5時を過ぎて、少しだけ夕風が吹き始めた。
とにかく蒸し暑く、この暑さで無口になってしまう。
寒くて無口になることはないのだけれど、暑さで無口になるのは毎年のこと。
それに、昨日の今頃は、随分と楽しい時間を過ごしていたせいか、またいつものように台所に立って、ご飯を炊きおかずをさ作る現実が、ますます無口を運んで来る。
大雨の被害は深刻な状態で、積乱雲がいく層にも重なった状態が、激しい雨を長時間降らせたのだと説明されていた。
それが、地上からは、1つの積乱雲が停滞して動かないように見えるらしい。
人の心の内も、薄曇りくらいならば分かりやすいけれど、厚い雲が折り重なってしまうと、容易には晴れ間が見えなくなり、雲を流せば晴れ間が見える事すら信じ難く重くなるのだと思う。
雲を押し流すのは風だから、人の心にも、たまには涼風を送り込んでやらなければ大雨になる。
それを気晴らしと言うのである。
次の気晴らしはいつかな。
あ〜あ、やんなっちゃうね。
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