マルエツの店先に並べられた野菜や果物を、直射日光から守るために、よしず が立て掛けられていた。
よしずに水を含ませて立てると、隙間から入る風は、2℃ほど下がると聞いた事がある。
簾も同じ効果があるが、違いは材質だ。
提げて使う簾は竹。立て掛けて使う よしず は、葦だ。
パスカルの言葉を思い出した。
人間は考える葦である
葦は、風が吹けばしなって倒れ、決して強くはないが、風が止めば、また起き上がる植物だ。
弱く見えても、実は強い。
人間も、時に葦のように弱く倒れはするが、思考によって確かな知恵や精神力さえ備える事が出来たならば、必ずや起き上がり、考える事が出来る分、葦よりも強しといったような意味だろうか。
人の強さは、やはり考える続ける事で、より高まるに違いない。
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