ちょうどイギリスの小説を読んでいて、その中に食事シーンの記述があった。
主人公が、田舎の農家に一晩泊めてもらうのだが、夜は美味しいスープと固パン、朝は新鮮な卵とトーストを食べる。
たったそれだけなのだけれど、素朴で美味しそうに読み取れた。
そうしたら、素朴な物を食べたくなってしまって、ふと思いついたのがひっつみ汁だった。
小説では、薪ストーブが燃える部屋の、素地のまんまのテーブル、木の椅子で食べるのだけれど、そこから囲炉裏を連想して、真夏のひっつみ汁になった。
暑いけれど美味しい。
どこの国にも庶民の食べ物があって、日常的に食べていれば、たまにはご馳走が食べたいものだと思うはずだけれど、食事の風景の描写を読むと、ご馳走が列記されているよりも、日常の素朴な方に惹かれるのは何故だろう。
子供の頃にテレビで見ていたアルプスの少女ハイジでも、お爺さんが作るトローリとしたチーズをパンにつけて食べるシーンに釘付けになった。
ひっつみ汁も、野菜を粗く刻んで、小麦粉を練って丸めてグツグツ煮るなんて書いたら、何処かの国の人の食欲を刺激するのかもしれない。
真夏のひっつみ汁、汗をかきかきいただきました。
妙に美味しかった。
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