2016年2月3日水曜日

人生の宝物

今日は幼馴染みのJちゃんの誕生日。
会えなくなってから10年は経過したろうか。
たまたま同じアパートで幼少期を過ごして、誕生月も1ヶ月違い。 50も半ばにさしかかり、共有出来る想い出を持っている友達は人生の宝物だとつくづく思う。
お互いに両親も他界しているので、懐かしい人々の思い出話が出来る唯一の存在。
毎年2月になると、いつか再会出来るよねと思う。 再会しなければならないと思っています。
Jちゃんのママには並々ならぬお世話になって、とてもお洒落だったママは憧れの人でした。 いつか再会出来たら思い出を書くつもり。
ママは言いました「若いうちにいっぱいお洒落しなね。」 そして、まだ小学校低学年だったアタシに、マニュキアがいっぱい入った箱を渡して、真っ赤なの塗ってごらんと笑った。 アタシは夏休みや春休みというと、いつもJちゃんの家に長期滞在してました。高校生になっても、度々泊めてもらったの。 杉並の古い戸建ての2階に寝床を作ってもらって。 朝、目が覚めて1階に降りて行ったら、ママは出勤するパパを見送っているところだった。パパが出勤すると、ママは下駄箱の上にあったタマシダの鉢植えにコップ一杯の水をさして、それからダイニングテーブルがあった隣の部屋の窓際に両膝を抱えて座って、いつまでもパパが歩いて行った前庭の方を眺めていた。まるで少女のような姿が忘れられない。
Jちゃん、お誕生日おめでとう。

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子鹿のバンビ

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