2018年3月6日火曜日

ジビエ

食用に育てられたものではなくて、野生の鳥獣を猟師が捕まえた肉類をジビエと呼ぶらしい。

アレルギー、高タンパク低脂肪の鹿肉が、老犬に良いと聞いたのだが、ペット用が完売だったから、人が食べられる方を取り寄せてみた。

何だか抵抗を感じたのは、やはり射たれた動物が可愛そうだからだ。

よく調べてみたら、猪をはじめ、増えすぎた野生の鳥獣被害が年間200億円にもなっていて、猟師は楽しみの為ではなく、被害を減らすために、11月から2月にかけて猟をするのだそうだ。

そうして、山林に破棄してしまう。

それが流通するようになったらしい。

ひときれ食べてみたら、無理に霜降にしたり肥らせたりしていない分、臭みもなく、しっかりした肉質だった。

とはいえ、やはり抵抗があるから、次回からはパズーの分だけを少し注文しようと思っている。

食肉は、人の口に合うような肉質にするために改良され、必ずしも自然の餌で育てられているとは限らない。化学飼料も使われている。

魚だって、汚染された海を泳いでいるかもしれないし、養殖は観賞用では無いわけだから、人は人の為にならば何でもしてしまう強欲さがある。

野菜だって花だって、命だと考えると、何も食べるものがなくなってしまう。

野生の鳥獣も、本来は弱肉強食なわけだから、そのおこぼれをいただく気持ちで居るのが良いのかもしれない。

しかし、人間は大量に食べるようになってしまったから、もう自然の生態系は崩れてしまっているのだろうと思う。

複雑な心境の献立になりました。

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早く着き過ぎた

銀座で休憩中。 早く着き過ぎた。 しかし、なんでイッセイミヤケのバッグ、行列出来ているんだろう。