2018年9月11日火曜日

ブライダル小物

探せ探せ~

どこかにしまい込んだブライダル小物のボックスを探して、やっと出てきました。

これはあの人が、こっちはたしかあの人が、と、使った人の事を思い出したりしながら。

結婚式の衣装は、ドレスだけではなくて小物も必要で、ざっとあげると、上から髪飾りにベール、アクセサリー、グローブ、シューズ。

男性は式服以外に、フォーマルシャツ、シャツに合わせたタイ(蝶ネクタイだったりアスコットだったり)、チーフ、それからサスペンダー(使わない人もいます)、ベストやカマーベルト、カフスボタン、フォーマルシューズ 等々。

こういう小物は、普段は使わない物ばかりなので、レンタルする時に必要だと知り、さらにお金が掛かる事を知って、皆さん青くなるわけです。

男性のグローブは白で1種類ですが、ドレスの方は袖の長さ合わせて選びます。
男性は実際にはめることは無く、手に持ちます。
過去に、手にはめた新郎さんがいて、まるでタクシーの運転手みたいだと爆笑になりました。

女性は、長袖のドレスだったらショート丈、袖が無い場合はロング丈というように、どれを選んでも良いというわけではないのです。

今回はロングのグローブをつけます。

ご新郎の衣装探しに苦労していたのが、今朝入荷。
何故苦労したかと申しますと、身長が190cm超えなのです。
横幅がある方が見つけやすく、長身の場合はそもそもの数が非常に少ないです。
理由は多分、日本人で185cm以上は少ないから製造数も少ないという事だと思います。

問題はウイングカラーのフォーマルシャツです。
手が長いそうで、裄に合わせると、首回りも身幅も大きいサイズの既製品しか無いのです。

そこで、シャツの袖を切っちゃおうかと思っています。
上着を脱ぐことはありませんから、ひじの所にゴムを入れて付けてもらうのが良いと、今のところそう思っています。
上着の袖から、シャツのカフスが1~2cmは見えていないとおかしいので、そうするしかありませんね。

知ってしまうと可笑しいですけれど、知らなければ大丈夫。

衣装選びに必死な方々には、なかなか想像できないと思いますが、ウエディングドレスを着たままトイレに入るのは困難です。

お色直しの時に下着姿で入るか、間に合わなければ、裾を持ち上げたアタシが一緒にトイレに入ります。
ですから、ブライダルインナーとかいって、あまりガチガチな下着を勧めて欲しくないと思っています。
正直、何万もする下着をつけても、それほど見た目は変わりません。
ストッキングも履かなかったお嫁さんの方が多いです。
それより、一刻も早く衣装を着かえて、メイクも変えて、会場に戻る方が重要です。
コーラルでは、戻って来てから、お色直し入場まで15分と決めていて、ヘアメイクさんと何度も打ち合わせをしました。

一番大変だったのが、和装を脱ぐ→トイレ→ヘアメイクチェンジ→カラードレス のパターンで、「一口も食べられないでお腹が空いたー」と新婦さんが言うので、サンドイッチを口に詰め込んだパターンです。
今思い出すと笑えますが、当日の裏舞台はとても大変です。


こういう部分は、誰も教えてくれませんので伝えるようにしています。




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