2018年1月31日水曜日

工夫の無いカレー

まるきり何の工夫の無いカレーにした。

鍋任せ、市販のルー任せ。

全く困った事に、Tの姉が、大きい姉さんの職場関係に手紙だか葉書だかを送りつけてきた。

仕事をもらう側であるから、非常に困るのである。
何故知っているのかと言うと、Tが話したからだ。

Tの姉は、もう50年前から病である。
精神を病み、あちら側の世界に住んでいる。

常人とは隔たった世界で、常軌を逸した事を思いながら、幻覚、幻聴、そのような症状が悪化しているのである。

昔はアタシに送られてきて、或いは時間構わす電話が鳴った。

罵詈雑言とお金の話を延々と話し続ける。

気の毒には思うが、返事などを書こうものなら、3日と開けずに郵便が来てしまうし、話し相手になれば、更に電話が増えるので、反応を止めてしまった。

もう、こちらに戻る可能性は無いのである。

Tは、姉に対する情が無いだけではなく、姉弟仲も良くない。

電話には出るが、直ぐに切ってしまう。

病院からは、再三、面会に来るようにと手紙が来るが、帰省費用はギャンブルに使ってしまったし、そもそも、少しも帰省したいと思っていない。

なんだかんだと質問攻めにあい、面倒くさいから答えてしまう。
それなのに、帰省する費用も無く、借金まみれで、生活保護の姉より小遣いが少ない事は伝えない。
だから病院もさぞかし困っている様子だ。

とにかく姉にしてみれば、唯一の身内であり、Tを溺愛しているのである。

帰省させて、顔を見せ、病院に今後の事を相談する以外に法はない。

その費用を、アタシは工面できないから、自分で考えてもらうしかない。

T宛ての郵便以外は、投函せずに破棄してもらい、電話をする時にも付き添ってもらって、T以外にはかけないように頼ませた。

早く帰省してもらわない事には、不安で仕方がない。

大きい姉さんも参っている。

申し訳無いが、何処までも厄介な姉弟なのである。

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