2018年9月9日日曜日

ラッセルレース入荷


ドレスに欠かせないレース。
数百円の安価なものから、インポートの何万もするものまであって、比べてしまうと一目瞭然。

今は、安価なドレスも10万位で売られていますが、そういうドレスは、繊細な装飾ではなくて、生地のボリュームで豪華に見せるやり方で作られているように思います。

手仕事の部分を減らさないと採算が取れないという訳ですね。

今回は、ウエストから上の部分だけにレースを装飾する予定で、生地の用尺が少なくて済む分、イタリアのレースを使う事にしました。

リバーレースは、レースの最高峰と言われていて、ため息が出るような繊細さです。

小さなビーズを手で刺しているのですけれど、今日は20cm四方でギブアップ。
最初からビーズが付いていると思っている人も多いと思いますが、そうすると、裁断で取れてしまいますから、後からハンドで付けます。
ビーズが無くても成立しますけれど、有ると無しじゃ大違い。

特に今回はレストランでの披露宴なので、列席者の方々と距離が近いのです。


掌に乗せて眺めていたら、自分の手の小じわが目立って驚いてしまい、モノクロに加工しました。

レンタルドレスの平均価格を越えないというお約束ですので、どうしても使いたい、或いは必要な素材がある場合は、縫製代を削るようにしています。

ウエディングドレスの縫製代金は、シンプルなドレスで安価な設定のお店で8万~。
通常は12万~という感じです。

コーラルの場合は、すべて一人でこなしますので、時給換算にすると500円に届かないという現状があります。

そう言う事もあって、ドレスオーダーは顧客の方からの依頼だけにしています。




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早く着き過ぎた

銀座で休憩中。 早く着き過ぎた。 しかし、なんでイッセイミヤケのバッグ、行列出来ているんだろう。