2018年9月11日火曜日

やっと25度

今年の夏は暑かった。
過去形にしても良いものかどうか、とにかく今日はやっと25度まで下がり、少し長く歩く事が出来た。

文化村通りの百日紅は、僅かな花だけが残り、大粒の実を付けていた。
夏の花だから、暑い方が調子が良いのか、歩道に被さる位まで枝を伸ばしていた。

そこからまた神泉の小径を入ったら、紫式部が色付き、向日葵は種の重さで項垂れていた。

例年ならば、紫式部の実がまだ緑のビーズのような小粒のうちから、早く鮮やかな紫に染まらないものかと観るのだけれど、今年は猛烈な暑さで、遠回りさえ出来なかったのである。

だから、一気に秋が近寄って来てくれたような気持ちになった。

挨拶を交わすご近所さんも、やっと終わりみたいだねとホッとした様子で、中にはすっかりくたびれて、少し体調が悪いと言う人もちらほら。

確かに、夏の疲れが出る時期で、ウダウダと寝転がって居たいようなダルさがある。

恨めしくなるほど暑かった夏。
このまま静かに去ってくれれば良いのだけれど。

いよいよ週末は秋祭りである。

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