玉ねぎを買い込んできた。
業務用の大玉の方は重いけれど、小玉4個なんて、あっという間に無くなってしまう。
久々の牛肉を使って、玉ねぎ、ピーマンの炒め物とカボチャのサラダの2品。
冬場はお味噌汁も欠かせない。
昨夜、アタシも大きい姉さんもなかなか寝付けず、2時過ぎまで寝る努力をしてしまった。
新年会から帰ったTが、ニンニクの匂いを運び込んできて、真夜中に換気するには寒く、ニンニクの匂いに埋もれながら、なんとか3時頃に寝たのである。
大きい姉さんは嗅覚が優れている。
幼稚園の頃、踏み切りで通過する電車を待っていたら、 「モヤシの匂いがする!あっちからモヤシの匂いがする!!」と、踏み切りの向こうの方を指差して言った。
周囲の人々は笑い、アタシは理由もないのに 頭を下げていた。
踏み切りを渡っても、モヤシモヤシと、指は真っ直ぐに伸びたままだった。
それからだいぶ歩いた所に、1軒のラーメン屋さんがあって、まだ店は開店して居なかったが、店先にドーンと置かれて居たのが、配達された生のモヤシだった。
大きい姉さんは 「ほらモヤシでしょ?」と勝ち誇った顔をして言った。
あんなに遠くから、生のモヤシの匂いが判るものだろうかと思ったが、その後も、モヤシ以外の匂いを言い当て続け、嗅覚が優れているのだと知ったのだ。
数日、鼻を使う職業はないかと考えたが、バカバカしくなって止めた。
最近では、昨夜のニンニクの匂いもそうだが、風邪を引いたTが早目に帰宅して寝込んだ日に、後から帰宅した大きい姉さんは玄関を入ってくるなり 「なに?この匂い!風邪を引いた人独特の匂いがする…」と言い当てた。
匂いに敏感というのも、それが良い匂いならば良いが、そうとも限らないわけだから、辛い事も多いかもしれない。
久々の牛肉の匂いを嗅ぎ当てるかどうか。
まだ誰も帰宅せずである。
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