外へ出たら肌寒く、長袖のシャツを着て来れば良かったと思った。
今日は風もある。
Bunkamura通りの百日紅も、名残の花が少し揺れているだけで、実がついていた。
秋は足早に近付いて来る。
鮮やかな紅や白の花が終わり、こうして実をつけると、やがて実は弾けて、種を散らす。
種を落とした実は、濃褐色となり、枯れ花となる。
役目を果たし終えて、最期に見せてくれる枯れ花もまた、なかなか風情があって良いものだ。
所々の軒先の風鈴も、カランカランと乾いた音を立てている。
秋祭りの提灯が、紅白に並び、いつの間にか、児童公園には、御輿担ぎの男衆の為の詰め所が組まれていた。
もう数日で白露である。
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