一夜飾りは良くない と、昔から言われているので、気をつけて早目に飾るようにしているカレンダー。
以前は、商店や銀行などで貰えたものだけれど、何年前からか、1つも無いので買うようになった。
ずっと植物の絵柄を選んでいたのだけれど、今年のカレンダーは音楽の柄にした。
特に理由はないけれど、買いに行った日に、たまたまこれにしようと思ったから。
予定や買い物リストなど、忘れてはいけない事をメモするのが習慣になっていて、ただ日付けを確認するというより、メモ代わりになっている。
メモとか記録をつけるというのは、前向きな行為だと、昨年人質から解放された安田さんがインタビューで話していて、なるほど、前向きな行為だったかと気付いたところではある。
そう考えると、綺麗な植物の絵柄や、今年のように明るい音楽の柄を無意識に選ぶのも、小さな前向き行為なのかもしれない。
単調な日々の中で、1年12回は、今月はどんな柄だろうと、少しだけ楽しみな気持ちで捲る事が出来るわけだから。
そのために、買ったカレンダーは、絶対に開かないようにしているのである。
ところで、何故一夜飾りがダメなのかをあらためて調べてみた。
そうしたら、次の年の神様がやって来るのは、大晦日の朝で、大晦日の昼や夜に飾ったのでは間に合わないからだと知った。
そもそも、年神様が我が家に来ている事も気にかけた事が無いので、なるほどと思った。
それで、年神様は、松の内が過ぎると山に帰るそうで、次に来るのはお盆なのだそう。
祖父母の家には神棚があったかもしれないけれど記憶になくて、少なくとも実家には無かったから、こういった祀りごとには疎いのである。
こういった事は、ヤドリギのオトウやSちゃんが詳しいに違いない。
今日から大きい姉さんが出勤で、一気にお正月気分が吹っ飛んでしまった。
せっかく山から降りて来た年神様も、見回せば初老の女と犬一匹、鏡餅もガラスの細工物で、きっと呆れているに違いない。
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