大きい姉さんがお休みでしたので、3人で散歩に行き、マルエツに寄りました。
お目当てはベッタベタナポリタンと、卵サンドです。
時々食べたくなりますが、自分では作りませんので、なかなか買うチャンスがありません。
この2つを食べると、懐かしさでいっぱいになります。
亡母が喫茶店好きでしたので、多分、連れられて食べたからでしょうね。
珈琲を飲めない子供の頃の事です。
珈琲のような苦くて黒い液体を、美味しそうに飲んでいる大人が不思議でした。
喫茶店メニューでは、トーストかこのナポリタンか、卵サンドくらいしか腹持ちの良いものはなかったのです。
ホットケーキもあったかな。
高校の一時期、珈琲が飲めるようになってからですが、自分で居心地の良い喫茶店を探して入るようになりました。
制服を着ていても、なにも言われませんでした。
よく出掛けたのが、やじろべえという喫茶店と、ケセランパサランというお店です。
下校途中では、幼なじみのJちゃんと、池袋西武の中の喫茶店に立ち寄り、コーヒーゼリーパフェを頼みました。
偶然、Jちゃんのママとすれ違って、その時にママは「あら、あんた達これから?」なんて言って笑っていました。
自分の娘達が、制服で喫茶店に入るのを、微笑ましそうに見ていて、声までかけてくれたわけです。
どういう心境だったのか、とても不思議ですね。
今の方が、やってはいけない事も、行ってはいけない場所もずっと多いと感じます。
あの時代は、ずいぶんゆるゆるしていました。
校則もありましたが、バレなければわからないんだから上手くやりなさいと、親はそんな感じでした。
もしかしたら、うちとJちゃんのママだけがそうだったのかもしれませんけれどね。
ベッタベタナポリタン、美味しかったです。
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