すっかり疲れたらしいパズーは、お尻の傷口を赤くしたまま熟睡中。
パズーは犬だけれど、非常に感情が豊かです。
昨夜迎えに行かなかった事についての怒りとか、そう簡単には許せない気持ちなどが、表情や行動から解ります。
動物看護師さんも驚くほどの頑固なストライキだったわけですが、入院中でも沢山食べてぐっすり眠る犬がたくさん居ますので、驚かれるのも当然。
今日はパズーと呼んでも振り向かなかったり、飛びついて来なかったり、精一杯の抗議でした。
パズーには、手術中の記憶はありませんけれど、抜歯手術の時のように、遅くても日帰りで迎えに行った場合は、今日のような抗議は無いのです。
人も犬も苦手なので、小さいゲージに入れられて、知らない犬達と同室の状態で一晩過ごすのは地獄の辛さなのだろうと思います。
こういう様子を見ていると、とにかく慣れ親しんだ自分の布団で寝せてやって、離れずに一緒に居る事が最良だと改めて思います。
自分は犬なんだからしょうがないんだなんて思っていないからね。
むしろ、アタシや大きい姉さんと自分は信頼で結ばれている家族なんだと思って暮らしていますから、裏切られたような気持ちになってしまったわけです。
ある意味、気難しいパズーです。
近所でも有名。
子犬だった時、まだパズーの性格が判らず、代々木公園の広いドッグランに連れて行きました。
他の犬達に混じって、思い切り走りたいだろうと思ったから。
ところが、パズーはドッグランに入りませんでした。
それどころか、ドッグランに背を向けて座り込み、全く興味すら示しませんでした。
だから、生まれながらの性分なんだと思います。
ご近所さんでは、飼い主同士が仲良く交流して、公園で待ち合わせしたり、家を行き来したり、預けあったりしています。
子供のママ友と同じように。
アタシはそういうのが非常に苦手なので、パズーとの相性が良かったって事なんだろうね。
集団が苦手、協調性皆無。
大姉さんもそうです。
似た者同士の飼い主と犬ってことか。
動物恐怖症のアタシがパズーと暮らすようになった事は、周囲では本当に ??? な出来事だったわけですけど、最近はこういう運命だったんだろうと自分で思うようになりました。
人間が連れ添うのは、一般的に同じ人間なんだろうけれど、アタシは2回も離婚しているしね。
それにしても、添い遂げる相手が犬だとは想像していなかったよ!
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