先日パズーのトリミングに行った時に、待ち時間を利用して着物塾をやってみた。
どうもやる気満々になったらしい大きい姉さんから、今日も授業の申し込みが。
ならは後継者育成である。
日舞をやっていたから素地があるので早い。
今日は、アタシの絵絣木綿に、名古屋帯の締め方を伝授した。
2回目は自分で着る事が出来たので、そのまま散歩に出た。
すると向こうから、売れっ子の円山芸者の姐さんが歩いてきた。
流石姐さん。
大きい姉さんの顔は見ずに、視線は着物へ。
何を着ているかが一番知りたいところなのだろう。
着たらとにかく外出してみる。これが大切なのである。
歩幅、身のこなしは、やってみなければ判らないからだ。
無理に着物らしくする必要は無く、着ていれば自然にそうなる事がよく解る。
髪も長いしよく似合うではないか。今から着られるようになれば、着付け着物塾を引き継げる。
アシスタントにも使えるから一石二鳥である。
当分続けて、知っている事は残らず伝えたいと思っている。
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