柔らか大豆

一晩漬け置いた大豆。
圧力鍋で柔らかく煮てから、牛ヒレブロックと野菜でトマト煮にした。

塩コショウ以外に欠かせないのが、白味噌。

味にグッと奥行きが出て美味しいのである。

しっかりしたブロッコリーも、甘い京長ネギも一緒に。

大豆は、圧力鍋で５分加熱するだけで良いから、こんなに簡単なことはない。

晴れたけれど、風が冷たい１日だった。
各地で吹雪いているようだが、東京は降らず、明後日のパズーのトリミングは、今度こそ大丈夫そう。
何しろ、年に１～２回以外は、いつもいい加減な自力バリカンだから、少し男前にしてやらなければならない。

柔らか大豆を、パズーも何粒か食べた。

ご飯に混ぜてやりたいが、甲状腺機能低下症には、あまり良くないらしく、ごくたまににしている。

てんかん発作は、昨年の５月以来起こしていなくて、記録更新９ヶ月。

歳をとると発作が減るのかは判らないが、ヘルニアも治まっているし、口内も安定していて、元気な日が続いてくれればと思っている。

とにかく、よく水を飲むようになった。
歯に沁みていたに違いない。
あまり美味しそうに飲むから、水分補給が下手なアタシも、水道水を飲み始めた。
案外美味しく感じるから不思議だ。

アタシは小さい頃からずっとお寝しょが治らず、母が水分を制限したのである。

ある日お風呂から上がったら、先に茹で玉子のように湯気を上げていた兄とタコヤキが、狭い台所でサイダーを飲んでいた。

母が、「早く飲んじゃいなさい」と急かしていたのである。

多分、小学校の低学年の頃で、なんとも悲しく思ったものだった。
しかし、お寝しょは寝ている間の事で、自分ではどうする事も出来なかった。
だから、サイダーが飲みたいとは言えなかった。

子供が生まれたら、このお寝しょを覚悟していたのだが、大小姉さん二人とも、お寝しょのおの字も心配する事はなく、きっと勉強嫌いも受け継ぐに違いないと思っていたが、これも案ずる必要は無かったようで、何も言わなくても勝手に勉強をしていた。

遺伝子というものはどうなっているのだろうか？

今日煮た大豆は 遺伝子組み換えでない と書かれていた。