2017年10月13日金曜日

口紅


バッグ類の整理をしていたら、失くしたと思っていた口紅が見つかった。

何年か前に、フジコヘミングのピアノリサイタルに行ったときに持ったバッグのポケットに入っていた。

そもそもあまり化粧をしないし、一応持って出かけても、化粧直しすらしないズボラさだ。

けれどこれは気に入った色なので、また使おうと思っている。

ところがである。

口紅にも消費期限というのがあるらしい。

そんなことを考えたことが無かったが、2年だそうだ。

未開封で3年という事になっているようだ。

実は、毎日化粧をすることが無いので、他の女性たちが、口紅をどのくらい消費しているのかを知らないのである。

けれど、誰だったかが、毎月の化粧品代が、1万円を超えると言っていて驚いたことがある。

それは確か、デートの時の飲食代などを割り勘にするかご馳走してもらうかというような話題だったと思う。

化粧品を始め、美容院など、女性の方が身づくろいにお金がかかる。
男性は、自分の恋人がきれいでかわいい方が良いという割りに、今はデート代が割り勘と言うのが増えているらしい。

このことを60を越えている友人に話したら、「デート代も払えない男が、所帯を持って大黒柱になれるなんて思えないわ!!」とご立腹だった。

財布も持たずに出かけることは無いし、最初から奢ってもらって当たり前とは思わないが、これから結婚するかもしれない男性に、目の前で割り勘と言われたら、アタシも付き合いをやめるかもしれないと思った記憶がある。

あくまでも、友人ではなくて恋人同士前提での話だ。


話を口紅に戻そう。
2年もしないうちに無くなる物なのだろうか。

それならば冷蔵庫にでも入れておいたら良いかと言うと、口紅は常温が良いという。

どうしようかな・・と考えて、クンクン匂いを嗅いでみたりしたが、特に変化は無いようなので使う事にした。

買ったのはいつかさえ忘れ果ててしまって、今後新しい口紅を買う事があるだろうか。

肌が枯れて来たので、もう少し赤味のある色を持っていても良いかもしれないが、買い物リストの優先順位はかなり低いのである。

それに、デートをすることも、もう全く考えられないのである。


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