松濤美術館の前の通りは、柘植の植栽がしてあります。葉っぱは丸いけど堅そうで、優しげな感じはしないんだけれど、今の季節になると小さな小さな蕾がついて、来月頃には花が咲くんだよ。
柘植は将棋の駒なんかに使われるけれど、女性に馴染みが深いのは櫛だよね。
中学の修学旅行で京都に行った時、アタシは自分のお土産に柘植の櫛を買いました。
髪をとかしたり、椿油を使うと艶が出るって聞いて、真新しい柘植櫛が飴色になるまで使おうと思いました…が、歯が折れちゃった。 後で聞いたところによると、櫛は 苦死を連想させ、折れるから、プレゼントには贈っちゃいけないと知りました。
もう10年以上ショートヘアなので、櫛は仕事以外では使わないけど、鏡台に向かって長い髪をとく姿は色気があるよね。
※大きい姉さんが、腰まである長い髪を櫛でといてたけど、色気は感じなかったです(~_~;)
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。