今朝は、披露宴に列席のEちゃんにお着付け。
秋の礼装は、モノトーンを横段染めしたところに、友禅と刺繍で扇面や菊などの吉祥柄が描かれた訪問着です。
簡略化された付け下げより格が高くなります。
ご結婚の頃に誂えて、お呼ばれの多いEちゃんに、何度もお着せしています。
10月から11月半ば頃までは、羽織り物が要らない 帯つき の時期ですので、着物姿が映えます。
その後はコートなどで防寒するようになりますが、4月からは、また帯つきになります。
着付けをマスターすると、自分で着て、さて出掛けてみよう!となるわけですけれど、着付けも帯結びも、今ひとつ自信がないと言う場合は、帯つきを過ぎた頃からの外出がしやすいと思います。
コートが隠してくれますから。
羽織りものが要らないとは申しましても、それは決まりではありません。
肌寒いと感じたら、ショールなどが必要になりますし、もっと気温が低くければ、コートを着用します。
礼装には、羽織りは使いません。
道行きコートや防寒コートです。
羽織りは、洋服のカーディガンのようなもので、屋内でも脱がないのです。
コート類は、式場に入る時、どなたかのお宅を訪問する時には玄関の外で脱ぎます。
すっかり着慣れたEちゃん。
余興でダンスするとか言っていたけれど、大丈夫だったかな?
いつ見ても、和服姿は良いものですね。
皆さまも是非、これからの季節に、和服を楽しんで下さいね。
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