暑く感じる陽気になった。
酢の物好きには良い季節だ。
今夜は、たっぷり黒酢と胡麻油で春雨サラダを作り、新じゃがと鶏のミンチは白煮に。
白出汁を使うと、素材の色が変わらずに白く煮える。
濃口醤油の芳ばしさや、こっくりとした色とは、また違った味わいがある。
お味噌汁は小松菜と若芽で。
そろそろ気温が安定して、春たけなわの時期に入るだろうか。
漢字では、酣(たけなわ)
と現す。
酒+甘を組み合わせて、芳醇なイメージがある。
今頃から、4月の20日過ぎ頃までに使う言葉である。
と言っても、地方によっては、まだ寒い所もあるだろうから、関東ではということになるだろうか。
桜が春の前夜祭で、そこからが春たけなわ。
晩春は新緑と行楽シーズンに入るのである。
4月に入れば、和服は羽織ものも軽くして、コートの類いを着ない帯付きの季節だ。
ごまかしがきかなくなる。そして、帯の柄にも目が行くし、着物の素材や色柄も爽やかな方が良い。
寒い季節に着た着物も、帯次第で春らしく装えるのである。
組み合わせを考えるだけでも心愉しいもので、今のところ外出の予定は無い。
今日も無事に暮れました。ごちそうさまでした。
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