これじゃなきゃダメだから

８年以上愛用している、パジャマのズボンを作りました。

マコシンシンが産まれた後だったか、名古屋へ行くにあたり、部屋着兼パジャマを買ったのね。
娘とはいえ、人様の家に泊まるわけだし、小さい姉さんだって、小汚い母親がうろついたらイヤだろうし、コミーだってビックリするだろうと思ったから。

それが上は西川リビングのやつで、下はワコールのこれだったのです。
ものすごく着心地良くて、穴があくまではいて、そうしたら、もう売ってなかったのです。
それが、一昨年、改良されたのが売り出されてワインとピンクを買いました。
だけれども、１万近くするのよ、これがさ。
パジャマの下だけで１万！2本で２万！

寝巻きと下着はケチるなと、亡母が言っていました。

急な事故や病気で運ばれた時、見知らぬ方々に見られた時に、きちんとした人だと思われれば、それなりの対応をしてくれるのよ、アンタわかってる？
と、何度も言われたのです。
そうして確かに母は、整理ダンスの引き出しの奥に、やけにトロンとした舶来のネグリジェ等を仕舞い込んでいました。
香りを移す為に、舶来の石鹸と一緒に。

しかしねぇ。
はっきり言って、また２万で買う気になれず。
だけどこれじゃなきゃダメだから、作りました。
簡単なのよ。
３０分で出来ちゃう。

伸びの良いニット生地で、沢山作っておくつもり。