さて、ちょっと結婚式について書きますね。
入籍、或いは事実婚でも、とにかくパートナーさえ決まれば、誰だって生活を始める事が出来ます。
従いまして、結婚式は、必ずしもやらなくて構わないわけですが、アタシは、一応、結婚式を挙げた方が良いと思っています。
何故かと申しますと、それは過去の苦いにがーい経験からです。
親族のみの小さな結婚式を挙げた経験があるのですが、それについてはまた後日書きます。
相手側からは、父親だけが参列しました。
遠いから仕方がありませんでしたが、その他の親族には写真でも送って報せるつもりでした。
しかし、身内は誰も居ないと言うのです。
何度訊いても、音信不通で付き合いが無いと、そう言われました。
居ないなら居ないで、ある意味簡単。
ですから、父親だけが上京してきまして、挙式は軽井沢でした。
20人も居ませんでしたから、あっと言う間に終わり、一泊して、皆んな帰って行きました。
それから半年も経たない内に、高齢だった、向こうの父方の母親、つまり義祖母が他界したのです。
これは行かねばなりませんね。
支度を整えて、和歌山に飛びました。あ、新幹線でね。
そうして、葬儀の準備を手伝って居ましたら、ポツリポツリと、喪服を着た人が集まりだしました。
ご近所さんかと思いきや、なんと、親族だったのです。
居ないって言ったじゃん!
皆さまにしてみたら、一体この小娘は誰や〜⁈ですよね。
段々冷や汗が出て来ました。
Tは、親族に囲まれて、
「なんよー、おまえいつ結婚したん?言わなあかんやんかー」と、口々に言われ、エヘラエヘラとしておりました。
流石に無言でいるわけにも行かず、アタシはしどろもどろしながら自己紹介をし、報せなかった事を詫びて回りました。
その結果、新しい親族だと言うことが周知の事となったわけです。
そうしましたら、今度は、馴れ初めやら、生まれや育ちなどの質問責めです。
皆さん、フンフン聞いて、、、
[そうかー、ほななかなか会えへんな。とにかくおめでとうさん!]と、口々にお祝いの言葉をかけて下さいました。
でーすーがー、忘れてはいけません。
その日はお通夜だったって事を。
まだ二十歳そこそこだったアタシは、何とか切り抜けましたが、二度とこんな恥をかきたく無い!と強く思ったわけです。
お通夜で自己紹介、おつやでおめでとうと言われる、、、もう、どんな顔をしたら良いやらでした。
結婚致しますと、多かれ少なかれ、親族とのお付き合いが始まります。
ですから、頻繁にはあわなくてかも、仏事の時はほぼ全員が揃います。
その時、この人だーれ?!
という状態は避けなければなりません。
これが、アタシが結婚式をした方が良いという考えになった理由です。
とにかく、最初に顔合わせをして、きちんと挨拶をしておく。
これ、重要です。
中には、確かにあまり交流が無い場合もありますし、お祝いが欲しくて呼んだと思われたくないと言うのも分かります。
ですが、仏事で顔を合わせる可能性があるならば、慶事のときにご挨拶を済ませておいたほうが絶対に良いです。
一軒一軒廻るより、いっぺんに招いた方が簡単!
以上です。
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