買いすぎたように思えていた手羽1.5キロ。 
半分は骨なのだから、取ってしまえばなんの事はなく消費してしまう。 
今夜は定番の手羽飯。 
骨を抜いた手羽と人参、松の実は空炒りで塩コショウと七味で味付け、生野菜はキャベツと水菜。
手羽をボイルした出汁は、特に圧力鍋を使うと濃厚で、まさに一石二鳥なのだ。両方いっぺんに出来てしまう。 
出汁は別鍋に移し換えて、玉ねぎとシメジの汁物に。 
いつものお味噌汁より数倍美味しい。 
うっかり忘れたのがライムで、酸味なら黒酢はどうかと試したら、これがまたまた美味しかった。 
少し癖があるライ麦のパンに挟んで、サントイッチの具材にしても良さそうだ。 
ところが、1.5キロ使っても、保存するほど余らないのである。 
手羽飯の日は、香りが良いのか、パズーも大喜びで、鶏一羽の部位でこんなに味が違う事にびっくりする。 
他にも、首だったかなんだったか、美味しい部位があるらしい。 
食べながら、昔、鯵の干物を焼いて骨を外し、ほぐした身を塩コショウとマヨネーズで和えた事を思い出した。
大小姉さんが小さい頃、子供はみんな同じだろうが、骨のある魚がうまく食べられなかった頃の事。 
これを食パンに乗せてトーストすると美味しく、喜んで食べていた。 
同じ食生活で育てても、好みは分かれて、大きい姉さんはやっぱりお肉の方を好み、魚介を好んだのは小さい姉さんの方だった。 
旬なのに牡蛎を食べない理由は、大姉はカキフライを好まず、アタシが好きな鰯のつみれも食べないからだ。 
Tも肉の方を好むので、魚介を食べるなら、小さい姉さんがまた上京出来て、時間もある時に、外で食べる方が良いと思っている。 
ところが、魚介が美味しいのはやっぱり冬なのである。 
次に夏に会えるかもしれないけれど、その時にはカキフライを食べたいとは思っていないし、旬でもない。 
なかなかタイミングが合わないというわけだ。 
今から夏の事を考えても仕方がないけれどね。
 
 
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