食用に育てられたものではなくて、野生の鳥獣を猟師が捕まえた肉類をジビエと呼ぶらしい。 
アレルギー、高タンパク低脂肪の鹿肉が、老犬に良いと聞いたのだが、ペット用が完売だったから、人が食べられる方を取り寄せてみた。 
何だか抵抗を感じたのは、やはり射たれた動物が可愛そうだからだ。 
よく調べてみたら、猪をはじめ、増えすぎた野生の鳥獣被害が年間200億円にもなっていて、猟師は楽しみの為ではなく、被害を減らすために、11月から2月にかけて猟をするのだそうだ。 
そうして、山林に破棄してしまう。 
それが流通するようになったらしい。 
ひときれ食べてみたら、無理に霜降にしたり肥らせたりしていない分、臭みもなく、しっかりした肉質だった。 
とはいえ、やはり抵抗があるから、次回からはパズーの分だけを少し注文しようと思っている。 
食肉は、人の口に合うような肉質にするために改良され、必ずしも自然の餌で育てられているとは限らない。化学飼料も使われている。 
魚だって、汚染された海を泳いでいるかもしれないし、養殖は観賞用では無いわけだから、人は人の為にならば何でもしてしまう強欲さがある。 
野菜だって花だって、命だと考えると、何も食べるものがなくなってしまう。 
野生の鳥獣も、本来は弱肉強食なわけだから、そのおこぼれをいただく気持ちで居るのが良いのかもしれない。 
しかし、人間は大量に食べるようになってしまったから、もう自然の生態系は崩れてしまっているのだろうと思う。
複雑な心境の献立になりました。
*春夏衣料の福袋お申し込みが、知らないうちに始まっていました。
皆さん覚えていたのね。
ご入り用の方はメールでお問い合わせください。 
出来る限りの対応を致します。
春夏の方が単価は安いからね。
 
 
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