豚とニンニクの芽、秋茄子を辛味炒めにして、豆苗と卵の中華スープにしました。
今夜は大きい姉さんは遅いか帰れないと言っていましたので。
辛味を味わえるようになるのは、小学校の中学年くらいからでしょうか。
小さい姉さんを出産したのは個人病院で、二人部屋でした。
隣にいらしたのが韓国の女性で、お互いに二人目の出産だったので話をしました。
その方は30位だったと思いますが、夕方になると、随分年の離れた旦那様が、毎日来ていました。
Tは、出産に立ち合います!と言ったものの、いよいよ産まれるかという少し前に、バターンと貧血で倒れて、看護士さんに引きずられての外に連れて行かれてしまいました。
本当に卒倒していたので、脚を持って引きずり出されたのです。
看護士さんが、意気地のないことだと言ったのと、引きずられて行く様があまりに可笑しくて、笑った勢いで、小さい姉さんは産まれたのです。
1~2時間後には、歩いて病室に戻れるほどの安産でした。
部屋に戻ったらTが居て、産婦のアタシの為に置かれていた紅白のお饅頭を、二個とも食べて帰りました。その後も一度来ましたが、差し入れのお菓子が目的で、根こそぎ食べてしまうのでした。
隣の旦那様は、毎日何かしらの差し入れを持ってきて、アタシにも分けてくださいました。
アタシは母乳が出なくて、大小姉さんともミルクでしたが、その韓国の女性は溢れるように母乳が出て、羨ましいかぎりでした。
「産後の回復と母乳の為に、キムチが食べたい」彼女が毎日そう言うので、看護士さんに伝えてみました。彼女は、あまり日本語が得意ではなかったからです。
そうしましたら、その日の夜は、白身魚に七味唐がらしの辛味餡掛けというメニューになりました。
「離乳食を過ぎた頃から、赤ん坊はもうキムチ食べるよ。当たり前だよ」と聞いて驚きましたが、実際はどうなのでしょうね。
辛味をつけながら、そんな昔の事を思い出しました。
Tは甘党です。
禁煙は2ヶ月で終わりになり、昨夜から吸っています。
自分にも甘いのです。
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