まるきり何の工夫の無いカレーにした。
鍋任せ、市販のルー任せ。
全く困った事に、Tの姉が、大きい姉さんの職場関係に手紙だか葉書だかを送りつけてきた。
仕事をもらう側であるから、非常に困るのである。
何故知っているのかと言うと、Tが話したからだ。
Tの姉は、もう50年前から病である。
精神を病み、あちら側の世界に住んでいる。
常人とは隔たった世界で、常軌を逸した事を思いながら、幻覚、幻聴、そのような症状が悪化しているのである。
昔はアタシに送られてきて、或いは時間構わす電話が鳴った。
罵詈雑言とお金の話を延々と話し続ける。
気の毒には思うが、返事などを書こうものなら、3日と開けずに郵便が来てしまうし、話し相手になれば、更に電話が増えるので、反応を止めてしまった。
もう、こちらに戻る可能性は無いのである。
Tは、姉に対する情が無いだけではなく、姉弟仲も良くない。
電話には出るが、直ぐに切ってしまう。
病院からは、再三、面会に来るようにと手紙が来るが、帰省費用はギャンブルに使ってしまったし、そもそも、少しも帰省したいと思っていない。
なんだかんだと質問攻めにあい、面倒くさいから答えてしまう。
それなのに、帰省する費用も無く、借金まみれで、生活保護の姉より小遣いが少ない事は伝えない。
だから病院もさぞかし困っている様子だ。
とにかく姉にしてみれば、唯一の身内であり、Tを溺愛しているのである。
帰省させて、顔を見せ、病院に今後の事を相談する以外に法はない。
その費用を、アタシは工面できないから、自分で考えてもらうしかない。
T宛ての郵便以外は、投函せずに破棄してもらい、電話をする時にも付き添ってもらって、T以外にはかけないように頼ませた。
早く帰省してもらわない事には、不安で仕方がない。
大きい姉さんも参っている。
申し訳無いが、何処までも厄介な姉弟なのである。
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