2017年8月27日日曜日

三枚




どのくらいの大きさの鯖がとどくのだろうか。
ネットスーパーの買い物画面では、一尾とだけ書かれていたが、それを注文した。

予想よりも大きくて、800グラム40センチの鯖が届いた。

自分の出刃包丁を持ったのは、23歳の時だ。
実家で、新巻きジャケを下ろせと言われたからだ。
ちょうど大きい姉さんの産後で、4000グラムの大きい姉さんは難産だったものだから、アタシは黄疸がでてしまって、実家の和室でくたばっていた。

12月20日生まれだ。

くたばっていたアタシに命令されたのは、その年のお節料理を作る事だ。

世話になって居るから断れなかった。

頂き物の荒巻は、出刃でなくては歯が立たない大きさで、その時に出刃包丁が買い与えられたのだ。

そもそも、母は、あまり料理が好きではなかったような気がする。
父が、自然食、自然食と言うから、もう面倒になってしまったにだと思う。

鯖を三枚に下ろして、ついでに砂肝の下処理をして(皮を剥くのもコツが要る)、今日はもうこの時間だ。

その後、小さい出刃も買い足したので、二本をきれいにしまって一息ついている。

大きな魚を捌くと気持ちが良い。
死んでしまった金魚を触れないのに、食べる魚は全く平気で、理由は自分でもワカラナイ。

魚を三枚に下ろすのは良い。

お札を三枚おろしてはいけない。



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