犬と猫と子供と老人

雑草ではあっても、列記としたイネ科の植物だ。

子供のころから、猫じゃらしと呼んでいたが、実際の名前は　エノコログサと言う。
犬の尻尾に似ていることから、犬ころ草となり、エノコログサと呼ばれるようになった。

猫じゃらし　犬ころ草　

そうと知れば、犬を飼っている身としては、エノコログサと呼ぼうかと思ったが、やはり猫じゃらしと呼ぶことが習慣となって居るので、今更変えられない。

ところで、日本の少子化は止まらない状況が続いているが、15歳未満の子供の数は、
約1570万人。
1600万人を割った。

ペットはと言うと、犬と猫だけで、実に2000万を超えている。

今の日本では、人間の子供よりも、ペットの方が断然多いのだ。

そうして、ブームだった犬の飼育が減り続け、猫の飼育が増え、もう数年すると、犬よりも猫の方が多くなるかもしれないという統計結果が出ていて興味深い。

子供よりペットの数が多い国は、アメリカなどでも同じらしいが、高齢化は、世界の中でも、日本が断トツトップだ。

65歳以上の老人とペットが多く、そして非婚率が高くなり、子供が少ない。

独居老人・結婚しない独身男女の1人世帯が今後も増え続けるとなると、親と子供のいるファミリー世帯が減るわけだ。

だったら、年老いた親と、結婚しない子供が一緒に棲もうという話になる。
そしてペットが居る。

まさに　アタシの家庭ではないか！！

10年後、アタシは65歳になる（生存していればの話）。
大きい姉さんは40代になる。
その時にパズーが生き延びているかどうかは判らないが、アタシの世帯は、今の日本の象徴的な世帯となるわけだ。

何れにしても、年金だけでは苦しい生活になる。

統計を見ると、必死に子供を育てているファミリー世帯に迷惑をかけるわけにはゆかない。


雑草のように、強くたくましく、節約しながら頑張るしかないのである。