2017年3月31日金曜日
ファッション迷い道 身長の壁
大人カッコいいを目指しながら、アタシには背が小さいという致命的な壁がありました。
既製服の標準は158センチです。
アタシは中学1年生で152センチになり、そこからは全く伸びませんでした。
亡母でさえ155センチはありましたから、超えることが出来ませんでした。
頭の大きさは多分変わらない訳ですから、6センチの差は大きなダメージです。
一世を風靡したベルボトム、当時はこんなにすごかったんです。
せっかくのベルボトムも、切った部分でスカートが作れそうなくらいのハギレが出ました。
ある日のこと
「ほら、買って来たわよ。これでも履けば?」
それは、今でいうロンドンブーツ、プラットフォーム、ウェッジソールで、デニムのサンダル型。赤いハートがついていました。
歩けるのか・・・?
中学三年生の時のボーイフレンドから映画に誘われました。
しゅうちゃんという男の子。
アタシは、持て余すくらい長いベルボトムに、母が買ってきたポックリ下駄のようなサンダルを履いて行くことにしました。
迎えに来たしゅうちゃんは、紺のブレザーにボタンダウンシャツ、チノパンにコインローファーというトラッドスタイルでした。
並んだら、アタシの方が背が高くなりました。
やった!! 勝った!
面白くも無い映画を観て、それから公園でしゃべって、そのうちしゃべることも無くなり、帰りたくなりました。実は、かなり足が痛くなっていたのです。
駅について早々に別れ、アタシはバス停に向かいました。
既にバスが来ていました。
乗らなくちゃ・・・と思い足り出したその時、アタシはバランスを崩してでんぐり返しをするように歩道に転がりました。人の足や空が見えて、必死に立ち上がったらバス停にたどり着いていたので無我夢中で乗りました。
足りだした所からバス停まで5メートルくらいあったはずなのです。
転んだ勢いで2回転くらいしたのでしょうか。
擦り傷、あざだらけで、アタシは靴に頼って背を高くすることを諦めたのです。
*しゅうちゃんとはその後すぐに別れました。 現在はクラスで一番おとなしくて女の子らしかった子がお嫁さんになっています。
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