2018年1月17日水曜日

渋い色

晴天続きが終わったらしく、朝から外が暗い。

急いで散歩に出たが、やはり降りだした。

そのわりに気温は高めで、今日はパズーもレインコートにした。

冬の雨を降らせる渋い色の空も悪くない。

なかなか味わいのあるものだと思って見上げた。

微かに青みを帯びたグレーのグラデーションと、無機質なビルが、写真のように時間を止めているような気がした。

目を射すようなネオンや看板を取り払ってしまえば、都心は沈んだ色をしているのである。

集まる人や、走り行く車が、都会を派手ばでしい印象にしているだけなのかもしれない。

渋い色の良さは、歳を重ねる毎に解るような気がする。

抑えた色調を好ましいと感じたり、その静かさに落ち着かされる。

まだまだ春の匂いはしないが、漂う湿った空気に、渇いた土の匂いが混ざっていた。

少しづつ陽が延びている。

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