2018年3月18日日曜日

炒る

彩り良く、赤玉ねぎの辛味が効いたサラダを作った。
もう一品は炒り豆腐。
むね肉のミンチに、卵とお豆腐を一緒に。

炒るという事は、炒めるよりも気長な感じがして日本らしい調理法だと思う。

豆でも胡麻でも、弱火でゆっくり炒る。
想っただけでも、頭の中に香ばしさが漂って来るのである。

実際に、炒める料理は手早くさっさと仕上げる場合で、炒る時には心にも時間にも余裕があるものだ。
そうして、手早く作った物は、熱いうちにさっさと食べた方が美味しいのは言わずもがなであるが、炒った物は、大抵冷めても美味しく、また保存が利く。

桜が二分ほど色を見せ始めた。
周囲の木々はまだ若葉を堪えて、桜が引き立つように静かにしているように見える。

満開になったら、暫くは大人しい色味の服装が粋で、花に負けじと春色満載は野暮である。

その為に、グレイという色があるのではないかと思っている。

今日も無事に暮れました。

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