2017年10月25日水曜日

品 品性 品格


品、 つまり  品性 或いは 品格  そんな事についてのメールが舞い込んだ。

生まれながらに持っている顔立ちや体型は親譲り。

誰も変える事は出来ない。

けれど、成長する過程で人格が形成され、いつしかその人が人に与える印象というものが出来上がってくる。

生まれたての純真無垢では無くなるけれど、 育つ過程で、品格が感じられる人にもなれば、だらしなく、品の欠片も感じられない印象を与えてしまうような人になってしまう場合もある。

持って生まれた目で 、美しいと思える物や素敵な人を見る、素晴らしいと思える事を探す。

持って生れた口からは、優しく思いやりのある言葉を発する。

持って生まれた耳で、邪念の無い音を聴く。

持って生まれた鼻で、芳しい香りを吸い込む。

経済が豊かな家庭では、高価な衣類を着せ、音楽を習わせたり語学を学ばせたりするが、
それが必ずしもその人の 品 として身につくかどうかと言うと、そうではないのである。

子供を育てる過程で、これらのことを言葉だけで伝えることはとても難しい。

むしろ、言葉だけで上手く伝えられることの方が稀だと思っている。

愛している事は行動で伝える。

愛情を込めた言動を見せる。

そうして、生きてゆく過程で、何かに立ち向かう姿を見せて、真摯と強さの大切さを知らせる。

地道に続ければ、人は謙虚さを身に付けてゆく。

そうして、人にはその人なりの 品格 が備わると思っている。

理想を言うと、4歳から15歳くらいまではとても大切な時期だ。

身近にいる大人を、子供はとても鋭い目で見ているからだ。

更に言うならば、これらの事は、教育として行うよりも、むしろ 大人である自分自身が心がけると良い。

暮らしの隅々に、細かい星屑を散りばめてあげれば良い。

しかし、品格が備わったかどうかは、残念ながら自分で決める事ではない。

あくまでも、その 品 を感じ取ってくれるのは 自分以外の人なのである 

改めてメールを致しますよ。

コーラル


0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。

空いてるトップス

買い物帰りにカフェに寄ろうとしたら、どこも待ち人だらけ。 西武百貨店のトップスは、大抵空いてるし、安心の美味しさだね。 一瞬、季節限定のマロンケーキに心が動いたけれど、定番のチーズケーキにしました。 チーズケーキは酸味強めが好き。