはご飯に乗せずに別盛りで。
トマトとセロリのスープ付き粗食定食。
食べ終わってから一回り散歩をしてきた。
夜風が涼しくて気持ちが良く、パズーもニコニコとまるい公園を走っていた。
これから暑い日は、午後は無しにして夜にした方が良いのだけれど、早朝に大きい姉さんが行ってくれる散歩から夜までの間に、パズーはきっと外に出たがるに違いない。
だから、午後は気晴らしに下に降りるだけにして、食後に改めて出直す事にしようと思っている。
今日の糠漬けはキュウリと小かぶ。
毎日必ず食べたいという大きい姉さんの希望にそうためには、フル回転だ。
小さい姉さん一家が近くならば、ご飯のおかずや漬け物を運べるのにと毎日思う。
ケームの仲間の中に、もうじき定年の男性が居て、孫を育てている。
産んだのは娘なのだけれど、家出をしてしまったらしい。
その娘さんは、生れた時に脳腫瘍と診断されて、手術で一命をとりとめた。
その後は一年遅れで学校に入り、一昨年、他県の短大に合格した。
一人暮らしをするアパートを決めて、家財道具も全部父親が揃えて引っ越しをした。
ところが、入学式直前になって、妊娠が発覚したのである。
どうするんだろうかと、他のゲーム仲間も近況を読みながら心配していたら、入学を取り止めて結婚することになった。
だから、今度は新婚夫婦の為の部屋探しから引っ越しまで、また父親が段取りをした。
18歳同士の新婚さんに生まれたのが男の子だった。
そして昨年は離婚騒動があって、娘さんは子連れで実家に戻ってきたのである。
その娘さんが、子育てが嫌で家出をしたのが先週のこと。
昼間は母親が育て、休みは父親が育てている。
定年退職を一年早めて孫育てに専念しようかと考えているらしく、特に娘を探す様子は無い。
もう一人、まだ独立前の息子さんが居るのだが、障害があるらしく、アタシがゲーム内で仲間になってからずーーっと、その男性はダブルワークを続けているのである。
脳腫瘍を乗り越えて成人した娘さんのことも、障害がある息子さんのことも、孫も、殊更可愛いに違いないと思うけれど、誰も書き込みはしないが、このままでは誰にとっても良くないだろうと、仲間達は皆な思っている。
一人だけ、いい加減に世話を焼くのを止めたらどうかと意見した若い仲間が居た。
男性は、その書き込みに反応しなかった。
顔の見えないゲームの世界のこととはいえ、考えさせられる出来事は結構あるものだ。
ゲームの仲間ではあるけれど、それ以上には発展しない。
希薄な人間関係のまま時が経過して行く。
本当の友達、仲間と呼びたいと思ったら、実際に会って交流する以外に方法は無い。
いつでも簡単にさようならと消えられるインターネットの中の関係は、所詮見ず知らずの枠を出ることは出来ない。
文字の羅列から推し量れるほど、人は単純では無いからだ。
そこをきっかけにして交友したいと思うならば、会ってみるしかない。
そして、是非もう一度会いたいと思えるかどうかだと思う。
今日も無事に暮れました。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。