2018年8月26日日曜日

それ行けブライダル! 猫の手も借りたい


そもそも、何故ブライダルプロデュースの仕事を受けるようになったか、はっきりとは思い出せません。

最初は、家業であった貴金属装身具の関係で、エンゲージリングやマリッジリングのオーダーを受けていて、それから、衣装を頼まれるようになったことがきっかけで、ドレスを作り始めました。
更に、ギフトの仕入れが可能だったため、お引き出物も。
そうこうしているうちに、共働きで忙しかったりして、とてもじゃないけど打ち合わせどころか、会場を決めるのも大変なんです!と相談を受けたような気がします。

確かに、ホテルでも結婚式場でもレストランでも、ブライダルフェアというのを開催していて、お休みに2~3軒回ったとしても、どんどん決められなくなってしまうのです。

理由は、どこへ行ってもサービス合戦ですし、どこもそれぞれ、うちが一番!と宣伝しているわけですから、これは決めにくい。
逆に言うと、他よりも劣っている、、、例えば会場が狭いとかアクセスが悪いとか、そういう欠点を教えてくれると決めやすいのです。

自分が結婚するわけではないので、客観的な視点があることで、アドヴァイスがしやすかったという訳ですね。

それから、式場やホテルと提携しなかった事も大きいと思います。
お誘いを受けたことはありますが、提携は全部お断りしたのです。

これも理由は簡単。

A式場と提携したら、カップルさんがAに決めてくれると、私の利益になります。
そうすると、イマイチだと思っても、Aを勧めたくなりますね。
でも、Bの方が適している場合だってあるわけですから、BやCを提案できる状態に居たかったのです。

つまり、最近よく耳にするウエディングプランナーと言う職種とは違って、簡単に言うと、結婚準備代行屋のようなものです、、それもフリーランスの。

 たいていの人は、初めて挙式披露宴を行いますので(2度目3度目もあるけれど)何もわかりません。
一体いくらかかるのか、予算を決めるのも検討が付きませんし、何から手を着けたら良いのかもわからず、親御さんの意向などが入ってくると、喧嘩に発展する事も珍しくありません。
そこをスルーーーっと通り抜けて、当日まで行くしかありません。

これから挙式披露宴という方がいらっしゃるようですので、 それ行けブライダル 参考にして下さいね。

で、今回のご依頼は 8月9日に請けました。

見積もりを取った会場は9件です。
最終的に3件に絞りました。

Rちゃんは、古くからの大切なお客様ですが、実はまだ旦那様にはお目にかかって居ません。
会場の見学にも行っていませんが、すんなり決まりました。
そして昨日、日取りも決定。

申し込みの代行もしますので、お二人は余裕です。

その他、撮影、ヘアメイクのスタッフも決まっています。
同時進行で、衣装のデザインをつめています。
深夜に思い浮かんだデザインを、朝殴り書きして送信しています。

製作にとりかからないと、前撮り撮影まで3ヵ月~4か月、間に合わなくなってしまうという訳ですね。

ずっと決めている事は、会場についても衣装にしても、その他諸々、無理だったり駄目だったり、似合わないとか、そういうことはハッキリと伝えるようにしています。
これ、とても大切なのです。
お似合いですよとか、素敵な会場ですねなんて、訊かなくてもいくらでも言ってもらえますから。
そうではなくて、その予算では厳しいよとか、このデザインは無理でしょ!という意見の方がずっとずっと役に立つからです。

2019年2月17日 に決まりましたので、全力で頑張りたいと思います。



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