水色あるいは空色のお振り袖ですね。ぼかしたような辻ケ花染めが飾られていました。
寒色の着物は、秋冬の袷では意外に少ないです。
着物の世界では、単物、薄物の代表になる色だから。
着物は、首から足元まで洋服に比べると布が見える面積がとても多い分、色が与える印象も大きくなります。
別誂えで染める場合を除いて、基本的には春夏は涼しさを感じさせ、秋冬は暖かみを感じさせる色が大半を占めます。
この着物に合わせる帯も、銀系や白系になりますので、寒々しくしくならない工夫が必要ですね。
ですので、こちらは寒い成人式の時期よりも、3月~4月の式典や慶事にお勧めということになりますね。
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