鶏団子の塩スープと、納豆、そしてたくあんポリポリ食べながら、頭の中では、この秋はまだモンブランを食べていないじゃないか!ということを考えていた。
ケーキの中では、モンブランも好きな部類に入るのだけれど、味というよりも、あのお蕎麦のように絞り出されたマロンクリームの魅力に惹きつけられてしまうからなのである。
どうしてモンブランだけニョロニョロに飾りつけられるのかは知らないけれど、あれはインパクトがある。
しかし、モンブランは、選び方を間違えてしまうと、もたれるというか、しつこ過ぎて口が曲がる可能性があるから、真剣に選ばなくてはならない。
甘い栗を更に甘くして、生クリームまで使うのだから、甘くて当たり前だけれど、最後まで美味しく食べられるモンブランにはなかなか出会わない。
真ん中部分がコッテリ生クリームではダメで、スポンジばかりでも物足りない。
そこで、マロンクリームの下部分に、適度な生クリームがあり、その中に、丸ごとと栗が入っているのがベストで、この場合、栗はあくまでも丸ごとで、刻んであっはダメなのである。
モンブランを買う時に、中に丸ごとの栗が入っていますか?とは訊きにくいし、入っていませんと言われた場合に、ではやめて他のお店で探すとも言いにくい。
従って、いかにも栗が丸ごと入っていそうな立ち姿の物を探して、思い切って買うことにしている。
明日買いに行こうかな。
ご飯を食べながら、目の前には無い他の食べ物の事を考えている状態って、なんだか貧乏くさいね、飢えてるみたいでさ。
モンブランは無いので、今夜のデザートは柿よ。
ご馳走さまでした。
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