友人からクリスマスベルが送られてきた。
cloisonne 七宝焼きで出来ている。
区切られた金属枠の中に、様々な色のエナメルが溶けている。
きれいな色に発色させるのには温度と過熱時間が大切で、これがなかなか難しい。
カラリンカラリンと、冬の風のような音がする。
濠太剌利に暮らしている彼女とは、実はまだ会った事がない。
いつか会おうねと約束をしている。
楽しみにしてますよ~とカラリンカラリン声が聞こえてくる。
彼女は、自分に区切りをつける為に頑張っている。
そんな彼女が、七宝のベルを選んでくれている様子を想い浮かべると、エールの熱を伝え続けなければと思う。
約束を果たそうね、いつか。
コアラが笑って頷いた。
ありがとう。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。