2017年7月5日水曜日

いわゆる終活

本日はもう1つ目的が。

目黒から中目黒に移動しました。

実は中目黒には、亡母の産みの母親、アタシの実の祖母が住まっているのです。

母は、生まれてすぐに、実母から養女になりました。存命中に、産みの母親に会うことは出来なかったのです。

ひょんな事から、中目黒にいらっしゃっしゃる事を知り、 静子お祖母さまは、焼香に来てくださいました。 母にとてもよく似ていて驚きました。

静子お祖母さまは、未婚で母を産みました。葉山だそうです。
母を引き取って育てたのが、静子お祖母さまが結婚を考えていた男性の兄弟です。 アタシがお祖父ちゃんと呼んでいた人。

その後、静子お祖母さまは、結婚して四人のお子さんを産み育てましたが、結婚相手は第二次世界対戦で戦死されてしまいました。
だから女手1つでお子さんを育てたわけです。つまり、その四人のお子さんは、母の異父弟妹であり、アタシの叔父、叔母になるわけよ。

しかしながら、静子お祖母さまは、その子供たちに、異父姉である母の存在を伝えませんでした。

そんな事情で、アタシと静子お祖母さまは、内密に交流する事になりました。 既に77歳でしたので、会ったのは3回です。
一緒にあんみつを食べました。手編みの藤の篭を作って下さいまして、今日はそれを提げて出掛けました。

音信が途絶えてから2回、アタシはご存命かどうかを確認するために、中目黒に行きました。
最後に伺ってから10年以上が経ってしまいました。

お住まいからは表札が無くなっていました。
ご長女との二人住まいでした。

で、アタシはお隣のお宅を訪ねましたら、ご高齢の女性が出ていらして、玄関の中に招き入れて下さいました。

残念ながら、静子お祖母さまは、8年位前に他界され、叔母にあたるご長女さんも移転されていました。

今でも時々中目黒の喫茶店にコーヒーを飲みにいらしているそうです。

アタシの連絡先をメモに書き、もしも叔母にあたるご長女さんをお見掛けする機会がありましたら、渡してくださるようにお願いして、今日は帰って来ました。

お墓の場所くらいは知りたいけれど、なかなか難しいかなと思います。

ずっと気掛かりだったので、他界されて残念ではありますが、気持ちはスッキリしました。

55歳になったら、いわゆる終活を始めようと考えていましたので、今日はその第一日目。

それにしても暑かった~。

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イベントの付き添いで、六本木ヒルズへ。 51階からの夜景をアップしておきます。 東京って凄いねー。