ローリエやパセリなどの香味野菜を束ねたブーケガルニを使って、本格的なシチューを作ってみようと思ったのは、中学の時でした。
炊事係でしたから、パラパラと料理本をめくる事もあって、その時にガルニという単語を覚えました。
そのシチューの出来がどうだったかはすっかり忘れてしまいましたが、ガルニという単語は、どういうわけだか頭にこびりついて離れません。
一昨日、Bunkamura通りの方の八百屋さんに、わさび菜が並んでいました。 少しだけ辛味とクセがあるけれど美味しいと言われたので、100円で買ったのです。
料理の引立役に添えられる野菜がガルニで、スパゲティーの上にパセリを乗せたならば、それは立派なガルニです。
今夜は、粗びきウインナーとじゃが芋、ニンジンや香味野菜に茸で、シチューを作りました。
わさび菜は生が美味しいと聞いたので、ガルニとして添えたわけです。
フラメンコの衣装のスカートフリルみたいなこのわさび菜は、芥子菜とはまた違った香りと味で、シチューと一緒に残さず食べてもらいたいものです。
ガルニだけ残す人は多いと思いますが、アタシはお刺身の盛り合わせに添えられたツマも食べてしまう方です。
土日は洗い物を少なくするために、一皿献立でした。
*粗びきウインナーは、3~4回茹で溢して、浮いてくる脂が細かくなるまで油抜きします。
脂っこいのが大丈夫な人は、そんな必要はありませんが、それだけでも相当カロリーを抑えられます。
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