給料日前日まで粘りに粘り、最後に残ったのは、とうとう豆腐一丁。
肉か魚を買い足す一銭も無いのか⁉と言うと、そんなことは無いのだが、豆腐一丁あれば1品出来る。
これはパックのままで冷凍しておいたので、解凍してから焼き目をつけ、玉葱にんにくセロリにトマト缶で、意外に美味しくさっぱりした煮込みになった。
大きい姉さんが買ってきてくれたヴィロンフランスパンと、濃厚野菜出汁のスープがあれば、おフランス風に変身。
食べた人しか豆腐だとは気付かないのである。
塩気が少し足りないところをチーズで補い、なんとか1月を乗り切った。
暮れにギャンブルに寄付された時は、どういう脳みそをしているのかと呆れ果てたが、1日300円の小遣いで、こちらもなんとか乗り切った。
食い溜めも寝溜めも出来ないのが、生きる辛さであるわけだが、お正月にご馳走を食べた記憶にすがれば、多少質素な献立になってもヒモシサは感じないものだ。
さて明日はご馳走なのか?
いえいえ、更につましくシンプルに。
2月はまだまだ寒いから、何度も湯豆腐を食べたいと思っている。
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