どこかトロピカルな雰囲気があり、蘇鉄という植物があまり好きではなかった。
それが、リノベーションされた旧い木造家屋と意外にマッチしているのを見たら、なかなか姿の良いものだと思うようになった。
枯れかけた時に、幹に釘を打ち込むと、蘇生するらしい。
そう言えば、大島辺りでは、泥染めの色を出すのに、この蘇鉄が使われると聞いたことがある。
大戦後の南国では、食糧難で食用にして、その毒性で、沢山の被害者が出たようで、蘇鉄地獄と呼ばれたらしい。
遠巻きに、幹と葉の姿を見て楽しむには面白い植物なのである。
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