2018年2月10日土曜日

後継者育成

先日パズーのトリミングに行った時に、待ち時間を利用して着物塾をやってみた。

どうもやる気満々になったらしい大きい姉さんから、今日も授業の申し込みが。

ならは後継者育成である。
日舞をやっていたから素地があるので早い。

今日は、アタシの絵絣木綿に、名古屋帯の締め方を伝授した。

2回目は自分で着る事が出来たので、そのまま散歩に出た。

すると向こうから、売れっ子の円山芸者の姐さんが歩いてきた。

流石姐さん。
大きい姉さんの顔は見ずに、視線は着物へ。

何を着ているかが一番知りたいところなのだろう。

着たらとにかく外出してみる。これが大切なのである。

歩幅、身のこなしは、やってみなければ判らないからだ。

無理に着物らしくする必要は無く、着ていれば自然にそうなる事がよく解る。

髪も長いしよく似合うではないか。今から着られるようになれば、着付け着物塾を引き継げる。

アシスタントにも使えるから一石二鳥である。

当分続けて、知っている事は残らず伝えたいと思っている。

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