2017年8月22日火曜日

分け合う

我が家には決まりがあって、それはアタシが随分前に決めた事だ。

分け合う。

簡単な事なのだが、極力平等に分け合うようにしている。

とくに、いただいた食べ物などは必ず分け合う。

Tは体が大きい、次は若い大きい姉さん、そして、チビで低体重のアタシ。
それぞれの胃袋は違う大きさだから、それに見あった分け方が平等だと考えている。

お菓子などはほぼ等分にするのだが、ご飯のおかずや、昨日いただいたスイカは、体格にあった分量で分ける事にしている。

物を等分にするのではなくて、満足度を等分にするわけだ。

だからTの分が一番多くなるというわけだ。

大小姉さんが小さかった頃、年齢に応じて、小遣いを決めていた。

ある日、小さい姉さんから訴えがあった。

小学校に上がった頃だったと思う。

「○○の方が小さいからお小遣いが少ないけど、いちごハウス(駅の近くにあった文具雑貨店)に行くとさ、欲しいノートやなんかは同じ値段だからさ、お姉ちゃんは買えるけど○○は買えないよ…」

目から鱗とはこの事だ。正にその通りだ。

いちごハウスでは、年齢が小さいからといって、ノートを安くしてはくれない。
と言うことは、小さい姉さんは我慢を強いられ、お姉ちゃんが買うのを見ていなければならなくなる。

これは平等と言えるか。考えた。

小学生ともなれば、ノートや鉛筆、消しゴムなど、欲しいと思う物は大差無い。 そして、その値段は、確かに統一されているわけだから、小遣いが少なければ買えない。
小さな貧富の差が出てしまう。

小さい姉さんの訴えを機会に、中学卒業まで、小遣いを同額に決めた。

その時に決めたのが、満足度を考慮した分配というわけだ。

厳密なものではなくて、その都度考えるようにしているのである。

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買い物帰りにカフェに寄ろうとしたら、どこも待ち人だらけ。 西武百貨店のトップスは、大抵空いてるし、安心の美味しさだね。 一瞬、季節限定のマロンケーキに心が動いたけれど、定番のチーズケーキにしました。 チーズケーキは酸味強めが好き。