楽しみな読書の時間なのだが、どうも眼鏡の調子が悪い。
寝転がって読むので、弦が邪魔なのだ。
思い切って、弦の無い鼻眼鏡を検討している。
人を見るときは、色眼鏡で見るなと言われる。
先入観という色付きの眼鏡で見ると、その人には最初から ある種の色がついてしまって、それは容易に取り払う事が出来なくなってしまう。
特に初対面の時は、その人にまつわる評判だとか、噂だとか、そのような情報は少ない方が良いと思う。
予め、きっとこんな感じだろうなどと、根拠の無い想像を膨らませてしまうと、第一印象から得られる、重要な情報がぼやけてしまうからだ。
初めて人と接する時は、極力、無色透明な心と眼で見るに限るのだ。
そうして、こちら側も相手になにがしかの印象を与えるわけだから、なるべく素のままで、飾らない自分を見てもらえるような努力をした方が良い。 口下手であろうが、人見知りであろうが、そんな人は山ほど居るわけだから、恐れる必要は無いのである。
気の利いた事を話そうとか、無理に取り繕う必要もない。
むしろ、人見知りで口下手なのですが、宜しくと挨拶した方が好感が持てるというものだ。
お互いに人見知りで口下手という事だってあるのだから、話が弾まないからと言って、それを失敗だと思うこともないと思っている。
メールや手紙も同じだ。
飾る必要は無いし、字が下手でも良いのだ。
人同士の始まりは、まっ白から始まる。
良い関係を築く段階で、様々な色に彩られて行くのである。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。